岡野くん

中学生編です。私が中学生のときは、なぜだか吉本新喜劇が大人気。特に、お邪魔しますか？とか「じゃますんでー」「邪魔すんなら帰ってー」「あいよー」みたいな感じです。それをよく岡野くんとしていました。陰キャラでも陽キャでもない岡野くんは、お笑いだけしたいという事で、出席番号の近い僕を誘ってはふざけてました。そして、ある日事件は起こります。次の社会の授業前「高田」先生という先生がするのですが、吉本新喜劇の「○○さんにこういう」「○○さん来ます」「○○さんびっくりします」「○○さん助けます」「二人は幸せになります」みたいな打ち合わせ芸？であってるのかな。それをしてた際、高田が来るやろ、高田来たらグランスくんともみくちゃになりますーと説明してたら、後ろにいました高田先生。「高田ってなんじゃ？」怖いです。普段怒らない先生なんです。部活では鬼の高田と恐れられていたらしく‥職員室に呼ばれました。二人正座ぁ！とキレる高田。すいません！と謝ると「何にすいませんなんじゃ！」とまくしたてる高田。静寂の職員室。すると教頭の真田が「ブフォ」屁をしました。笑いが堪えられない、私と岡野くんはクスクス。すると高田「何笑っとんだ（#^ω^）」と‥。だって教頭が悪ない？教頭が悪いよーいまのはと思いつつも平謝りの僕ら。すると、高田は「なにか言いたいなら先に聞く」と言うじゃありませんか。よし！と吉本新喜劇のくだりであり、悪気はないと説明。しかし「わしは吉本新喜劇知らん」終わりました‥。すると高田が「呼び捨てはいかん。人は苗字と名前がある。君たちが社会に出たとき、呼び捨てにしたら損するのは君たちだ。だから高田さんと言いなさい。いいね」真面目である。お笑いの真似事をしていたのに、いつの間にやら、お涙頂戴である。僕と岡野くんは「わかりました！」と言うと高田は「お笑いしちゃいかんとはいわん、でその吉本新喜劇ってのを見せてみろ」というので、岡野くんは「高田が来るやろグランス君」と言い出すと高田が「お前、呼び捨てはいかんだろうが(# ﾟДﾟ)」と話は続くのでした‥岡野くんよなぜそのネタにしたんだね‥