営業活動

現在の仕事と並行して、営業活動をする。
介護で言うと、ケアマネ事務所を訪問する→挨拶する→顔なじみになったら仕事がもらえるかもしれない。というくらいの確率だ。もう私がサービス提供責任者になった時、移動介助フィーバーは終わりを告げていた。

営業もやみくもにしても意味がないので、ターゲットを絞る。病院直営の事業所とかケアマネが多い所とか、空きがある事業所とか。責任者を交えて協議する。
「ここはよし」「ここはやめておこう」など次々と決まっていく。
その1か所、ケアマネがたくさんいる事業所と病院直営の事業所が私の担当になった。チラシを持ち、名刺を作った。

まずは、病院直営の事業所。
「すみません。ご挨拶に来ました」と言うと管理者が出てきた。
きたきたと思った瞬間に「営業はお断りしてます」と門前払いを食らってしまった。「資料だけでもお願いします」と頭を下げて何とか受けっとってもらえたが、そのような事が数回続き、心が折れかけていた。

ケアマネが多い事業所
挨拶に行くと、ワンフロアにたくさんのパソコンと人がいる。
やはり管理者さんが来てくれたが「話聞くよ」と言ってくれた。どうも、前回の発表を見てくれていたらしい。

「あれってどうかんがえたの?」と言いながら話していると、後ろから「お世話になっています~洋子さんのところよね」と社長さんがご挨拶に来たのだ。

社長さんも交えての3者で話すことになった。
「洋子さんに僕がね、訪問介護の挨拶言ったときにね、親身に話を聞いてくれたのよ。それが嬉しくて嬉しくて。相手にもされなかったからね最初。」
そんなことがあったんだ…洋子さん色々凄いと思っていた。

「グランス君だっけ。今度うちも訪問介護とかケアマネとか集めるから、合同の飲み会しようよ!」
飲み会!?すご…そんな事あり???
何とか気持ちにこたえたいと言ってくれた。収穫ありだ。すぐに日程を組み、LINEを交換した。

大収穫だ。洋子さんと社長に事の報告をする。
社長は「俺はパス。ちょっと…洋子さん任せるわ。」
社長は対外的な集いには参加しないらしい。

うちの会社からは、グランス・洋子さん・土屋・中島さんが参加となった。
待ち合わせの駅に行くと、お相手の会社の方も待ってくれており、合流してお店へと向かった。

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