見出し画像

コミュニケーションが苦手な方も必見【共感!】カウンセラーの仕事をしたい方のコミュニケーション能力を上げ方を解説します。

こんにちは、本間良介です。

今回は
カウンセリングの本質と実践に必要な
2つの重要な要素について
詳しくお話ししていきたいと思います。

これからコーチやカウンセラーを
目指される方にとっては
必見の内容になりましたので
ぜひ最後までご覧ください!

1.そもそもカウンセリングとは?

まずカウンセリングとは何かから解説します。

皆さんはカウンセリング!と聴くと
どんなことをイメージされますか?

悩み相談とか人生相談のような
イメージでしょうか?

この動画でお伝えしたいことは
カウンセリングは単なる
問題解決の手段ではありません。

カウンセリングは治療です。

クライアントさんの感情を受け止め
自己治癒力を活性化させることが主な目的です。

クライアントさんは苦しい感情を吐き出し
理解してもらいたいという思いで
カウンセリングを受けに来てくれます。

重要なのは問題解決を急がないことです。
まず、クライアントの感情を
安定させることが先決なのです。

2.カウンセリングの肝となる傾聴

そこで、カウンセリングの
核心となるのが「傾聴」です。

相手の話を遮らず
最後まで聞くことがとても大切です。

これは簡単なようで
実は実践に悩んでいる方も多くいます。

例えばクライアントさんが長々と話し続けても
途中で遮ることなく
最後まで聞き続けることができますか?

これは、カウンセラーとして
必要不可欠なスキルの一つです。

傾聴することでクライアントの感情が安定し
自律神経が正常に機能するようになります。

これはカウンセリングの効果を高める上で
非常に重要なプロセスです。

3.自己受容がカウンセリングの質を上げる

次に、カウンセラー自身の
「自己認知」について話しましょう。

カウンセラーは、自分自身のすべての面
つまり長所も短所も含めて
受け入れる必要があります。

これを「自己受容」と呼びます。

なぜ自己受容が重要なのでしょうか?

それは、自己受容ができていないと
カウンセリング中にクライアントさんを
無意識のうちに判断・解釈してしまう
可能性があるからです。

これは、カウンセリングの効果を
大きく損なう可能性があります。

自己受容ができているカウンセラーは
クライアントのどんな面も
受け入れることができます。

「この人はこうあるべきだ」
という固定観念にとらわれることなく
クライアントさんをありのままに
受け止めることができるのです。

そしてカウンセラーとして成長するためには
「傾聴トレーニング」が欠かせません。

4.脳のスタミナは付けられているか?

最低でも1時間は集中して話を聞き続けられる
「脳のスタミナ」を養う必要があります。

これは単に
辛抱強く聞くということではありません。

クライアントの状態をより良く理解し
適切なタイミングで質問や介入が
できるようになるためのトレーニングなのです。

実際のカウンセリングでは
クライアントさんの感情状態が
脳波の変化として現れるという報告もあります。

最初は、ガンマ波と呼ばれる
興奮状態の脳波が出ています。

これは、クライアントさんが
不安や苦痛を感じている状態です。

カウンセリングが進むにつれて
脳波はアルファ波へと変化します。

これは、リラックスした状態を示しています。

そして最終的に、ベータ波が現れます。
これは、問題解決モードに
入ったことを示しています。

つまり、カウンセリングを通じて
クライアントさんの脳の状態
そのものが変化していきます。

5.歴史から紐解くカウンセラーの役割

ここで、カウンセリングの歴史に
大きな影響を与えた人物の
カールロジャーズについて少し触れておきましょう。

ロジャーズはクライアント中心療法を
提唱した心理学者です。

ロジャーズの考えは
現代のカウンセリングにも
大きな影響を与えています。

彼はクライアントが自身で治癒していく過程を
支援することがカウンセラーの役割だと考えました。

つまりカウンセラーは問題を解決する人ではなく
クライアントが自ら問題を解決できるよう
支援する人なのです。

これは、現代のカウンセリングの
基本的な考え方となっています。

6.カウンセリングの実践方法

ここでカウンセリングの実践に役立つ
いくつかのアドバイスをお伝えしましょう。

まず、クライアントの話を遮らず
最後まで聞くことです。

これは先ほども述べましたが
非常に重要なポイントです。

次に、自分の意見や解釈を
押し付けないことです。

クライアントの話を聞いて
すぐに「こうすべきだ」
と助言したくなるかもしれません。

しかし、それは控えめにしましょう。

クライアントの感情を受け止め
共感することも大切です。

「そうですね、そう感じるのは当然ですね」
といった言葉かけが効果的です。

また、自己認知を深め
自分の偏見や判断を意識することも重要です。

自分の中にある固定観念や先入観に気づき
それらがカウンセリングに影響を
与えないよう注意しましょう。

そして長時間の傾聴に耐えられる
スタミナを養うことも忘れずに。

これは実践を通じて徐々に
身につけていくスキルです。

7.カウンセリングの心構え

カウンセラーとしての心構えについて
僕の先生がこんなことを言っていました。

「会ってほっとできる人になれ」と。
これは非常に重要な点です。

クライアントさんに安心感と信頼感を与えられる人間性を持つこと。

これは、カウンセラーとして
成功するための基本中の基本です。

技術や知識も大切ですが
それ以上に、人としての魅力や信頼性が重要です。

そしてクライアントの感情の変化を
より敏感に感じ取る能力を磨くことも大切です。

言葉だけでなく、表情や声のトーン
身体の動きなどからもクライアントの
感情を読み取る練習をしましょう。

8.まとめ

最後に、カウンセリングは
単なる技術ではないということを
強調しておきたいと思います。

カウンセラー自身の人間性と自己認知が
カウンセリングの質を大きく左右します。

技術や知識を学ぶことはもちろん大切ですが
それと同時に人間としての成長も目指してください。

クライアントに寄り添い
真摯に向き合える人間性を育てることが
優れたカウンセラーになるための近道なのです。

カウンセリングの世界は奥が深く
学びの尽きない分野です。

しかし、その分やりがいも大きいのです。
一人でも多くの人の心の支えになれるよう
日々研鑽を重ねていきましょう。

今回の記事が皆さんのカウンセラーとしての
成長の一助となれば幸いです。

カウンセリングの本質を理解し
実践に必要な要素を身につけることで
きっと素晴らしいカウンセラーになれると信じています。

【ご質問やご相談はこちら!】

⬇️こちらのリンクに「コーチング希望」と送信!⬇️

【期間限定セミナー開催中!】

【電子書籍も好評発売中!】

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?