仮説実験授業
仮説実験授について思うことを書きたいと思います。
仮説実験授業は若い方にはなじみのない言葉ではないでしょうか。
知ってます?
調べれば出てくるのですが、板倉聖宣さんと言う方が
1963年に提唱されたものです。
え!60年前!!!
まぁ、より詳しく知りたい方Wikipediaを見てください。
さて、その仮説実験授業は
なんと!
教科書を使いません!!
授業なのに、教科書使わないんです。
授業では『授業書』というものを使います。
授業書は60年もの間、多くの先生達が実践し、結果を出してきたものです。
私は仮説実験授業の『授業書』を中学生の時に何度も受けたことがあります。
理科の先生が、教科書も使わず授業をしていました。
でも、最高に面白かったです。
『授業書』は面白いんです!
教材は使い回し🆗
普通の授業では、同じ学年を続けて担任しても、同じ教材が次のクラスで通用するかは分かりませんね。
しかし、『授業書』は通用します。。と言われています。
また、『授業書』では、同じ教材をずっと使えます。
だから、授業準備が、『授業書』の印刷くらいで済むことがあります。
もちろん、教材はアップグレードされていくので、回数をこなせばよりよい授業となるでしょう。
学習指導要領
教科書は学習指導要領を元に作られているのはご存じでしょう。
仮説実験授業の『授業書』は60年も前に作られたので、現行の学習指導要領とは中身が少し異なることもあります。
ですが、そこは毎年多くの先生達が実践し、微調整を加えておられます。
また、今も昔も、教える内容については実は大きく変わっておりません。
仮説実験授業の『授業書』は理科で使われることが多いです。
知らない方が『授業書』の中身を見ると、こんなこと理解できるはずがないとか、ここまで教える必要はないとか言われます。だいたい。
しかし、授業が終わってみれば、楽しく、そして、分かりやすいというのが仮説実験授業です。
ちょっと興味が湧いてきましたか?
誰でも楽しい授業ができる画期的発明
仮説実験授業は『授業書』の書いてある通りに授業を進めます。
話すのが上手くない
子ども達をまとめられない
きちんと叱れない
そんな先生でも、若い経験が浅い先生でも大丈夫
『授業書』通りに進めれば、成果が出せるのです。
誰でも楽しい授業ができる画期的発明を60年も前に板倉聖宣さんというかたが残されたのです。
最近は、あまり聞かなくなりましたけれど、、、。
仮説実験授業の『授業書』の進め方等について興味のある方が多そうなら、続編を考えます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?