【介護日記】#3 せん妄と闘った肺がん末期の義父介護

私は39歳の主婦です。今回は私が末期肺がんだった義父の介護をした体験をお話ししたいと思います。

義父が最も大変だったのは、せん妄による徘徊でした。私自身は150cm未満の小柄な体格で、身長170cm弱の義父が倒れたとき、義父を起こすのは一筋縄ではいきませんでした。さらに、当時1歳だった息子がいたため、義父から大声で何度も呼ばれることが精神的にもこたえました。

しかし、悩んでいても仕方ないので解決策を見つけるしかありません。私たちは訪問看護の日数を増やすことを決意しました。これにより、日中は息子のために必要な時間を確保することができました。

また、義父が処方されていた薬の副作用でせん妄が起きることがわかったため、薬の服用時間をずらすことを試みました。特に、せん妄が訪問看議師さんの来訪時間帯に合うように、薬の服用時間を調整しました。これにより、訪問看護師さんの援助を最大限活用できるように工夫しました。

そして、息子の寝かしつけや育児の時間と介護の時間をできるかぎり調整することで、家族で義父の介護を続けられるようになりました。

介護は大変ですが、私が皆さんに伝えたい一つのアドバイスは、「一人で抱え込まないこと」です。どんなに困難な状況でも、専門家に頼ったり、家族に頼ったりして、最低限の睡眠と食事の時間を確保することが大切です。また、メンタル面も見逃せません。誰かに愚痴を吐くことでストレスを解消し、自分自身を維持することが大切です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?