見出し画像

動く瞑想?合気道のススメ!

 何か新しいことをはじめたい・・・・・・そんなあなたに合気道をおすすめします!

1. 合気道とは

合気道とは、植芝盛平(1883~1969)という方がはじめた現代武道です。

 柔術、剣術、杖術といった武術のエッセンスが取り入れられています。
 また、相手との調和をはかることで、互いを高め合うことがねらいとされています。

 実際にどのような動きをするのか、ぜひ動画をご覧ください。

2. 合気道をおすすめする理由

 合気道をおすすめする理由は以下の4つです。

  • 試合のプレッシャーがない 

  • 自分自身の内面を見つめられるようになる

  • 何歳からでも始められる

  • 奥が深いので長く続けられる

2. 1. 試合のプレッシャーがない

 一部の流派を除き、合気道には試合がないので、相手に勝たなけれ    ばならないというプレッシャーがありません。
 そのため、相手と共に自分を高めていこうという気持ちで稽古に取り組むことができます。

2. 2. 自分自身を見つめられるようになる


 合気道は「動く瞑想」といわれています。
 理由は、いわゆる瞑想と同じように「今ここ」の自分自身を見つめる武道だからです。

 合気道では、相手にばかり集中していると無駄な力が入り、うまく技が決まりません。
 「今ここ」の自分自身がどのような状態なのかを見つめることに集中することで、相手と調和しうまく技が決まるのです。

2. 3. 何歳からでも始められる

 合気道は中高年からはじめる方も多い武道です。
 理由は、前述したとおり相手との対立関係がなく、そのため他の武道や格闘技よりも怪我が少ないためでしょう。

 年齢を理由に何かをはじめるのにためらっている方にうってつけではないでしょうか。

2. 4. 奥が深いので長く続けられる

 合気道は奥が深い武道です。
    
 型を覚えるだけではうまく相手に技をかけることが難しく、長年かけてじっくり体の使い方を習得する必要があります。
   
 実際、私は合気道をはじめて12年目(2022年現在)になりますが、まだまだ未熟だなと感じるときがあります。

 だからこそ、飽きることなく長く続けられる武道なのではないかと思っています。

3. 合気道をおすすめしない人

 残念ながら、合気道をおすすめできない人もいます。

  • すぐに成果を出したい人

  • 相手を打ち負かしたい人

3. 1. すぐに成果を出したい人

 「すぐに技をかけられるようになりたい!」
 このように思っている方には合気道はおすすめできません。
 
 なぜなら、前述したとおり、きちんと技をかけられるようになるには長年かかるからです。
 
 合気道にはじっくり稽古に取り組む辛抱強さが必要になります。

3. 2. 相手を打ち負かしたい人

 相手を倒して勝利の喜びを味わいたい人にも、合気道はおすすめできません。
    
 こちらも前述しましたが、合気道は相手と共に互いを高め合う武道であり、勝つための武道ではないからです。
    
 相手に対して無理に技をかけようとすると、余計に技が決まらなくなったり、大きな怪我につながったりします。

4. 合気道をはじめて変わったこと

 私自身、合気道をはじめて変わったと実感できるのは、

  • 無理なく運動を続ける習慣がついたこと   

  • 自分の内面に敏感になったこと

    の2つです。

4. 1. 無理なく運動を続ける習慣がついた

 心身の健康にとって、運動は欠かせないと言われていますよね。

 私は週に2回、稽古に通っているので、最低でも週に2回は運動をする習慣がついています。

 私は、合気道を続けるにあたって身体的・精神的な負担を感じることはほとんどありません。
 なぜなら、前述の通り試合のプレッシャーがなく、自分のペースで稽古に取り組むことができるからです。
    
 このように、運動を楽しく無理なく続けられるといいですね!

4. 2. 自分の内面に敏感になった

 合気道は自分自身を見つめる武道です。

 そのため、合気道を続けるうちに日常生活のなかでも自分の内面の様子に敏感になりました。

 たとえば、「今は落ち着いているな」とか、「今は焦っているから、深呼吸して落ち着こう」と言った具合です。
    
 良いことだけではなく、怒りや悲しみに対しても敏感になってしまいましたが、そういった感情にもいち早く気づけるようになることで、深呼吸をする、気晴らしをするなどの対処ができるようになりました。

5. まとめ

  合気道は試合がなく、自分自身を見つめられる武道です。

  何歳からでもはじめられ、長く続けられるので、ぜひ挑戦してみてください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?