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【全文無料】2024CL福岡DAY2に進出した普通のパパプレイヤーがした成功と失敗【ロスギラ】


初めましての方は初めまして、神戸でポケカを楽しんでる2児のパパのしまんちゅです。

さて、2024/2/17.18に開催された2024CL福岡にて、DAY1を7-2で抜けてDAY2に進出することが出来ました。

ですが、実を言うとDAY2では自分の選択したある行動で大失敗をしてしまい、結果1-4という悲しい結果となってしまいました。
しかしながら、これも学びやなと思って同じ失敗をしないようにちょっと反省の意味も込めてnoteを久しぶりに書いてみようと思いましたので筆をとりました。

今回の記事では、デッキ選択の理由・当日のマッチアップに加え、パパプレイヤーとしてのポケカとの接し方、CL福岡での成功と失敗について仕事に例えることで、皆さんの何かの気付きになればいいかなと思いましたので、記載させていただきます。
失敗編だけでも読むとエンターテイメント性があるかもしれません🤣

あと、私実は誕生日が2/19でして、お祝いで投げ銭してくれたら喜びます😊
つたない文章かと思いますが、よろしくお願いいたします。



自己紹介

私は神戸市内在住で2児のパパのしまんちゅといいます。ポケカは2022/1のスターバースから始めました。
実績と言うほど大げさなものではありませんが、いくつかの大会で上位入賞したことがあります。
2023トレカフェス京都 ベスト16
第2回寝落ち杯 ベスト4
2023 S1優勝 S4ベスト8 CSP155


特に何かのチームに所属している訳ではありませんが、シャロンchとサーニーゴchのメンバーシップに登録していて、そこで知り合った方々とは仲良くさせていただいています。

デッキは昨年は1年間ロスギラを使ったと言い切れるぐらいには、ロスギラをずっと使っています。その1年前はミュウを1年間ずっと使ってました。

ポケカを始めた理由は、私はもともと頭を使うゲームが好きなのですが、コロナ禍になって子育てもある程度落ち着いて、新しく始める趣味を探したときに、

①家でも夜に人と対戦出来る
②頭を使う戦略的なゲームで操作スキルがいらない
③お金があれば準備時間が最小限でいい
④環境が追いやすい

これらの条件にすべてマッチしたので始めました。

我が家では私がポケカをするときのルールが一応あって、
①優先順位は【家族行事≧趣味(ポケカ)】
②自主大会・シティリーグ・CLなどは月に1回までの参加(家族行事優先するとおのずとこの程度になる)
③平日は夜のリモートポケカを基本とし、大型大会前の1週間はジムバトルやら対面練習も可、休日は家族行事終わったあとに時間が合えばジムバトルもOK
④妻も趣味で遠征したいときがあるので、その時は子供とお留守番して妻が楽しめるように協力する。
⑤大会前以外は週2~3はフィットネスジムに通うこと(健康大事)
これを守って、家族の協力を得ています。
(最近はフィットネスジムに行けてませんが・・・・)

仕事はそれなりの企業の品質保証部で働いていまして、問題が発生した際に仕事でいつもやっている

①現状把握
②問題解決
③再発防止対策の検討

これらはそれぞれ、

①環境考察
②環境や各デッキへの対面に対してのアプローチの検討
③同じミスをしないための反省

と言い換えることが出来て、それなりに役立っているなと感じます。

職場でも親しい人には趣味をオープンにしていて、ゲームやるし、アニメも見るし、ポケカもやることを知っています。
部下の新入社員くんもゲーマーでジャンルは違いますがお互いがハマっているものを楽しく話したりしています。

成功編(環境考察~DAY1終了まで)

ここからは順調にことが運んだDAY1通過までの成功について話していきます。

環境考察とデッキ選択(DAY1編)

さて、皆さんもいつもご覧になっているであろう、ポケカ飯さんの最新のシティリーグ環境Tier表をみてみましょう。

ポケカ飯さんのサイトから引用

上記のリストを見てみると、圧倒的にリザードンが環境を支配し、Tire2以下にルギア・パオジアン、古代バレット、アルギラ、ロストバレットと続く環境でした。
少なくとも、リザードンには有利でTier2のデッキにも有利か何か逆転の手段があるデッキを選択しないといけないと考えました。

最初はロスギラを握るつもりは無く、古代バレットやアルギラを練習していました。ですが、これらのデッキをうまく回せないため、最終的に先行でも後攻でも安定して、再現性と対応力の高いロストを選択したいと考え、下記の条件を満たすロストのデッキ構築をずっと悩んでました。

①リザードンのワンパン手段が強制気絶と草弱点の2種類がある
②こちらが先行をとったとき、2ターン目に後ろのルギアをワンパンできる可能性がある
 (相手が先行でぶん回ったときは諦め、何とかなれば嬉しい程度)
③ゲッコウガ軸とし、月光手裏剣とロストマインで小粒も取れ、後半の手札干渉+呼び出し札で逆転できる可能性があるデッキ
④ロストのミラーを考えたときのナンジャモ2、ツツジ1
⑤サポへのアプローチのためのポケギア1
⑥ギラティナVを1枚以上採用できるデッキ

①はリザードンにミストエネルギーの採用が増えるだろうと想定したため、草タイプのポケモンは必須だと考え、シェイミ・テツノイサハあたりが必要だと思っていました。
②は先行でぶん回ったルギアは、カビゴンを何体か出される時点で勝てないと思っていたので、こちらが先行の際にワンチャン裏のルギアを倒す選択ができるデッキにしたかった
③はいわずもがなですが、安定感と小粒対応を考えたらこの選択をしたい
④はサイド4枚での手札干渉手段としてナンジャモを打ちたいのでこの配分
⑤はアクロマの他、すべてのサポに触れる可能性がある安定感が必要だと考えていたので、絶対にポケギアは入れたかった
⑥は古代バレットがTier2にいる時点でハバタクカミに何もできないということが無いようにギラティナVが1枚以上採用可能なデッキ

これらすべてを満たそうと思って、あーでもないこーでもないと泣きそうになりながらデッキを考えていました。

そんな中、ロスギラ使いにとって衝撃だったラッシュCSで準優勝したはるnさんのあのロスギラのリストが公開されました。

このリストを見たときは本当に感動しました。
私の現状把握に対して①~⑥のすべてを満たすことができ、配信では後攻でパオジアンに対してギラティナVでスターアルケミーをし、プライムキャッチャーでセビエを倒してました。後攻でパオジアンに勝てるプランがいままでのロスギラでは最終盤面での手札干渉+カウンターキャッチャ+ロストマインor月光手裏剣でビーダルをとって縛るというプランしか私の頭にはなかったのですが、逆にこちらが後1でほぼゲームを決めれる可能性があるという事実に驚きを隠せませんでした。

あの配信の試合を見た瞬間、【デッキはこれだっ!!】と確信し、残りの1週間をサニメンのランクマ・ジムバトル・オフィシャルリモートポケカの3つでひたすら練習と調整をやりました。

それでもまだ時間が欲しいと感じて、業務が忙しい中で上司にどうしても休みたいとお願いし、新入社員くんにも悪いと思いながら、2/15に1日休暇をいただきひたすら練習しました。
上司も新入社員くんも【練習頑張ってくださいっ!!】って言ってくれてホンマ嬉しかった。

なんやかんやして、DAY1の完成したリストが添付の通りです。
Eレギュのトレカフェスで使用したリストも添付して違いを見ます。

2024 CL福岡 DAY1のデッキ
2023 トレカフェス京都のデッキ(Eレギュ)

1年間ずっとロスギラを使い続けてきた私にとって、レギュ落ち前後でのプレイの変化点としては、

①テツノイサハでのリザードンワンパンのために草エネの優先順位が上がって4枚、超エネの優先順位が下がって3枚になったので、基本エネの管理は今までの感覚でやらないこと。
②森の封印石の使用で足りないパーツあと1枚を持ってくることは可能になったが、一方でエネの管理はきつくなるのでメリット・デメリットを考えて適切に森の封印石を使うこと。
③頂への雪道が消えた分、後半のまくり性能は低下したかもしれないが、一方で安定札を増やすことが出来ているので、後半にまくるまでの要求を下げれるように、ピジョットex・ビーダル・キュワワー・ゲッコウガなどのシステムポケモンは優先して倒せる状況を作る

上記の3点が主たる変更点だったので、1週間の練習である程度は判断が適切にできるレベルに持ってこれました。ただ、それでもルギアには先行を取っても厳しいので、そこは相手の事故を祈ることしかできないなとは思っていました。

DAY1の試合結果

2/16は普通に働いて、仕事終わってから博多に向かいました。
家族と職場の方々に【頑張ってきてっ!!】と言われて神戸の地を離れます。

さて、DAY1当日のマッチングと結果は下記の通りでした。

1回戦 後 古代バレット 6-4⭕️
2回戦 後 青月ロスト 6-4⭕️
3回戦 先 青月ロスト 6-3⭕️
4回戦 後 ロスギラ 5-6❌
5回戦 先 ロスギラ 6-4⭕️
6回戦 先 古代バレット 2-0⭕️ 
7回戦 後 カビゴンLO 6-0⭕️
8回戦 先 リザードンビーダル 6-5⭕️
9回戦 後 パオジアン 5-6❌

簡単に試合内容を振り返ります。

1回戦 後 古代バレット 6-4⭕️


初戦で明確に不利な相手と当たって嫌だなぁと思ってゲームがスタートしました。ですが、相手の方の動きが悪くサイドを先行でき、エネルギーのついたポケモンを適切に倒しながらゲームを進められ、最終的に相手のトドロクツキが280点の打点が出ずに倒し切って勝てました。
勝因は、安定に寄せたデッキ構築にしたことでこちらは最低限の動きがしっかりできるようにしていたからだと考えています。

2回戦 後 青月ロスト 6-4⭕️


青月ロストだとわかり、これも嫌だなぁと思ってゲームがスタートしました。ですが、転機のターンが訪れます。相手のトドロクツキが前のターンに私がボールタウンをロストしていたのでスタジアムが無く、くるいえぐるでギラティナVを倒してくれました。残りサイド5で場には残りHP30のトドロクツキ、マナフィ、キュワワー2体、ゲッコウガがいる。なので、このターンにロストマインでトドロクツキ、マナフィをとり、キュワワーに10点ずつダメカンを乗せ、相手のゲッコウガを縛り、手札干渉をし、自分は月光手裏剣を打てる状況にしました。なので相手は、
①ゲッコウガを逃がし、ヤミラミを倒す
②すごい釣り竿からボールでマナフィをベンチに復帰する
③キュワワーをバトル場に出し、入れ替えカートを使用するか、ジラーチを出す
これをしないと勝てない盤面とし、【流石に勝ちやろー】と思っていましたが、なんと相手の方この要求をすべて満足して手札干渉までされて返してきました。その手札干渉でサポート(何かは忘れました)が手元にあり、最終的には何とか勝てましたが、どちらが勝ってもおかしくなく、もうナイスゲーム過ぎてお互いの健闘をたたえてDAY2で会いましょうとお話しし、Xのアカウントを交換してその場を離れました。

3回戦 先 青月ロスト 6-3⭕️


このゲームはもう最低でした。まず相手の方が現れない、ジャッジの方から前の試合の後のデッキチェックでスリーブの交換対応が必要になってそれをしているっていうのを聞いてとりあえず待ってました。
相手の方が来て挨拶してデッキカットしてサイド置いた時に、【あのー、サイドの取り方指定していいですか?サイドのこのカードの折れが気になってぇ】と言われて、ジャッジを呼ぶと、そこからジャッジが私のデッキを一通り見て気になったカードをランダムにして入れ替えて、【試合が終わった後でデッキチェックをする可能性がある】と言われ、【はぁ~、なんでやねーん】と思いながらゲームはスタートしましたが、ジャッジの方がもう最初から最後までお互いの後ろについてゲームしたんですよ。【勘弁してくれー】って思いながらゲームしましたが、こっちは順当に回って番を返してもなーんかプレイは遅くて態度も悪くてぶつぶつ言ってたんですよね。まぁ、順当に回って勝ったんですが、私のデッキはジャッジが確認しているのに、相手はさっさと消えたんですよね。【お前がいちゃもんつけて、さっさと消えるんかーい】って思いましたね。隣で私たちを見てた方も【あなたの態度はよかったですよ】と言ってくれる程度にはやってたんですけどねー。。。
このゲームの勝因はどんな状況下でも平常心でプレイできたことですかね。ジャッジに挟まれてプレイする経験はトレカフェスのトナメやシティリーグの決勝でしてたし、普段の仕事柄、どんな時でも常に平常心で仕事してたので。こういう場面でプレミして負けるのは悲しいですからね。

4回戦 後 ロスギラ 5-6❌


ロスギラとわかった瞬間、今日有利対面全然踏まないなぁって思いながらゲームスタート。最終盤面はサイドが5-5、相手にツツジを打たれて、ギラティナが前で裏にキュワワー、こっちはゲッコウガ、ウッウ、ヤミラミの状況で、手札がジェットエネと水エネで、超エネかミラゲを引けば勝ちの状況でした。ヤミラミ前でドローしてキュワワーを引き、隠し札でジェットエネとナンジャモを引き、キュワワーにジェットエネ貼る選択をし、ナンジャモを打って、次の花選びでミラゲを引かず、負けてしまいました。この次のドローがミラゲだったのが山を見てわかり、本当に1枚の差で負けたゲームだったのでこれは仕方ないと納得して、相手の方と健闘をたたえてXのアカウントを交換して離れました。


5回戦 先 ロスギラ 6-4⭕️


ごめんなさい、何も覚えてません。いや、今だから覚えていないわけじゃなくて、次の試合にいったときにはすでにゲーム内容忘れるぐらいには消耗してました。不利対面3回とミラー2回ってどないなっとんねーんって思いながらゲームして、勝てたけどもうしんどすぎて倒れてました。ナイスゲームだったのでXのアカウントを交換したことだけは覚えています。


6回戦 先 古代バレット 2-0⭕️ 

相手の方の事故で、トドロクツキが場に2体しか出せず、これを倒して種切れ勝ちしました。やっと初めて、余裕のある勝利が出来たので相手の方と話しながら頭を休めてました。時間になる前にXのアカウントを交換して別れました。


7回戦 後 カビゴンLO 6-0⭕️

バトル場ピジョットVスタートを見た瞬間、【イダイナキバはやめてくれー】って思いながらゲームスタート。キュワワーとギラティナだけで番を返し、カビゴンが出てきて一安心。いらないポケモンをロストに送り、ナンジャモなどもしっかりと抱えて引き裂くを打てて調子よかった。ですが、ここで今までの疲労からか、ロストが10枚あると勘違いし、Vstarに進化した状態でヒーローマント付きのロトムVをレクイエムで倒そうと思ったら、9枚しかなくてワンパンできず、虚無のロストインパクト280を打って、ボタンで回収されて発狂してました。そこから、引き続きロストマインと引き裂くをひたすら打って、何とか勝ちましたが、もうこれで負けたら一生後悔していたので勝ててよかったです。


8回戦 先 リザードンビーダル 6-5⭕️

お相手とお話していると、何かpapapokekaさんが身内って言ってて、【あれ?DDYの人?でもこの人知らない、誰だろ?】ってなってアカウント名を話すとなんと1年以上前からシャロメンで付き合いのあるフォロワーさんだったことが発覚。【ここで当たっちゃうかぁー】って話ながら、【でも、考え方を変えるとここでどちらかはDAY2確定したってことなんで、勝った方は負けた方を全力で応援しましょう!】って言ってゲームをスタートしました。ゲームとしては、こちらが1-2-1でサイドを取って相手のビーダルを倒して動きを止め、サイド4枚とった時点で手札干渉してリザードンexで攻撃しなければいけない場として、最後はテツノイサハでリザードン倒して勝ちました。普通に回ったらこちらが勝てる対面だと思っていたので、勝てて一安心しながら、【一緒にDAY2行きましょうねっ!!】って言って別れました。


9回戦 後 パオジアン 5-6❌


とりあえずDAY1抜けて良かったですねーって言いながらゲーム開始。勝ったらトナメもあり得るラインなので、楽しみながらも油断せず。が、ポフィンでセビエとビッパが並んで絶望。さらにサイドにウッウがいて、後1でセビエも取れなそうなのに更に絶望し、終盤の手札干渉カウンターキャッチャーロストマインに全てを賭けてました。
想定通り、キュワワー2体とギラティナVでサイド4枚献上し、山が厚い状態でセグレイブを縛ってビーダルを倒し、サイド4枚になりました。相手は予定通り止まってくれて、セグレイブ、セビエ、パオジアン、ネオラントの4体がいる状況で、ロストマインをどこに置くかって選択を迫られました。ハンドにボスはあったのでギラティナを置き、Vstarに進化して裏のネオラントを取れるようにして、アタッカーのパオジアンから先に倒す選択をしました。が、ギラティナは進化出来ず、パオジアンとセビエを取ったあと、カウンターキャッチャーでギラティナVを呼ばれて釣竿で戻ったパオジアンにヘイルブレードを打たれて負けました。今思えば、先にセグレイブとセビエから倒した方がエネ加速出来ないんだから、パオジアン前に出てきてもどうしようもないんやからそっちの方が勝てたかもしれんやんって思うとちょっと悔しかった。でも後攻の不利対面であと1ターンの差で負けたからまぁしゃーないと割り切りました。

DAY1終了

結果が出ました。

この中に名前あるって驚き〜

1317人中33〜48位の順位でした。
この順位は出来すぎやと思ってます。

私は本気になった趣味に取り組む際には上位10%になれるまでは努力すると決めています。
上位5%は本当に全ての時間を捧げられる人、上位1%は更にそこに運も全て持ってる人しかなれないものだと思ってますが、上位10%は努力の範囲で何とかなると考えているからです。
今回の結果はその上位5%になる事が出来てました。

今まで本気になった趣味に【BORDER BREAK】という10vs10のチーム戦でロボットを操作して対戦するゲームがあるのですが、そのゲームでも全国大会の参加枠100人に対して数万人が予選を戦うとう事があったのですが、200位で散る程度には本気でやってました。当時は学生だった事もあり、全ての時間を捧げて、休日は朝9時から閉店まで食事以外の時間はずっとゲームセンターでプレイするぐらいには取り組んでました。

多分、学生時代にポケカに出会ってたら、同じことをポケカでしてたと思います。

ですが今はと言うと、私には私を支えてくれる家族がいて、家族が一番大事なので学生の頃みたいに趣味にはそこまで時間をさけません。なので、出来る範囲で本気で取り組む必要がありました。

なので、環境を整える必要があると考えて、今シーズンからサーニーゴchのメンバーシップに登録し、夜9時から定期的に開始されるランクマッチで対戦•環境把握•デッキ内容の確認をよくやってました。

シャロンch時代からの知り合いも何人かいたので、その方々とも色んな話をしながらポケカを楽しんでました。

そんな中、知り合いの方とCLの場で対戦し、お互いにDAY2に抜けて健闘を讃えあい、会場を出るとDDYの知り合いの方々がいて、ハイタッチで一緒に喜んでくれたのは本当に嬉しかったです。

家族からも祝福のメッセージがあって、Xでも色んな方々が喜んでくれて、感激してました。

DDYの方々と別れ、急いでとったホテルに向かってDAY1の戦いが終わりました。

成功の要因

さて、ここまで一通り書きましたが、何でうまくいったのか自分なりに整理します。


①適切な環境把握とそれに対する回答の準備

私は仕事柄、不具合対応をよくやるのですが、新入社員くんにはよく【現状把握が一番難しいから、これをちゃんとやって問題点を明確にしてから適切な対応をしなさい】と指導しています。
これはポケカも同じで、適切な環境把握をして、各対面に対して勝つための答えを自分なりに準備しておいたのが、要因の一つだと思います。

具体的には、4回踏んだロスト対面はナンジャモを適切なタイミングで撃てましたし、不利対面の古代バレット戦は安定感がこちらにあったのでその差で勝ちを拾えたし負けた試合も納得出来るものでした。
自分のプレミで負けた訳では無かったので、この出来はしっかりと自分の回答を準備した事で得られたものだと思います。

②60枚全てに明確な意味があり、強者のデッキのテンプレコピーでは無い

また仕事の話をしますが、新入社員くんには【書類に書いてある事をやるだけでは無く、その目的を考えて仕事をしなさい】と指導しています。

今の世の中、誰でも仕事が出来るようにマニュアル化やら標準化が進んでいて、書類だけ見たら何とか仕事出来るようになってしまっています。私はこの標準化って好きではありません。なぜなら、前任者の知識やノウハウを書面化したところで、そのままやっても本人が学ぶ事が出来なかったら損だと思っているからです。

これはポケカでも同じで、最近はシティリーグの結果からすぐに強者の使用デッキが確認出来て、すぐにそれで真似をする事が出来ます。ですが、本当の意味でそのデッキリストを理解しなければ60枚全て一緒でも対戦に勝つ事は難しいと思っています。

私のリストもはるnさんが使用したリストと何枚か違いますが、その理由は明確に言う事が出来ます。

そこまでこのデッキを煮詰めたからこそ、それなりの結果に繋がったと考えています。

③失敗してもいいから自分なりに考えて練習した

これも仕事に例えます。新入社員くんにはよく【社内試験は練習やから何回失敗してもいい、その失敗を本番の顧客立会に生かすように。あと、社内試験中にわからないことは遠慮せず質問しなさい。】と言ってます。

これもポケカに例えると、何度失敗してもいいから自分なりの考えを持って練習し、本番のCLやシティでミスらない様にする。あと、相手の方に何であの行動をしたか、何でそのカードを採用してるか、わからなければ理由を聞くと言うことをよくしてました。

直近のやらかしだと、コレクレーの50と70見間違えてマナフィと一緒にロストマインしてしまったせいで両負けになったりとか、チラチーノにミストエネルギー貼ってるの見逃してロストマインで取れなかったりとか、色々なミスをしてます。でも巻き戻しは基本的にしません、そうしないと自分のミスだと刻まれないと思っているからです。

たくさんミスするからこそ、改善出来て次に活かせるんだと常に考えています。

④周りの知人の皆さんの応援と協力

これが1番大切です、①~③はこれが無いとできません。ポケカをする時間を作ってくれた妻、運パワーを送ってくれた子供達、休みを取ることを承諾してくれた職場の皆さん、いつも対戦してくれるメンシの皆さん、これまでに公式戦や自主大会でたった1度しか対戦した事が無いのに応援してくれる皆さん、フォロワーの皆さん、皆さんの応援と協力があったからこそこの結果に繋がったものだと思います。
本当にありがとうございます。

失敗編(DAY2のデッキ選択〜終了まで)

さて、ここからはダメダメだったDAY2での行動を振り返ります。いや、本当に恥ずかしいミスいっぱいしたんですけど書き切ります。

環境考察とデッキ選択(DAY2編)

まず、環境考察はDAY1編でやっていたのですが、戦績が7-2だった私にとって5-0してトナメに残るためには、下記の2つの選択肢がありました。

①DAY1と全く同じリストで出場する
②DAY1のリストに全く練習してないテツノカイナを採用する

①は調子良かったのでそのまま進んでルギアと対面しない事を祈る、②はルギアに当たっても勝てそうな要素を追加し、ぶっつけ本番でプレイする

DAY2に残る選手は全員上手い選手なので、この人達に勝つにはどうするべきかを考えました。
結果、上振れ要素を入れて気合いで勝つしか無いと判断し、②のテツノカイナを入れる選択をしました。
この判断はDAY2にはリザードン、ルギア、ロストが多いと読み、特にルギアに何とか勝ちたいと言う思いがありました。

DAY2のデッキリストが添付の通りです。
(ガチで恥ずかしいけど貼ります😇)

2024CL福岡DAY2 カイナ入りロスギラ

変更点としては、ギラティナvをテツノカイナと交換しギラティナVが最悪サイド落ちしてもヒスイのヘビーボールで拾えば2体立てれると判断、カイナが入ったので月光手裏剣の優先順位を下げて水エネとジェットエネの枚数を減らし、雷エネを2枚採用。ギラティナVstarが前で縛られると言う対面は少ないだろうと判断し、入れ替え札を入れ替えカート3と緊急ボードとしました。
つまり、サポの配分はそのままで現物のポケモンと入れ替え札を減らすと言う判断でした。
このデッキの形になったのが、当日の朝ご飯食べた後なので本当に悩んだデッキではありました。

DAY2の試合結果

さて、DAY2当日のマッチングと結果は下記の通りでした。

1回戦 先 ディアルガ 4-6❌
2回戦 後 ピジョリザ 6-3⭕️
3回戦 先 ピジョリザ 4-6❌
4回戦 後 アルヌメ 5-6❌
5回戦 後 ピジョリザ 3-6❌

ルギアどこ行ったぁぁぁぁぁぁぁ😭😭😭😭😭
しかも有利対面やと思ってるピジョリザとアルヌメに負けとるやないかあぁぁぁぁ😭😭😭😭

DAY1みたいに各対面のキーポイントを振り返りたいんですが、あまりにもプレミをし過ぎて全く覚えていません。

なので、DAY2のプレミが何があったか振り返ります。

DAY2プレミ集

①ロストの優先順位の付け方がめちゃくちゃ

いや、ほんとにありえんぐらい間違えました。ピジョリザで後ろのピジョット取るのに封印石を取るべきところで【カイナでごっつぁんした方が強くね?】と思ってロストして負けたり、ごっつぁんうつためにミラゲ優先したらエネの原物足りなかったり、普段から使ってるロスギラに判断の要素がもうひとつ加わるだけでここまでめちゃくちゃになると思っていませんでした😇

②テツノカイナのせいでギラティナ置けない

いや、ギラティナの現物減らしたからそりゃぁわかるんですよ。でもね、ギラティナ置きたいときにハンドにテツノカイナが来るたびに、【何でお前ギラティナちゃうねんっ‼️】って何回も思ってました。特にやばかったのがアルヌメ対面、ネストボール2枚あったのでまぁギラティナ2体立てるかぁ〜と思ったら1枚サイド落ち、それはまだいい。それにヒスイのヘビーボールまで落ちてて結果アルヌメ対面でギラティナ1体しか置けない訳分からんプレイしてました。先に殴られてギラティナ気絶した結果、釣竿を引かないとギラティナ返せないとかいう訳分からん展開になってキュワワーが順番にアイアンローリングを食らって泣きそうになりながらプレイしてました😇
カイナがギラティナやったら安定した盤面絶対作れたのにと思うと悲しい気持ちになりました。

③テツノカイナが置けない

何をどう頑張ってもテツノカイナは全く置けませんでした。結局5試合中ごっつぁん打ったのは0回でした。唯一だしたピジョリザ戦では、サイド取ってないから取られないやろって判断で置いてたのにマキシマムベルトバーニングダークの230でサイド2献上するただの置き物になってました。ギラティナなら置いた上でアビスシークも出来たのに、【なーにやってんだ俺は〜】ってもう自分に呆れていました。

他にもロストスイーパーをロストした結果、相手のかがリザのベルト剥がせず何をどう頑張っても勝てない状況になったりともう悲しみを超えて放心状態でした。

失敗の要因

さて、ここまで恥ずかしい事をいっぱい書きましたが何でダメだったのか整理します。

①本番でいきなり練習してないデッキを使った

はい、ダメに決まってます。こんな判断した自分がアホやと思います。同じように自分の仕事に例えると、【社内試験もせず、いきなり顧客立会をやって失敗した】ですかね。こんなん失敗するの当たり前です。なんなら、社内試験もせずいきなり顧客立会やったメーカーに呆れて帰った事があるのに、それと同じ事をやってしまってます。

②強者に勝つためには気合いだと判断した

はい、何を言っているんでしょう?私は新入社員くんによく【何か問題があった時には、客観的な根拠に基づいて、理路整然と顧客に説明する様に】といつも言っています。こんな事を言ってる私が、【気合いで顧客に説明や!何とかなるっ!】とか訳分からん事言ってたと思うと悲しくなりました。そうではなく、普段からやってた練習の成果を発揮し、後悔をしない様に全力でプレイするのが正解でした。

③安定感を下げて、デッキパワーを上げる判断をした

私がロストを選択した理由は【先行・後攻ともに安定していて、再現性と対応力が高いから】です、最初に言いました。なのに、不純物をデッキに入れることでデッキパワーが上がった気になっていましたが、入れ替え札と現物のポケモンの枚数を減らした結果、再現性を下げてしまい負けるという悲しみを背負ってしまいました。これも仕事に例えると、【本来の目的を忘れて、誤った対応をしてしまった】って感じでしょうか。【仕事の目的を常に考えなさい】と新入社員くんに指導している私がその目的を忘れてしまうなんて、なんというかダメだなって感じでした。

今回のCL福岡の経験から学んだこと

今回、私は珍しく成功と大失敗を両方経験することが出来ました。
このことから学んだことは下記の通りです。

・普段から練習していて、60枚の意味をすべて理解しているデッキを使うのが一番良い選択であり、これ以上の選択は無い。

・ぶっつけ本番でいきなりプレイを変えることが出来るほど、自分は器用ではないからそんなことをせずに、着実に練習するべき。

・練習ではミスをしてもいいから、本番でミスをしないようにちゃんと振り返りをするべき。

・私は一人でポケカをしているのではなく、周囲の皆さんに支えられているからポケカが出来ていることを改めて認識するべき。

こんなところでしょうか。

休みをいただけた職場の仲間には感謝の気持ちをもって、今回のDAY1の成績をお土産と一緒に話すと、
【凄っ、偏差値70超えてますね。】
【おぉ、2/15休んで練習した結果がでてよかったですね!】
【真剣に取り組める趣味があるのは羨ましいねぇ、お疲れ様。】
って言ってくれて、あったかいわぁと思いました。

家族も焼肉パーティでお祝いしてくれて、お土産のでっかいガチャででたクワッスとニャオハも喜んでくれて、誕生日プレゼントももらえて、何というか、これからも家族最優先で生活しよって心に刻みました。

ポケカに関しては、今回の大失敗を振り返ることが出来たので、次のCL愛知ではDAY2に残ったとしても普段から練習してるデッキを選択し、全力でプレイする様に改善します。


【追記】2024CL福岡のデッキ分布からの反省

少しだけ追記します。
いつもお世話になっているおすぎさんの投稿から、当日のデッキ分布がわかりました。

私が恐怖していたルギアのシェア率はDAY1と DAY2共に9%程度でした。

DAY1のこのデータから、DAY1の9戦でルギアと一度も対戦しない確率は、
(1-0.09)^9=0.3894≒39%
なので、約4割の確率でルギアを回避した事になるので少し運が良かったなと感じます。

逆にDAY2の5戦でルギアと一度も対戦しない確率は、
(1-0.09)^5=0.6240≒62%
なので、DAY2の失敗を論理的に述べると、

•一度以上対戦する確率が38%のルギアために、シェアが91%のその他のデッキへの勝率を落としてまで対策を行った

これに尽きます。
この事からも、私の行動は間違っていた事がわかります。
DAY1当初の考察の通り、仮にDAY2でマッチングしても、ぶん回ったルギアは割り切って1敗して、残りの4戦で勝利を目指す方が正しいアプローチだったなとよくわかりました。

おわりに

本日は私のような普通のパパプレイヤーのnoteを一読していただきありがとうございました。

今回はポケカと仕事を繋げてみるという、普通のnoteでは見ないような切り口で振り返ってみました。
DAY2では自分が部下に言っていることを全く守れていなかったのを感じて、この内容で書いてみたいなと思った次第です。
正直、普段通りプレイしたらあのマッチングならあと2勝は出来てたと思ってますが、この成功と失敗は自分にとって良い経験だったなと今は感じています。
私の書いたこの経験が、皆さんにとっても何かの気付きになれば幸いです。

ご購読、ありがとうございました。

職場のデスクにしばらく飾ります

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