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これからの時代の先生たちに

 教職について、近年にはなかったような、「ブラック職場」「ブラック部活」の議論が、教職の世界だけではなく、知識人や大学教授、はたまた週刊誌までが話題にするようになってきました。

 「学校の先生って大変ですね。」なんて、近所にいる人にまで言われるようになっ
ています。「安定していていいね。」とは最近いわれませんね。
 
 教職員の仕事は、どこまでが教員の職務で、どこまでが仕事外の仕事(つまりボランティア)なのか理解されていないこともとても多い。(まあ他人の良く知らない職業にはどれも当てはまりますが・・・)

 「◯◯部の先生、やる気ないんでしょ。しっかりやって欲しいよね、給料もらってるんでしょ!」(いやいや、部活動自体には、給料は発生しません。勤務時間内なら、「公務」ということになりますが、時間外はただのボランティアです!)

 時間外に面談の予定を当然のように組むよう言われることも多々あるし、夜遅くに電話をかけないといけない家庭もあったりします。
 
 随分使い古された議論にはなりますが、よく教員という仕事を、「労働者」なのか、「聖職者」なのか、なんて話はいまだに見かけることがあります。

 おそらく、一般の人々にとって、「労働者」=「気持ちのこもっていない、先生を仕事と考えているやる気のない先生」、「聖職者」=「私(個人の家庭)のこと(だけ)を理解してくれ、望み通り動いてくれる先生」なんてことにもなっているのかも。。。

 なかなか精神的にもキツい状態が続くこの職業。そしてすでに行き詰まってしまっている学校の先生達。

 何とかみんなで助け合えないかなと毎日考えています。

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