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番外編「私とラグビー」

 「正しさ」に代わるものとは?

 2015年のラグビーワールドカップイングランド大会、みなさんは覚えていますか?

 と言うより、「ルーティン」という言葉が流行った「五郎丸ポーズ」の人気が先行していましたよね。

 私は元々高校、大学と、そんなに一生懸命やっている訳でもなかったのに、
ラガーマンしていました。全然頑張ってませんでした。本当に。

 ちょうど大学を卒業した年に、ラグビーワールドカップがあり、もうラグビーには関
わるつもりもなく、ふと付けたテレビでやっていた日本対ニュージーランド(今も昔も”オールブラックス”と呼ばれている誰もが認める最強チーム)を見ていました。
 あれよあれよという間にトライまたトライ。(トライとはラグビーの得点方法です)
試合終了のホイッスルがなったと思ったらなんと17−145で日本の負け。ちょっと
酔って見ていたその試合。

 「何だ、日本、超弱いじゃんか。」

 
 それから約20年弱、ラグビーは忘れていました。
 中学校で持たされた部活は卓球部。チーム作り、頑張りました。

 2013年、ふと見かけたスポーツ関係のウェブニュース。


 「23−8で日本代表がウェールズを下す」


 「え?本当に?」
 ウェールズを含むイギリス諸国は、例に漏れずラグビー強豪国。
 ウェールズに至ってはサッカーを凌ぐ人気のスポーツ。

 事情を何も知らない私は、もう興味のなかったスポーツのニュースを見かけて、
少し胸騒ぎがしました。

 2015年、日本テレビ系列がほんの少し宣伝していたラグビーワールドカップ。
なぜか上から目線で、「リアルタイムで見てやるかな」と夜中にスカパー!を付ける

 1987年から始まったラグビーのワールドカップ。2015年までに、日本代表(ブレイブ・ブロッサムズ)が挙げた勝利はなんとたったの一勝とふたつの引き分け。
 しかも初戦が、それまでに2回優勝を遂げた南アフリカが相手。もちろん期待なんてありませんでした。でも、見ているのは2年前のあの胸騒ぎのせい。

 試合が始まる あれっ、日本弱くない いい試合だな すごい!

 80分過ぎ、気がついたら日本の逆転トライ。勝った。号泣。

 そこから、選手の名前やら、世界、日本のの勢力図やら、高校大学やら、夢中になって物色していると、ふと出会ったラグビーライターさんの記事。
 どの記事も心が惹きつけられて離さないものばかり。書籍も購入してひたすら読み漁りました。

 そこに、とある「正義」に関する記事を目にしたのでした。

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