![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133627211/rectangle_large_type_2_ea7faa2bb28221c4ea444f8cfb537508.jpeg?width=800)
ベースになるもの(その2)
「正義」「正しさ」ってなんだろう?
生徒指導担当をしていた頃、度重なる生徒指導。問題行動を起こした生徒と保護者との面談。
「うちのコが殴ったのは悪者のあんたら教師。悪を叩いて何が悪い?」
そんなことばかりで、すっかり疲れました。
そんな頃、ラグビーワールドカップで日本が世界最強国のひとつである南アフリカを撃破。とんでもなく自らの励みに。
その後はラグビー選手を片っ端から覚えたり、関連書籍を読み漁ったり。
ラグビーの記事をネットで見ていたら、あるラグビーのライターさんのコラムに目が止まり、そこにはこんな事が書かれていました。
「ジャスティス(正義)よりもフェアーネス(ずるくないこと)を」
インテグリティ(高潔であること)を掲げるラグビーフットボール。
「やっていいこと、ルールに則う(審判の目を盗む)こと」(正義)を主張するのではなく、例えそれがルールに則っていても、「相手の尊厳を失わせず、ずるいことはせずに、お互いを尊重し合い、一緒に最高の試合を創り上げるという価値観。
「法律違反じゃないでしょ」みたいに完全に開き直っている人、以外に頭がいい人が多いので、つい納得させられてしまいそうになる
でも、これからの時代は、フェアーネスが問われる世の中。経済でも、政界でも、学校でも。
コンプライアンスの中にはない、本当の意味での「清さ」は生きていく上で最強なのでは、と最近思っています。
こんなことが、私の考え方のベースになっています。
結構ラグビーはただの暴れん坊スポーツではなくて、生きるためのヒントも隠れているんです。またどこかの機会で紹介したいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?