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引っ越しで手に入れるもの、失うもの

 こんにちは。あさです。またまた投稿がご無沙汰しておりましたが、子どもをバウンサーに乗せて、片足で揺らしながら記事を書いているのを想像しながら読んでください。笑



1.引っ越しました

 見出しの通り、引っ越しました。もう2か月くらい経ちます。住んでいる場所が比較的人気のある地域で、学校の生徒数も非常に多く、周りを見渡しても住宅がひしめくように立ち並んでいます。


 前にもお話しした通り、島からパートナーと子どもを連れて来た場所が今の地域で、当たり前ですが小さな島と違い利便性はとても良いです。病院も、スーパーも、床屋もコーヒー屋もバッティングセンターも、一通り思いつくものはすべてそろっているような、典型的な都会に出てきたので、最初は浦島太郎でした。

 もう慣れてしまいましたが、本当に様々な「サービス」や「モノ」にあふれていて、便利さを感じる一方で、過剰だなあと考えさせられることもありました。


 さて、そんなにぎやかな地域に家族で引っ越してきたわけですが、理由あって半年ですぐ近く(500mくらい)に引っ越すことにしました。



2.引っ越す前

 前に住んでいたのはもちろん、島を出る前に不動産屋から紹介してもらった物件でした。島に在住しながらの物件探しというハンデもあり、なかなか良い物件に巡り合えず、やっと見つけ出した予算内の物件に滑り込むようにして入居を決めたわけです。


 しかしこの時には気づけなかったのですが、入居してから一つ、またひとつとトラブルが起こり始めたのです。



 まず初めに困ったのが、入居日。不動産屋から、住んでいる方の退去がギリギリになるので引き渡しが遅れるかもしれないということが先に条件として提示されていました。

しかし、島にいる関係上、何度も現地に足を運んで複数の物件を下見することもできず、よくわからないまま契約を結んでしまいました。

その結果どうなったかというと、4月の転勤時に入居が間に合わず、仮住まいを余儀なくされる事態に。数日は値段の安いユースホステルのような場所に宿泊し、それでは生活が成り立たないということで仕方なくマンスリーを契約。

ようやく入居できたのは4月下旬のことでした。結局、余計に引っ越し費用というか、諸費用がかかってしまいました。


 入居後も、虫が排水を上ってしょっちゅう出てきたり、隣近所のたばこのにおいが気になったり、水回りの修理への対応が遅かったりと、たくさんのトラブルに見舞われ、不動産屋とのやり取りも嫌気がさしてきてしまいました。


 契約を結ぶ前に初めから契約内容や入居日の調整など、もっとしっかり行動しなければならなかったと反省しましたが、同時に、島から引っ越す際の難しさも肌で感じ、パートナーとも「運も悪かったし、タイミングもよくないのが重なってしまったね」という話になり、


いっそのこと心機一転、もう一度引っ越してしまおう!


となったわけです。起こってしまったものは取り返しがつきませんし、お金も時間も戻ってくるものではありません。前向きに行こうというマインドで、今回の引っ越しに至りました。



 引っ越すと決めてからの行動はかなり早かったです。早くここを出たいという気持ちも強かったですし、島にいた時と違って物件探しや下見も十分にできました。



3.引っ越した後

 2か月ほど物件を探し、ようやく子どもが通う学校区内で条件に合う物件が見つかりました。前回お世話になった不動産と違い、全国区の大手不動産が仲介していて、手続きもスムーズに進み、今までの苦労は何だったんだろうと笑えて来るくらいでした。


 実家の親族にも手伝ってもらいながら土日でほぼ全ての家財道具を移動し、引っ越し費用も前回の3分の2くらいに収まりました。

ただ、結果としてこの1年でかなりの費用がかさんでしまったことはとても残念でしたし、引っ越し先の賃料も1万ほど高くなってしまいました。「勉強代だね」と両親が話してくれたように、かなりの痛手でしたが、経験としては生きるかなと考えています。

しかし、前の物件より広く(段差も少なく)、日当たり良好で、水回りも清潔な住環境を手に入れることができました。パートナーが喜んでくれたのもすごくうれしかったです。


 今回の目的である生活の満足度を上げることができたのが何よりの収穫でした。



4.手に入れたもの、失ったもの

 今回の件で身に染みてわかったことは、

知らないと損する

ことが世の中にはたくさんあるんだろうなということです。私のように家探しの際にも、株式投資でも、普段の買い物でも、同じことが言えるのではないでしょうか。


あさは今回、
・よりよい住環境

を手に入れるために
・多くの時間(労力)
・たくさんのお金

を失いました。過去に戻ることはできないですが、より少ない時間で済みましたし、お金もこんなにかかることはなかったと思います。


ただ、この記事を書きながら感じたのは、何事も考え方次第ですごく前向きに事が進むかもしれないということです。


お金も時間も失いましたが、見方によっては得難い経験といいますか、教訓のようなものを得ることができました。


・契約時に書類によく目を通す
・必要のないオプションは削る(あさの場合は外付けの浄水器など)
・下見する
・入居時に退去費用まで見通しておく
・何より、計画的に、早めに物事を進めるということ

など、まだまだありますが、遠回りでしか学べないこともありました。


「人は成長するために遠回りも必要である」

とイチローさんも書籍の中で仰っているように、近道ばかり人は探しがちですが今回のわたしのように様々な失敗から前に進むこともあるのだと知ることができました。


 これから2~3月、4月にかけて引っ越しを控える方も多いと思いますが、くれぐれも物件探しは計画的に、入居日のことも見通しつつ進めてくださいね。笑


長くなりました。ようやく子どもが寝てくれたところで、また次の記事で。

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