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臨機応変な対応力を高める

 知覚統合は視覚的な認知能力です。平面的な画像の認知や立体的な戦略の立案に関わる能力指標です。


 僕はこの能力を高めたいと思っています。知覚統合は臨機応変な対応力と関係していると考えているためです。そこで知覚統合に関して一つの仮説を立てました。それが

知覚統合(知覚推理)には視覚的な短期記憶が深く関係しているのではないか

という仮説です。


 このような仮説を立てたのには理由がありまして、知覚統合が高い人の共通点として挙げられるものの一つに、人の顔を覚えやすい・過去の思い出を映像として記憶しているというものがあるからです。

 この特徴には間違いなく記憶力が関係しており、聴覚的な短期記憶力(WISC、WAISにおけるワーキングメモリ指標)ではなく、視覚的な短期記憶力が関係していることが推測できます。

 僕は上記のように考え、視覚的な短期記憶力を高めることによって知覚統合(知覚推理)を高めようと考えました。


 視覚的な短期記憶力を高めるための方法で用いるのは立体的なパズルです。ロンポスというパズルをご存じでしょうか?僕はこのロンポスを使って視覚的な短期記憶力を高めようとしています。

 僕が買ったのは↑のロンポス101ピラミッドで、中にいくつかの問題が記載された説明書が同封されています。この説明書にある問題を目を閉じて埋めていきます。

 やり方は、
①説明書にある問題を1つ選び、それを音声ループを使わずに記憶する。(このピースの隣にあのピースがあって、、、というように言葉で記憶しないということです。言葉で記憶すると聴覚的な短期記憶力を使ってしまいます。)
②目を閉じて視覚的な記憶を手掛かりにピースを埋めていく。
③分からなくなったら目を開けて再び問題を記憶する。
④この後は②と③を繰り返してピースを埋めていく。

 僕の場合は10分か15分にタイマーをセットして、時間内にできるだけ多くの問題を解けるように練習しています。現時点では15分以内に7つの問題を解くことが出来ます。


 この方法で練習して現時点で得られた効果としては

対象のものを見つけやすくなった

というものがあります。パソコンの画面内にある特定のアイコンを探す時などにかかる時間が以前よりも短くなりました。

 
 これはロンポスでの練習で視覚的な認知能力が高まったことを表しています。目を閉じてピースを埋めているのに視覚的な認知能力が高まるのは何か不思議が感じがしますが、、、。

 
 この方法で知覚統合(知覚推理)が本当に高まるのかは謎ですが、現時点で効果を感じているのでしばらくは継続していきたいと思います。


※僕はこの種の専門家ではなくただの物好きな素人です。明確なエビデンスがあるわけではないため、このブログで書かれていることは一つの考え方として受け止めていただけると幸いです。


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