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パラレルワールドってあるんだなぁ

ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
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一昨年2021年の秋から、それまで信じて属していた習い事の世界に疑問を持ち、12月のお稽古を最後に離れました。


2022年の冬、noteでできた新しい友人に会いに行きました。
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お友達に自己紹介していて、ふと気づいたのが最後のお稽古からちょうど一年経っていたということ。


古い習慣から抜け出して、新しい友に会いに行った日が一周年記念日だったというのは象徴的なことでした。


一年と少し経ちましたが、あの時の関係者でそのまま変化を望まなかった生徒や先生とは顔を合わすことがなくなりました。


縁がなくなるということはお互いがパラレルワールドに存在するようになることなのかなとその時思いました。


一度だけ残った生徒さんを遠目で見かけたことはありましたが、それだけ。


離れて1年弱は向こうの存在が気になったり、残った人のことが気になったりしていました。


でも、一年後のその日、私は一年経ったことをまったく別のことから気づいただけで心が揺れることがありませんでした。


いいなぁ。
終わった関係に対しての執着がないんだ、私。


古い関係を断ち切って一年と少し。
母は執着を断ち切った私を知って、安心して旅立ったのかもしれないなと今になると思ったりします。


こじつけかもしれませんけれどね。


とにかく、今の私は母のことも含め、縛られる要素がぐっと減り、日々幸せに生きています。


家に帰って、荷物を置いた時や目が覚めた時などに、”私って幸せだなぁ”という言葉が自然と口をついて出るようになりました。


それは、私が60年以上生きてきて、子供、妻、母という社会的な役目をほとんど終わらせ、仕事の面でもゆるい結びつきしかなくなったからこそできることだと思います。


場面、場面では気になることはあるけれど、まぁ、そんなものかな?とか、へぇ、そうなんだぁと結論づけられるようになったのです。


物事に執着せず、私らしくあればいいと思えるようになるには時間も経験もいりますね。


たくさんの葛藤を乗り越えて、稼ぐことや目立つことに意味を感じなくなり、心地よく生きることが一番なんだと体感できるようになってこそ、幸せだなぁとつぶやけるようになったなぁと思います。


だから、私と同じになりなさいなんて言えないし、言うつもりもありません。


私の私的な経験として、そうなったというだけ。



考えの違いを悟り、自分の考えを肯定できたから、私の世界が生まれたのだと思います。


以前の考えに執着する人たちとは違う世界に入っていけたのは幸せなこと。


執着を捨てるということがポイントかもしれないなぁと思います。

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