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新聞紙でご飯が炊けた!

ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。気軽にお問い合わせください。

お正月の能登地震の時、焚火ができたら暖かくて、壊れた建築資材も燃えて、次いでに食べ物も温かく食べられるのになぁと思いました。

危ないからと焚火がなかなかできなくなり、ダイオキシンの心配から焼却炉も消えていきました。

でも、焚火の火の暖かさは格別です。
そして、電気もガスも使えない時に焚火ができたらとても助かります。

そんなことを考えていたら、タイガーが野外炊飯器なるものを販売していると知りました。

タイガーのサイトで買うと19800円です。
アマゾンはかなり高くてびっくりしました。

新聞紙を説明のように丸め、1分半ごとに入れるなど、けっこう慣れるまで大変な作業工程だったので、説明書を読みこみ、頭でシュミレーションしてからでないと失敗しそうだなと思いました。

買ってから、講演会の準備などあって、集中できずにいて、昨日やっと試しに一合だけ炊いていました。

私が去年作った米です。

米を洗って1時間ほど浸水させます。
工房の犬走で炊いてみることにしました。

燃料にする新聞紙
もっとぎゅっと細くしても良かったなと反省。
ここに浸水させた米を入れた釜を置きます。
外窯と蓋は鋳物で重たいです。
新聞紙に火をつけてまずは右の穴に差し込みます。
1分半ごとに右、左と火をつけた新聞紙を入れていきます。
3回、9分過ぎたら、次は1分間隔で、、、
これがなかなか忙しくて大変でした。
タイマーもタブレットですると手袋を取らないと操作できないので、面倒。
何回新聞紙を入れたかわからなくなって、蓋を開けてみたらちゃんと炊き上がっていました。回数が多かったのか、おこげができましたが、これはご愛敬。
炊き終わった炊飯器
灰が見えます。この灰も冷ましてから肥料にしました。
ご飯茶碗に盛り付けてお昼ご飯に。

新聞紙をふんわりさせ過ぎて、入れにくかったので、もっと細くして置こうと思います。火ばさみがあると新聞紙をしっかり入れるのに使えそう。タイマーは簡単に使えるものを用意すること。

こんな反省点はありましたが、電気もガスも使わず、1日、2日分の新聞紙でご飯が炊けるってありがたいことです。

お湯も沸かせるし、汁物もできます。


生きるためのスキルを上げていくことが、今の時代とてもとても大切だと感じています。そして、そのためには声を上げるのもいいけれど、動くことが一番だと思うのです。

今回、なかなか始められなくて反省ですが、これはいい買い物でした。
新聞紙をちゃんとストックしておくことは災害時に自分を助けるのだということも学びました。

ミニチュアちさと工房
松江市山代町425-7
駐車スペースは2台分
☎ 070-5678-5427
ryosyun4106@gmail.com

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