ミニチュア　車に飾ることができるチベットのタンカ　チェンレースィ

ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。気軽にお問い合わせください。

令和の大改修を計画中の三刀屋峯寺さんで、私たちはチベットフェスティバルを開催していました。

フェスの中で物販をしようということになり、チベットの掛け軸タンカのミニチュア版があるといいなぁという意見がありました。

そこで、仏様の絵の画像を縮刷し、ラミネートしたものをミニチュアのタンカに作りあげ、吸盤をつけて車のフロントグラスに付けられるようにしました。

紺色、黄色の金襴を使ってタンカのベースを作り、周囲を赤く細いリボンで囲います。

その中にラミネートした仏画を置き、赤い金襴で押さえました。上下に黒く塗った檜棒を巻いて上には細紐をつけ、吸盤を通して完成です。

この仏様は3枚目の説明文にあるように六字観音、チェンレースィというチベットで大変人気の高い仏様です。

仲間にチベットに何回も行き、チベット仏教の勧請という儀式を受けた人がいて、彼が現地で撮った画像をタンカにしています。

勧請というのはお坊さんになってもいいという許可を得る儀式。彼は登山家でもあって、チベットの山の登っていい山と登ってはいけない聖山を知りたいという思いから勧請を受けたのです。

チベット仏教のお寺でもある峯寺を会場に2013年から2018年まで6回のフェスを開催しました。住職が多忙になって少し休憩しているうちにはやり病のせいで開催できなくなって今にいたります。

チベットが中国にいかに迫害されているかとか、食べ物や服を見せてもらって理解を深めるフェスでした。

また、開催出来たらなぁと思っています。そのためにも令和の大改修は成功させなければなりません。

どうか、記事冒頭のクラウドファンディングにご協力ください。よろしくお願いします。

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