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ミニチュア お雛様パーツ ぼんぼりの作り方


ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。気軽にお問い合わせください。

先日、桜と橘の植え込みの作り方の紹介記事を書きました。

使う材料や方法に驚かれた方も多かったので、今回はぼんぼりの作り方をご紹介しようと思います。

ぼんぼりも軸の部分はつまようじです。

つまようじの頭の部分は使いませんが、黒く塗る時の持ち手にします。
塗り始めたところ。
全部黒く塗ったところ。
乾かすために粘土の花を乾かす時にも使うオアシスに挿す。
つまようじの頭の部分をカットし、台に埋め込むために先端を削る。
先の尖った部分に粘土の玉をつけます。


たくさん粘土玉をつけたところ
半紙を1.5㎝角に切る。
粘土玉の部分に紙をつける。
接着剤を使う。
巻く。
逆からも巻き付ける
同じ作業を繰り返してたくさん作る。
赤い糸を結ぶ。
長めにカットした糸で蝶結びを作る。
ちょうどいい長さで糸をカットする。
最初からちょうどいい長さにするときれいに結べないのです。
糸がすっぽ抜けないように後ろに接着剤をつけて固定する。

1.2㎝径の黒く着色した粘土を丸く伸ばし、
真ん中につまようじが差し込めるようにくぼみをつける。
粘土の台につまようじの軸を差し込み、接着剤で固定し、完成。

この作業の中で難しいのは赤い糸をきれいな蝶結びにするところ。
糸が細いので、なかなかいうことを聞いてくれません。

最初は短く糸をカットしていましたが、効率が悪いので長めにしてみたら、速度が上がりました。糸がもったいないと思うより、時間を大切にして正解だったということです。

台は以前は100均の子供のおもちゃの中にひと回り大きな木の円がたくさん入っているものがあって、それを買い占めて使っていましたが、販売されなくなって在庫もなくなり、粘土に変更となりました。

材料や道具も長くやっているといろいろ変わってきます。
木も手に入りにくくなったものがありますし、塗料も輸入品なので、値上がりしたり販売されなくなってしまったり、、、

出来るだけ価格をあげずに作りたいと思うとそういった材料の調達にも時間がかかります。

そういう工夫も頭の体操になっていいのですが、なかなか大変です。

ミニチュアちさと工房
松江市山代町425-7
駐車スペースは2台分
☎ 070-5678-5427
ryosyun4106@gmail.com

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