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【閑話休題#43】祝!映画化!!

こんにちは、三太です。

吉田修一さんの作品について続々と映画化の知らせが届いています。
吉田修一さんの作品が好きで、「吉田修一作品による映画ガイド」を作っている自分としては、とても嬉しい知らせです。

公開の近い順から確認していきましょう。
1つ目は『湖の女たち』です。

2024年5月17日(金)、公開です。
監督は「さよなら渓谷」でもメガホンをとられた大森立嗣さんです。


2つ目は『愛に乱暴』です。

2024年8月、公開です。
監督は、森ガキ侑大さんです。
森ガキさんは角田光代さん原作の「坂の途中の家」をテレビドラマ化された方らしいです。

3つ目は『国宝』です。
こちらは今月の5日に発表がありました。

2025年に公開予定のようです。
監督は「悪人」「怒り」でもメガホンをとられた李相日さんです。

これまで吉田修一さんの映画化作品はほぼほぼ見てきました。
「パレード」
「7月24日通りのクリスマス」
「春、バーニーズで」
「女たちは二度遊ぶ」
「悪人」
「さよなら渓谷」
「横道世之介」
「太陽は動かない」
「怒り」
「楽園」(原作は『犯罪小説集』)

おそらく唯一見られていないのは「Water」です。
こちらは短編映画で、DVDになっていないのです。
吉田修一さん自身が監督として撮られた映画なのに・・・。
どうやったら見られるか知っておられる方がいたら教えてほしいです・・・。

という状況なのですが、実はどれも劇場で見ることはできませんでした。
今回、映画化され、劇場で見られることの嬉しさがあります。

『国宝』の映画化にあたって、主演の吉沢亮さんは次のようなコメントをされています。

吉田修一先生×李相日監督の3作目。
悪人』ではただただ視聴者として感嘆し、『怒り』ではオーディションの参加者として、何も出来なかった自分への苛立ち、完成を観てのどうしようも無い昂まりと悔しさ。
そして『国宝』では当事者としてなにを思うのでしょう。
稀代の女方を演じると言う、途方もない挑戦ではございますが、その挑戦の先に見える景色が何よりも美しいものである事を信じて。日々精進です。

吉沢さんにとって、「悪人」「怒り」「国宝」とこのような関わりになっているのかと驚きました。

私にとっては「悪人」の妻夫木聡さんの演技が忘れられません。
クライマックスも素晴らしいのですが、妻夫木さん演じる清水祐一が深津絵里さん演じる馬込光代にあることを告白するシーンがあります。
佐賀の呼子の食べ物屋さんでのシーンなのですが、祐一の心が妻夫木さんを通して、本当に目に見えるようで、涙がボロボロと流れました。
妻夫木さんはじめ、映画に関わる全ての方々の映画に懸ける思いみたいなものも乗っているようで、素晴らしかったです。
そういった意味で「国宝」も本当に楽しみです。


その「国宝」なのですが、SNSを見ていると、こんなものが紹介されていました。

自分的にはめちゃくちゃ興味があります。
チャンスがあったら、トライしてみたいな・・・。
また、『永遠と横道世之介』にはエキストラに関わる登場人物が出てきます。
なんだか少しつながるなと思っていました。

という感じで、今回は終わらせていただきたいと思います。
とりあえず映画が楽しみです。
『国宝』については、今日から再読していこうと思います。
 
それでは、読んでいただき、ありがとうございました。


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