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【映画#109】「舞妓Haaaan!!!」『泣きたくなるような青空』より

こんにちは、三太です。

先日、学校で親子レクリエーションがありました。
みんなでドッジビーをしました。(柔らかいボールとフリスビーを使ったドッジボールです)
はじめは見ているだけだったのですが、途中入ってほしいと言われ、参加しました。
やってみるととても楽しく、童心に帰ったような気持ちになりました。
やはりスポーツはいいなあと感じた今日この頃です。

では、今日は『泣きたくなるような青空』に出てきた「舞妓Haaaan!!!」を見ていきます。
『泣きたくなるような青空』に出てくる映画7作のうちの7作目、ラストです。


基本情報

監督:水田伸生
出演者:鬼塚公彦(阿部サダヲ)
               内藤貴一郎(堤真一)
    大沢富士子(柴咲コウ)
    駒子(小出早織)
    先崎部長(生瀬勝久)
脚本:宮藤官九郎
上映時間:2時間
公開:2007年

あらすじ

ドタバタコメディー映画。
修学旅行で舞妓はんに心を奪われた鬼塚公彦(きみひこ)が10年後、会社の左遷で京都へ赴くところから話は始まります。
公彦の夢はお茶屋さんで舞妓と野球拳をすることでした。

                    右が公彦


そんな公彦にとっては、この左遷は願ってもないものです。
早速夢に向けて動き出しますが、そうそうに「一見さんお断り」の洗礼を受けます。
その後、社長が夢川町に通っていることを知った公彦は社長に取り入ろうとして奔走します。
そんな中、お茶屋でライバル喜一郎に出会い、二人の意地の張り合いがヒートアップしていきます。
この意地の張り合いがいきつく先とは―
舞妓の世界の勉強にもなる映画です。

設定

・舞妓の世界
・コメディー
・一応恋愛も、ミュージカルも

感想

ストーリーを楽しむというよりも、本当にただただ面白がったらいい映画かなと思います。
とにかく阿部サダヲさん演じる公彦の舞妓に対するテンションが高くて、それだけでも笑えます。
他にもたくさん笑えるポイントがちりばめられています。
でも、ただ面白いだけではありません。
上手く伏線が張られていたりもします。
例えば、序盤に公彦がやたらバッティングセンターでうさを晴らすシーンが出てくるのですが、これは色んなものにつながっていきます。

普段の感覚では、舞妓や芸妓の世界って少し遠い感じがします。
実際にこの映画でも「一見さんお断り」のくだりも出てきますし。
けれども、この映画を見ることによって、少し舞妓の世界にとっかかりができたようで嬉しいです。
そんな自分の世界を広げてくれるような映画でもありました。

寒月や夢川町の舞妓はん

その他

ウィキペディアより
→本作が植木等の最後の映画出演作品(遺作)となり、エンドクレジットの最後にはその追悼テロップが表示された。

→第31回日本アカデミー賞優秀主演男優賞(阿部サダヲ)、優秀助演男優賞(堤真一)、優秀脚本賞(宮藤官九郎)。

『泣きたくなるような青空』内の「舞妓Haaaan!!!」登場シーン

あれから十年が経つ。
ヒロインを演じてくれた早織さんは、その後、大ヒットした映画『舞妓Haaaan!!!』で準主役の舞妓を演じるなど、映画、テレビドラマに大活躍しており、先日は知り合いの映画監督が出演したトーク番組で司会まで務めていた。

『泣きたくなるような青空』(pp.122-123)

これは「遠いパリのこと」というエッセイの一節です。
前回の映画「スイミング・プール」と同じエッセイに載っていました。
「Water」に出演された早織さんは、「舞妓Haaaan!!!」では駒子という舞妓さんを演じられていました。
引用文にも書かれているとおり、準主役級の役柄でした。
活躍を表す上で、映画が使われていました。

吉田修一作品とのつながり

ちょっとよくわからなかったですが、エッセイを読んでいると吉田修一さんには仲の良い舞妓さんがおられるらしいです。

以上で、「舞妓Haaaan!!!」については終わります。
舞妓はんの世界について楽しく知ることができる映画でした。

それでは、読んでいただき、ありがとうございました。

出典:「映画ドットコム」

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