【作品#29】『太陽は動かない』
こんにちは、三太です。
9月に入り、朝晩は少しマシになったとはいえ、いっこうに日中の暑さがおさまる気配がありません。
吉田修一さんの作品を読んでいると、夏場に冷房で冷えた体を外の空気であたためるシーンがとてもポジティブに描かれることがあるのですが、この感じは今の照りつけるような暑さにはあまりない気がします。
少なくとも私はキンキンに冷えた部屋のベッドにダイブするのが好きだなと思っている今日この頃です。
では、今回は『太陽は動かない』を読んでいきます。
初出年は2012