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MTG Arenaをやっています。まったくうまくないですがデッキ構築が好きです。 あと…

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MTG Arenaをやっています。まったくうまくないですがデッキ構築が好きです。 あとJ-ROCKやキャンプなどなど

マガジン

  • 一般TCG理論(自作まとめ)

  • 基本を深掘してみるリミテッド入門

    MTGリミテッド弱者の筆者が成長するために基礎の基礎から整理していく雑誌です。

最近の記事

【歌詞解釈方法論Part.2】ただ聴くだけで素晴らしい。でもそれしか知らないのは勿体無い。

こんにちは、ウーパールーパーです。今回は歌詞解釈方法論のPart.2になります。Part.1は以下になります。 ではでは早速いきましょう。 1. 2番の歌詞を読む2番の歌詞の展開は、いくつかパターンがあって大体は下記のいずれかになります。これを意識しているだけで少し読みやすくなると思います。 ・1番と類似の内容を別の表現やエピソードで伝える ・1番からの時間経過による状況の変化が描かれる ・1番とは別の視点で描かれる さて、フォニイはどうなるでしょう。 「そらの音」

    • 【歌詞解釈方法論Part.1】ただ聴くだけで素晴らしい。でもそれしか知らないのは勿体無い。

      こんにちは、ウーパールーパーです。いつもはカードゲーム関連の記事を上げているのですが、今回は歌詞解釈に関する記事を書きます。 というのも、以前友人の前で私が歌詞解釈を行ったことがあったのですが、それを聞いてぜひ自分でもやりたいと言われたのでその友人のために私が行っている内容をまとめようと思いました。 まず、私は特に文学専攻などではなく、本当にただ音楽が好きなだけです。特に思春期に良く聴いていたBUMP OF CHICKENの影響で歌詞に対する関心が非常に高く、高校生のころ

      • [一般TCG理論]「なんとなく練習」から脱却する(したい)

        多くの人がカードゲームの大会に出るためにデッキの調整練習をしているが、「何を以て調整練習と呼ぶのか」について語られることは少ない。それはすなわち自分のするべき練習を言語化できていないことにほかならず、振り返りも非常に局所的かつ主観的にならざるを得ない。 これは私自身の話でもあり、かけた時間に対して何か言う事はあっても質について言及することは少ない。 何故かと言うと、「質の良い練習」が何かわかっていないからだ。どうすれば質の良い練習で、どうなれば十分な練習ができたと言えるのか

        • デッキが違っても僕らはたしかにチームだった (蒼紅杯トップ8デッキ調整録)

          こんにちは、ウーパールーパーです。2024/4/21に開かれた蒼紅杯という大会で参加者122名のなかでトップ8という成績を残すことができました。 こうして字面にするとなかなかすごいことだなと改めて実感します。 今回はオリジナルデッキということもあって、デッキ構築関連記事にしようと思ったのですが、これまで出してきた記事の焼き直しになってしまうと思ったので、一緒に調整した人たちとの練習内容や大会で感じたことと細かなカード採用理由を記事にしようと思います。 オリジナルデッキ構築

        【歌詞解釈方法論Part.2】ただ聴くだけで素晴らしい。でもそれしか知らないのは勿体無い。

        • 【歌詞解釈方法論Part.1】ただ聴くだけで素晴らしい。でもそれしか知らないのは勿体無い。

        • [一般TCG理論]「なんとなく練習」から脱却する(したい)

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          6本
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        記事

          TCGは実は音楽だったかもしれない

          ※今回の記事をお読みいただく際の注意として、特にこの先読んでも得るものは全くありません。 これは気の触れた音楽好きオタクモドキの妄言録です。 1. 世界一自然な導入音楽を聴きながらTCGに興じていたある日、デッキのフィニッシャーの1枚目を相手に捌かれてしまい、敗色濃厚で迎えた次のターンにまさかの2枚目のフィニッシャーを引き込んだ。そのとき、たまたま流れていた音楽で「ラスサビはもうひと回しだぜ!!」という歌詞が聴こえてきた。そのとき私は閃いたのだ。フィニッシャー=ラスサビって

          TCGは実は音楽だったかもしれない

          カードゲーマーコミュニケーションの悲哀と憂鬱

          私はカードゲーマーである。主にマジック・ザ・ギャザリングというゲームを行っており、MTG Arenaのゲームでのランクは大体毎月1200位以内に入るくらいにはしっかりカードゲームをしている。 しかし、私はカードゲーマーと上手くコミュニケーションが取れない場合が非常に多く、よく疎外感を感じている。 今回はそんな私が初めてカードゲームのDiscordに入ったり、カードゲームのショップ大会に出たりしたときのエピソードを紹介する。 最初に断っておくが、個人特定を避ける意味もあり、誇

          カードゲーマーコミュニケーションの悲哀と憂鬱

          ドラフトを色で語っても1/3も伝わらない ~前編~

          今回、イクサランドラフトで月末ミシック1200以内まで到達したので、そのなかで学んだことをまとめました。(現在安全圏で放置中) ドラフトの基本的な考え方から、主要カード解説、イクサランでのピック方法解説まで行います。 結構なボリュームになるかと思いますがお付き合いいただければ幸いです。 ちなみにこの記事は基本を深堀りしてみるリミテッド入門 実践編になります。(過去記事読まなくても問題ないですが、読むとより理解が深まります) part.1で記載のとおり、元々はなんとかプラチ

          ドラフトを色で語っても1/3も伝わらない ~前編~

          [一般TCG理論]データを見ることは人の話を聞かないこと

          こんにちは、ウーパールーパーです。 私は本職のデータエンジニアというわけではないのですが、仕事の関係上データ分析的なこともそれなりにしています。 そんな私が「データ」について常日頃私が考えていること、気をつけていることを紹介します。 1. データとは何か?まずそもそもですが、データとは何でしょうか? 困ったらgoogle先生に聞いてみましょう。 ドラッカーの言葉らしいですが、よく出典がわからなかったので真偽不明です。それはさておき、私の言いたいことには大体合致しているので

          [一般TCG理論]データを見ることは人の話を聞かないこと

          何者でもない僕らは筆を執る

          記事を書いてみたいけど、全く実績がないのに書いても誰も見てくれないし意味がない。 そんなことを考えている方に向けて、まったく実績がないくせに記事を書いている私が何を思って記事を書いているかを解説します。記事を書きたくても勇気が出ない人の背中を押せれば幸いです。 一般TCG理論なのかも怪しいのですが、一応一般TCG理論のなかで議論になっていたのでタグ付けしておきます。 1. 僕らは謙遜しない私自身記事を書くまでは、自分よりも上手い人があふれているのに自分が発言することに意味

          何者でもない僕らは筆を執る

          【一般TCG理論】こんな言い訳のために戦っているわけじゃない

          第3弾の一般TCG理論です。 今回は自分がついやってしまう、よくない(と思っている)プレイとその心理について紹介します。 1. 一貫性のあるプレイとサンクコスト効果「一貫性のあるプレイ」はTCGでよく挙げられる言葉です。ゲームのなかである目的を達成するためにプレイしているのならばそれに反する行為はしない、ということです。 例えばコンボを目指すのか、ミッドレンジで殴り切るのか、相手を捌き切ってから勝つのか、こちらが押し込んでいくのか、決めたプランからブレずに動くことが大事だと

          【一般TCG理論】こんな言い訳のために戦っているわけじゃない

          [一般TCG理論] あなたのデッキ、"進化"できますか?

          まさかのTCG一般論、第二段です。今回はデッキの進化について考えていきます。今回参考にした書籍はこちらです。 なんとシステムアーキテクチャ論!安心信頼のオライリー本です! 今回はこちらについてのご紹介です。 1. "進化的アーキテクチャ"とはなにか?現在、ITの世界はまさに日進月歩であり、日々新しい技術やサービスが生み出され続けています。 そんな中でシステムはかつてのように5年10年変わらずに動くことを想定して作ることが適切ではなくなってきました。それを踏まえ、常に変化で

          [一般TCG理論] あなたのデッキ、"進化"できますか?

          [一般TCG理論]君たちのデッキはどう生きるか? ~ニッチ戦略によるデッキ構築~

          さて、今回は茂里選手のハッシュタグ"一般TCG理論"に乗っかった記事を書きます。自分がデッキを組むときになんとなく意識しているデッキの"ニッチ"という考え方を紹介します。 お気に召したらぜひ試してみてください。 1. ニッチとは何か?まずはニッチについての説明です。よく企業戦略などでも使われていますがもともとは生物学用語で、大きく「空間的ニッチ」と「時間的ニッチ」が存在しています。 ニッチとは平たく言うと「生存範囲を限定することで他の生物との競争を避けること」を指します。

          [一般TCG理論]君たちのデッキはどう生きるか? ~ニッチ戦略によるデッキ構築~

          奥深き"アドバンテージ"の世界に踏み込む ~基本を深堀してみるリミテッド入門 Part.4~

          ※この記事は全文無料で読めます さて、ついにマナカーブ編を終了し、アドバンテージ編になります。まずは基礎の基礎、アドバンテージの種類から入っていきましょう。 1.アドバンテージの種類アドバンテージの種類について、細かく分ければいくつもありますが、よく議論になるものとしては、以下の3つがあげられます。 ①カードアドバンテージ ②ボードアドバンテージ ③ライフアドバンテージ MtGの試合は基本的にこのアドバンテージの奪い合いになります。 これらのアドバンテージを取ることは勝利

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          基本を深堀してみるリミテッド入門 Part.3 + 確率計算スクリプト

          この記事もPart.3になりました。 まずは下記の確率計算式と前提条件についてお読みいただくようにお願いします。ちなみにPart.1は修正しましたが、Part.2はまだ未修正です。。すみません。 確率計算式と前提条件を読むのが面倒という方は以下の点をざっくりご理解ください。 ① 確率計算は簡略化しており、現実にマナカーブ通りに動く計算式ははるかに複雑です。枚数の結論と実態について数枚の誤差は起こり得ます。あくまで参考にしてください ② マリガンは考慮していません。 1.コ

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          Arenaでのオリジナルデッキ構築の軌跡

          なんか30周年の晴れる屋企画があるということで、自らを振り返ったところ、昔に紙で友達と遊んでいたころをすべて合わせてもおそらくArenaのプレイ時間のほうがはるかに長いので30周年という意図を完全に無視して、Arenaでの思い出を振り返る記事を作ることとする。 そして、私にとって思い出=デッキである。嬉し恥ずかし過去のオリジナルデッキをこの場で供養させていただく自己満足全開の記事である。 そして当然ながらリストは残っていないので、キーカードのみ紹介させていただく。 ではでは、

          Arenaでのオリジナルデッキ構築の軌跡

          プレイが下手でもミシック上位勢と戦うためのデッキ構築術

          今回の記事は、自ら「クソデッキビルダー」を名乗る私のデッキ構築についての紹介である。 まずはじめに、私はプレイングがあまりうまくない。どれくらいかというと、リミテッドでプラチナになんとかいけるぐらいのレベルだ。 それもリミテッドのデッキ構築がどうとかではなく、強いデッキが組めても勝てないのだ。たまにはそういうこともあるだろうが、毎環境そのざまなので基本的にコンバットをはじめとしたプレイングスキルについて、プラチナランク程度のスキルしかないことは間違いない。 そんな私でも構築

          プレイが下手でもミシック上位勢と戦うためのデッキ構築術