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書くことに対して

昔は、とにかく絵を描くことが好きだった。幼少期から家の駐車場にチョークで落書きをしていた。少女漫画を真似て練習もしていた。もちろん、将来の夢は漫画家。

しかし時が経つにつれ、その夢は儚く終わってしまう。ある2つの欠点に気付いてしまった。
1つ目は、自分には創造力やオリジナル性が無いということだ。
2つ目は、背景や物を立体的に描くことができなかった。
勉強をして、練習していけば2つ目はなんとかなったかもしれないが、すでに1つ目でアウトである。
漫画家の夢を諦めた私は、パートで働き普通に暮らすこととなった。

しかし、時々湧き上がる描きたいという欲。それと同時に何も思い付かず、いつも何も描かないで終わってしまいモヤモヤだけが残ってしまう。
そんな負のサイクルを繰り返すうちに、いつしか絵を描くことを止めた。

それから月日が経ち、スマホやパソコンを購入することになりパソコンをいざ使うと、書きたいという欲が出てきた。
今までは「描きたい」。パソコンを前にしたら「書きたい」に欲が変わった。
小説を書く…?ブログを書く…?ホームページを作る…?
様々な考えが浮かぶものの、題材も無ければやはり何も浮かばない。しかし、何か長文で文章を書きたい。今までとは違うモヤモヤが残るようになった。
昔は今みたいにパソコンやスマホが普及して無かった為に、手書きで文章を書くという欲は出なかった。
日記も続くわけもなく、小説を書くという発想にもならなかった。

パソコンやスマホを手に入れてからというもの、パソコンを使うというのはカッコよく思えてしまい、どうしても文章を打つということをしたくなる。スマホに至っては、パソコンの代わりになり気軽に長文の文章をどこでも書ける優れもの。

何かを書きたいという欲求がある私は、ここ最近、手書きの日記にも再度挑戦している。条件は、無理して書かない。好きな時に書くということ。
この条件を満たしながら、また、長文にチャレンジしようという気持ちになった。

しかしパソコンを使っていると、スマホで全て事足りることに気付いてスマホを使って長文チャレンジすることに。それがこのnote…。

他の人からしたら、この長文は何のストーリー性もなく見るに耐えない長文かもしれないが、私にとっては頭の整理になり、考えを形に出来る場でもあり集中出来る作業だ。

どこまで続けられるか分からないが、日記と同じく何かを思いついた時に気軽に考えを書き表そうと思う。



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