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「デザインでブランディングのお手伝い。ロゴ・イメージボード・パッケージ制作の流れや伝わる提案方法をご紹介します。」を執筆しました。

はじめまして。LIGでデザイナーをしているゆうこです。

突然ですが、「ブランディング」という言葉を聞いたことはありますか?

マーケティングの戦略としてかなりメジャーな言葉ですが、ブランディングという言葉の示す幅が広くて、何からはじめたらいいのか、どこまでやればいいのか、そもそも定義すらあいまいな人も多いかもしれません。

今回は、ブランディングの役割とその方法、そして私たちLIGがデザイン面でお手伝いできることを、事例と合わせてご紹介したいと思います。


■ブランディングとは

そもそもブランディングとは何でしょうか?「大辞林第三版」にはこのように記載されています。

経営・販売上の戦略として、ブランドの構築や管理を行うこと。会社・商品・サービスなどについて、他と明確に差別化できる 個性(イメージ・信頼感・高級感など)をつくりあげること。

「個性をつくりあげる」とありますが、そもそもどのブランドにも本来は個性があるはずです。しかし、いくら認知があるブランドでも、ブランドの個性が正しく魅力的に世の中に伝わっていなかったり、方向性に差異が出てくるとブランディングを行う必要があります。

つまり、「個性をつくりあげる」こととは、「新しい個性をつくること」だけでなく、「すでにある個性を正しく魅力的に伝えること」でもあります。

ブランディングの対象は、企業や団体、商品やサービスだけでなく、人物や国、地域、建築物などあらゆるものが当てはまります。ここ数年はセルフブランディングという言葉も一般的に使われるようになりました。

ブランディングが何かわかったところで、LIGで実際に行った事例を見ていきましょう。


要件定義

これから事例としてご紹介するゲンナイ製薬さまは、妊活を応援する時期別葉酸サプリメント「プレミン®︎」を主軸に取り扱っている会社です。サプリメント事業だけでなく、化粧品、医薬部外品の企画・製造販売も行っています。そんなゲンナイ製薬さまの新プロダクト「IZUMONO(いずもの)」製品開発のご依頼をいただきました。

「IZUMONO」は縁結びで有名な出雲にしか咲かない「さ姫」という特別なバラを使用している化粧品で、結婚前の若い女性をメインターゲットとしています。今回LIGでは、「IZUMONO」のロゴ・パッケージ・Webサイトの制作をとおしたブランディングのお手伝いをさせていただきました。

LIGではただ制作を行うだけでなく、制作に入る前にヒアリングを行い、要件定義をしっかり定めてからプロジェクトを進めています。実際にどういうことを行うのか見ていきましょう。


- ペルソナ策定・ニーズ抽出

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まず、クライアント企業と制作会社でワークショップを開き、顧客の人物像を具体化したペルソナを形にしていきます。

ペルソナは、まるで実在している人物であるかのように、性格や趣味、家族構成などを具体的に設定します。ペルソナの設定を詳細にすることで、ユーザーが何を求めているか、より具体的なニーズが見えてきます。

今回は「話題性」「評判」「高品質」のキーワードがペルソナのニーズとなりました。


- ストーリーマッピング

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設定したペルソナが今どんな状況で、何がきっかけで商品を知り、いつ欲しいと思い、買う前にどんなことが不安で、買ったあとはどういう気持ちになるのか、ユーザーの行動と思考を表した感情曲線に沿って考えていきます。

ユーザーの行動と思考を整理することで、企業の課題や行うべき戦略が見えてきます。

要件定義を行い、クライアント企業と制作会社の目指す方向性が一致したら制作に入ります。

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ロゴ、イメージボード、パッケージの制作フローはLIGブログで執筆しました。

デザインを作成し、ただ提案書を読むだけではなく、クライアントにわくわくしてもらえるよう、制作フローをちょっと一工夫しています。

ぜひご覧ください!


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