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『働き方改革』は単なる結果

※この記事は2019年08月23日に弊社ブログで公開したものを再投稿したものです。

こんにちは。代表の澤田です。

今年の2月、東京ライフワークバランス企業の認定をいただき、さらに大賞を受賞させていただきました。その後、様々な場面で「なぜ東京ライフワークバランスを目指したの?」的なことを聞かれることが増えました。私の中で「よし、東京ライフワークバランスの大賞をめざそう!」と思って取り組んだわけではありません。

会社をもっとよくしたい!

日本は勤勉とよく言われますが、欧米諸国に比べ、年間一人当たりの労働生産性が低く、さらには労働時間が長いのです。すなわち、1時間当たりの労働生産性に直すと圧倒的に低くなります。そこで、「欧米並みの労働生産性をめざそう」と思いました。

まず、最初にすべきは業務の効率化です。
全社員ひとりひとりの業務の棚卸から始めました。

ここからやらなくてよい業務はないのか?簡素化できる流れは?など精査しその後スムーズに行うための役割分担の見直し、意思決定のスピードを上げるための組織変更、適材適所の配置、部署ごとの権限と役割の見直しなどです。このデータを基に、システム化することによって時短できることはないか?開発を行いました。

それと、全スタッフの労働時間と残業時間の公開、ボトルネックがどこにあるのか?
チームごとに仕事の分担の見直しなど会社全体での業務量の平準化をめざしました。
さらに、1か月あたり・1人当たりの労働生産性の公開をしていきました。

ここまでくると、効率化出来てきていることが感じられるようになり、「あれ?これ、東京ライフワークバランスに申請したら認定されるかも?」となり、申請しました。
みんなで自社の改革に努力した成果をせっかくだから表彰されたい、という気持ちです。

『目的・手段(行動)・得たい結果』どこに何を入れるのか?

私たちは、ワークライフバランスを「目的」としたわけではありません。あくまでも得たい結果として考えました。重要なことは『目的』です。目的に「労働生産性の向上」があって、はじめて結果であるワークライフバランスが得られるわけです。


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