【#戦コン連載4】戦略コンサルティングチーム発足時の苦労を紹介!仕組みづくりの大事なポイントとは
こんにちは、Lifunextの人事担当の”あろは”です!
いよいよ秋が始まり、日々の中で季節の変化を強く感じることが増えてきました。
葉っぱが色づき、新しい季節の始まりに私の心はワクワクしています!
株式会社Lifunext(以下:弊社)では、戦略コンサルティングチームを発足しました!
この記事では、連載三回目の記事に続き、戦略コンサルティングチームの実態についてお伝えしていきます。
連載一回目の記事『【戦コン連載1】株式会社Lifunext・戦略コンサルティングチームの実態について聞いてみた』こちらから!
連載二回目の記事『【戦略コン連載2】資料作成における調査とデータ分析の難しさとは?』はこちらから!
連載三回目の記事『【戦コン連載3】表層意識や深層心理を探る方法とは?サービス発足の理由についても聞いてみた』はこちらから!
三回目の記事では、右脳の役割を使ったデータ分析の方法と、ある気持ちから生まれたチーム発足の理由を聞きました!
今回の記事では、戦略コンサルティングチームのサービス立ち上げ時の苦労について聞いてきました。
サービス立ち上げを目指している方などに役立つ内容になっているので、よかったらご覧ください!
戦略コンサルティングチームのサービス立ち上げ時の苦労はあった?
-サービス立ち上げの苦労について-サービスを作るうえで大変だったことはなんでしょうか?
衣川さん:うーん…別に大変じゃなかったかもしれないです(笑)
もっといろんなお客様とお仕事がしたいとか、そういった話はありますが、何が大変ということよりは、動き出したばかりなのでこれから何かやらなければいけない、持つべき武器を検討する事への関心が強いです。とにかく今は、考えることが楽しいです。
もちろん、業務上きついと思うときやスケジュールの引き方を間違えたっていうシーンは何回かあります。けれど、何かが大変ということではなく、大変なことがあったとしてもそれは成長痛ぐらいの感覚なのでそれを大変だと感じることはありません。
しいて言うなら、知名度の低さですかね。我々は現状、『広告代理店』としてしか見られていないんです。それか「よくわからないけど、リスティングの会社でしょ」という見られ方なので、我々ができると思われていないことがたくさんあります。
僕らのバリューや実績が積み上がっていけば、自然と見られ方が変わるはずです。僕らが会社の立ち位置を変えていきたいし、ローランドさんではありませんが、『ライフネクストかそれ以外か』というように、競争力作りみたいなところはよりやらなければいけないことがある。まだ見えていないものが多いと感じています。
チーム発足後の達成感を覚えた瞬間や後悔していることとは?
-チームが発足して最初の案件はやはり大変なことが多かったのでしょうか?「やりきった!」というような達成感を覚えた部分でも大丈夫です。
衣川さん:そもそも立ち上げをミスしたな、と僕は思っています。プロジェクトのアジェンダ的に左脳側の部分ですが。いわゆる、マーケティングの戦略を作る、みたいなプロジェクトだったので、デプスインタビューとか定量調査、統計的な分析、アクセス解析など、だいたい触れるもの全部に触れたうえで戦略を作っていきました。
ミスったことで言うと、プロジェクトの後半から田中をアサインしようとしてしまったことです。『左脳』の次に『右脳』というステップ理論でプロジェクトを作ろうとしてしまったので、内部でも共有が難しいうえに、お客様からしても左脳から右脳へのブリッジみたいなところがついてこれませんでした。そのため、僕らが思い描いていた理想的な状態には至らない仕上がりになってしまった点がミスだと、振り返ってそう思います。
実はこのプロジェクトは、プロダクト(商品)自体がまだ世にはありませんでした。プロダクトをお客様が作っている最中に、同時並行で僕らが戦略作りをしていたんです。
すると、お客様の中で前日に上がったコンセプトやモックを、僕らは当然知らない中で戦略を考えていくことになります。そしていざプレゼンすると、「認識が違っているね」というように、コミュニケーションギャップが生まれやすかったです。それは我々のミスというよりも、プロジェクトとして非常に難易度が高かったと言えます。
どういったサービスなのか、どんなスペックなのか、どんな未来を作りたいのかなど、お客様が思っているものと僕らが思っているもの、そこのすり合わせが大変でした。思想レベルで目線を合わせていくことが求められていたので、非常に時間がかかりました。
-たしかに、プロダクトそのものを知っていないと難しいですね。
-田中さんと藤島さんも、今まで経験したプロダクトの中で大変だったところや良かったところを教えていただきたいです。
田中さん:大変なところというか、今ちょうど直面しているところを話せればと思います。我々が左脳と右脳で違う喋り方をしていると話しましたが、それぞれの喋り方が刺さるお客様と刺さらないお客様がいるということに直面しています。数字を提示したほうが納得するお客様と、数字を提示されても納得できない、右脳的な話や心理ベースの話でないと理解できない2種類のお客様がいらっしゃいます。
それぞれのパートとはいえ、交互に喋っていかないとどこかでズレが生じてしまうというのを、さまざまなお客様を担当し始めて実感しています。
-どういう方法で解決しようとお考えですか?
田中さん:シンプルに言えば、先ほど話したように交互に喋ることで解決を目指しています。私が左脳と右脳の認識をしっかり持ち合わせて、タイミングを見計らって喋ることを意識しています。理想系で言うと、アイドルグループみたいな感じですかね(笑)
-アイドルグループですか!?
田中さん:一人のマイクが切れてしまったら、「私が喋らないと!」というように自主的に入れるようになると、すごくいいんだろうなと思います。
-1人アイドルグループってことですね(笑)
田中さん:そうですね(笑)
-ありがとうございます!藤島さんもお話を聞かせていただければうれしいです。
藤島さん:私は衣川や田中と違ってメインで引っ張っている立場ではないので、あまり大したことは言えないのですが、お客様の見据えている視点や求めている視点と我々の視点を合わせていくことが、非常に大変だなと、どの案件でも感じました。
見ているデータは一緒でも、そこから解釈することはそれぞれ違うということがあります。そこが違ってしまうと、結論がお客様の求めていることと大きくズレてしまうことになりかねません。
-藤島さんなりのすり合わせ型というのは、どういったことを意識してやられているのでしょうか?
藤島さん:私はサポート的な立ち位置なので私が特別なことをやっているわけではないのですが、衣川や田中を見ていて、とにかくコミュニケーションを細かくとっていると感じます。
その場その場でお客様が言ったことを、自分の言葉でお客様に繰り返して確認をしていくんです。「こういうことであっていますか?」というように。認識の齟齬がないように、その都度合意を取ることが大事なんだというのを教えていただいているので、ぜひ真似させていただきたいなと思っております。
衣川さん:体温を合わせることは非常に大事だと感じています。体温が合っていないのに未来を語り合っても、何も生まれませんよね。体温を合わせたうえで、お客様が見ているその一歩先から逆算をして今を描く、ということを丁寧にやるようにしています。
それぞれが考える戦略コンサルティングチームとしての目標とは?
-では、最後の質問にいかせていただきます。御三方のチームとしての目標を教えていただきたいです。
衣川さん:僕のチームとしての目標は、この会社の価値を上げることです。現時点で上場したいと思っているので、「僕らがいたから上場したよね」というぐらいのバリューにしていきたいと思っています。
田中さん:超えられない壁みたいなものがないと、「上に上がろう!」など、モチベーションが湧かないというのが今までのキャリアを通じて感じています。そのため、弊社の中での雲の上の存在、「越えられない壁だな」と思ってもらえるような存在になりたいと思っています。
藤島さん:「戦略コンサルタントチームってすごいよね」と思われたいです。チームとしてライフネクストの事業をしっかり牽引していくことができたらいいなと思っています。
まとめ
連載記事はこれで最後!
戦略コンサルティングチームについてのお話しはどうだったでしょうか?
【記事要約】
次回以降も魅力的なコンテンツを共有していくので、ぜひ楽しみにしていてくださいね!
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