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【コンサルタント対談】未経験で入社してから数年、いま思うこと

こんにちは、人事担当の”あろは”です!先月、ポテンシャル入社の若手三銃士の記事を公開しましたが、いかがでしたでしょうか?

三銃士は入社してまだ半年でしたが、今回はそこから少し経った社員のキャリアイメージとして広告運用チームのSeo Hyeon Su(ソ・ヒョンス)、吉田鉄生(よした・てっせい)の2人にインタビューしました。2人ともLifunextでコンサルタントとしてのキャリアをスタートして、様々な経験を積んだ後、今年4月にチームリーダー(※自身の案件運用に加えて、メンバーのマネジメントも行う職務)に昇進しました。Lifunextで数年過ごした彼らが今何を考えているのか、数年後のキャリアイメージとして是非ご覧ください!

(左から、Hyeon、吉田)

●これまでの経歴と、Lifunextに入社した理由について教えてください。
【Hyeon】
私は2017年に大学を卒業し、WEBアクセス解析ツールベンダーのPtmindで約1年半インサイドセールスをしていましたが、次第に「モノを売るだけでなく価値を創出する仕事がしたい」「クライアントともっと向き合いたい」と思うようになり、転職を決意しました。その後マーケティングコンサルティング会社を経て、2019年にLifunextに入社しました。現在は今坂がマネージャーを務める広告運用チームでコンサルタントをしています。Lifunextを選んだのは、先程お話しした志向と合致することに加えて、会社のVISIONに共感したこと、人に魅力を感じたためです。

【吉田】
私は2018年に大学を卒業し、WEB広告代理店でアカウントプランナーという企画営業の仕事をした後、2020年10月にLifunextに入社しました。Hyeonと同じく広告運用コンサルタントをしています。前職からの転職を決意したのは、アカウントプランナーの経験を活かしつつ新たにコンサルタントとして専門性を身につけることでシナジーを出せるのではないか、自分ならではのバリューが出せるのではないかと考えたためです。数ある代理店の中でもLifunextを選んだのにはいくつか理由がありますが、1つはコンサルタントの業務範囲が広いことです。Lifunextでは、営業が案件を受注した後の案件運営は、クライアントコミュニケーションも含めて全てをコンサルタントが担います。大手では役割分担が細かく、クライアントコミュニケーションは営業が担う体制が一般的です。業務の幅が広がれば私自身の幅も広がり、成長できると考えていたので、デリバリーを全て担えるLifunextのコンサルタント職は魅力的でした。また採用面接を通じて、会社としてのVISIONが明確だと感じましたし、私の話を掘り下げながら、私のキャリア志向とLifunextがどのような経験を提供できるかを丁寧にすり合わせてくれました。そして、シンプルにいい人が多いです。会社として、相手を否定せずに互いを理解しようという文化があり、心地良いと感じました。

●Lifunextに入社したばかりの頃、苦労したことは何でしたか? 
【Hyeon】
私は専門的な内容の理解に苦労しました。WEB広告の知識は自分なりに学んできたのですが、業界特有の事象や外部要因の影響もあるので、理論通りに物事は進みません。例えば定期通販の案件では、目の前で起こっていることを理解するために、転売ヤーの動向まで把握していないといけません。とにかく考えることに膨大な時間を費やしていました。自分なりに調べて勉強したり、クライアントにヒアリングして場数を踏みながら必死にキャッチアップしました。

【吉田】
私はマルチタスクです。同時に複数のクライアントを担当しますし、ベンチャーなのでクライアント業務だけでなく社内業務も多々あります。最初の頃は優先順位も分からずかなり苦労しましたが、経験を重ねて、忙しくなりそうな時期を見通せるようになってきたので、月初に1か月の大まかなスケジュールを引いて、パンクしないよう業務をコントロールしています。

●コンサルタントとして成長できたと思う体験について教えてください。
【Hyeon】
入社して間もない頃に、ついつい人に頼ってしまいがちな私の仕事に対する姿勢を見た上司が、クライアントの定例用の資料作成をまるっと任せてきました。“獅子の子落とし”みたいな感じです(笑)1人で全てをやるとなると想像以上に大変で、特にロジカルシンキングには苦戦しました。もちろん最後は上司が品質担保のためにレビューしてくれましたが、1人で最初から最後まで一貫して作りあげる体験をしたことで、その後自発的に考える姿勢が身に付いたと思います。

その後も成長の機会は常にあって、最近でもマーケティングリテラシーが高い企業様の案件に主担当としてアサインいただきました。ハイレベルなクライアントの期待値を超えるには、知識レベルや業務レベルの底上げが必須です。コンサルタントが成長できる瞬間は、自分自身で物事を考えて自発的なアクションを起こした時だと考えているので、この機会を活かして更なる成長に繋げていきたいです。

【吉田】
Lifunextでは、コンサルタントがクライアントと直接コミュニケ―ションをとります。日々クライアントに自分の考えを伝えて議論する中で、"クライアント視点”をブラッシュアップできたと思います。以前担当していた案件で、私たちが提案した広告で問い合わせ数を増やすことができましたが、あまり受注に繋がらなかったことがありました。私たちのKPIは「問い合わせ件数」だったので私たちの目標は達成していました。しかし、問い合わせから誘導した先の営業活動で何が行われているのかをしっかり理解できていませんでした。これらを理解した上での提案でなければ、真にクライアントに価値を提供できたと言えないのではないかと感じました。その経験以降、自分の提案がクライアントのビジネスに真に貢献できるものになっているか、目先のことだけになっていないか、クライアント社内で納得感を醸成するにはどうするのが良いか、自問自答しながらクライアントコミュニケーションをするようにしています。

●会社はどのような雰囲気ですか?
【吉田】
会社として、相手を尊重する・否定をしないことを大事にしていますし、比較的年齢が近い(26歳~30歳位)社員が多いこともあって、和気藹々としています。個人的にはコンサルティング部門トップの丸田が“いじられキャラ”というのも大きいんじゃないかと思っています(笑)トップが愛され系だと、自然と話しやすい雰囲気ができて、風通しが良くなっているように思います。

私はコロナ禍に入社したのですが、すぐに会社に馴染むことができました。以前からリモートワークをしていたので社員がリモート上のコミュニケーションに慣れていたので、気軽にコミュニケーションが取れたことも大きかったと思います。一緒に案件をやっている同僚とはリモートでも1日10回位会話していたりします。

【Hyeon】
プライベートでスノボに行ったり、飲み会に行ったり、同僚との関係性は良いです。素直な社員が多いので、楽しく付き合えています。コロナ禍はリモートワークメインでなかなか同僚達とは会えませんでしたが、出社すると業務の話だけでなく、プライベートの話からくだらない話まででかなり盛り上がっています。

●お二人の入社後にLifinextは拡大しましたが、何か変化を感じますか?
【Hyeon】
私が入社した時は社員数はまだ8人で、今は30人にまで増えましたが、雰囲気は変わっていません。色んな価値観を受け入れる会社なので、社員が増えるとその分多彩なナレッジが取りこまれ、会社全体がレベルアップしていると感じています。強いて懸念をあげるとしたら、経営層と新入社員との距離が以前より多少開いた点でしょうか。

【吉田】
会社が拡大しても1人ひとりの裁量権は維持されています。拡大によって以前より会社らしくなった部分はあるので、私自身はもっと責任範囲を広げなければいけないなと思っています。新しくジョインした社員の育成の面で貢献したり、上長の実務をもっと巻き取りたいと思っています。

●今の仕事のモチベーションは何ですか?
【吉田】
チームリーダーに昇進したので、ただ自分の担当案件だけを見ていれば良いという立場ではなくなりました。チームの責任者として、チームをうまく回しながらクライアントへの価値を提供しなければなりません。また、経営層と社員の間を繋ぐ”繋ぎ役”としての仕事が増えています。自分の新しい役割をしっかりと果たせるようになりたい、というのが今の仕事のモチベーションです。

【Hyeon】
私も立場が変わり責任が重くなりました。会社拡大に貢献することもありますが、やはり後輩や同僚の関係性というところが大きいので良い雰囲気づくりに貢献したいというのが一番のモチベーションですね。自分たちのチームらしさを出しながら会社に貢献できるチームの“色”というものを見つけていきたいと思います。

●後輩たちが成長していくためにどのような機会を提供したいですか?
【Hyeon】
1人ひとりの自発性を高める機会を提供したいです。ベースの知識を持ちつつそれを応用していくためには“知識”と“知恵”の両軸を引き上げていくことが重要ですし、そのためには個人の自発性が重要です。私のチームでは、最近毎週1人1つクライアントのための施策案を考える取り組みを始めました。ただ案を共有して終わりだけでなく、クライアントに提案できるレベルまで私と一緒にブラッシュアップします。このプロセスでロジカルシンキングを鍛えることができますし、ここで考えた施策案はリストにストックしていくので、自分たちの引き出しも増やせて業務の効率化にも繋がります。

【吉田】
後輩と話し、悩みを聞くための機会として、1on1ミーティングを毎週しっかりやっていきたいと思います。日々業務に追われると、意識しなければ1対1で向き合う時間は作れません。私自身が上司との1on1ミーティングで思考を整理でき、大きな成長機会になったという実感があるので、このような機会を私自身も提供していきたいと思っています。

●Lifunextをどんな会社にしていきたいと考えていますか?
【Hyeon】
漫画の『ONE PIECE』みたいに、Lifunextという大きな”船”で一致団結してゴールを目指しつつも、1人ひとりが自分の目標を追いかけることができる。そんな会社にしていきたいと思っています。そのために上層部と若手を繋ぐ“繋ぎ役”としての役割をしっかり果たしていきたいです。ちょうど媒体と広告主とその間をサポートする代理店という立ち位置に似ているかもしれませんね。

【吉田】
クライアントから、”外注先”ではなく、マーケティング部の一員と思っていただける会社になりたいです。広告代理店は類似するサービスを提供する会社が有象無象ありますが、その中で指名される会社になるにはコンサルティングの質を高めていかなければなりませんし、加えてコンサルタントの人としての魅力も大切です。

そのための取り組みの一つとして、広告運用チームでは最近『Lifunext Ad Camp』、略してLAC(ラック)という新しい取り組みを始めました。隔週に1度コンサルタント全員が集まり、複数チームに分かれて、現在進行中の案件を1つ取り上げて分析・ディスカッションして、案件の課題を発掘し、それに対する施策案などをプレゼンテーションします。コンサルタント1人ひとりの課題解決に全力で取り組む姿勢を強化することができます。また、1つの案件に、様々な経験を持つ全コンサルタントの視点を取り入れることが出来るのでクライアントにとってもメリットになります。実際に私の担当案件でも、LACで上がってきた優れた案をクライアントに提案したこともありました。

●今後の目標や、キャリアビジョンはありますか?
【Hyeon】
専門分野を掛け合わせることができるキャリアを築いていきたいと思っています。いま意識しているのは高いリテラシーをベースとしたコミュニケーションスキルです。クライアントの要望を適切に吸い上げることができるので、受注後に認識の齟齬も起こりません。私自身も今はまず広告運用を極めていこうとしていますが、いつか新しい分野での強みを見つけて、自分ならではの掛け合わせがしたいと思います。漠然とですが、最近ではクリエイティブ関連の案件が増えてきて、私自身以前からクリエイティブが好きなので、クリエイティブ+広告を掛け合わせていけたら良いなと思っています。

【吉田】
私も先輩たちのようにべ―スとして高いスキルを持ちつつ、安心して任せて貰えるようになりたいですね。会社が拡大する中で私のような中間管理職の立ち位置も以前と変わり、意識して一段階上の役割を果たさなければならないと思っています。目線が上がることで、クライアントへもより貢献できますし、私自身の市場価値も上がると考えています。

●最後に、プライベートの過ごし方を教えてください。
【吉田】
仕事柄眼精疲労に悩まされがちなので、こまめにリフレッシュするよう心掛けています。仕事が終わった後に散歩したり、最近ではLuupに乗って、少しだけ遠いところにあるサウナを巡ったりしています。

【Hyeon】
散歩がてら何かしらのショップに行き、より自身の暮らしが快適になるガジェットの発掘をしています。生活に取り入れた際に需要があるかどうかを選定基準にして、深く考える習慣を身につけようと心がけています。ただ、大半は買いません。


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