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営業職からLIFULL seniorの入居コーディネーターへ|顧客ファーストな価値観と成果の両立

【はじめに】

こんにちは。LIFULL seniorの大垣です。
普段は入居コーディネーター業務(※)を担当しています。
(※)一般のご相談者様から老人ホーム入居に関する問い合わせを電話等で受け、最適な入居先が見つかるまでサポートする業務

今回は同じ業務をしているメンバーに「転職」をキーワードにインタビューを実施しました。

・営業職で転職を検討している方
・老人ホームの入居相談員として勤務されている方

転職活動中で企業選びに悩んでいる方にはぜひ読んでほしい内容です。


【プロフィール】

LIFULL senior 介護事業部 相談ユニット サポート2グループ
庭山 健児|Kenji Niwayama ※写真左

前職は有料老人ホームの入居相談員業務に従事。複数の老人ホームを担当し、営業課題解決や入居促進に貢献。自身の影響範囲を広げ、社会の課題を解決したいという思いを実現すべく、2023年12月にLIFULL seniorへ入社。現在は入居コーディネーターとして、全国から集まる相談を解決し、組織へ貢献。

趣味:ウェイトトレーニング
週末の楽しみ:SwitchのマリオのRPGゲームを長女と長男と地道に進めること
座右の銘:不撓不屈(フトウフクツ)|強い意志を持って、どのような苦労や困難にも挫けないさま。

LIFULL senior

LIFULL senior 介護事業部 相談ユニット サポート1グループ
宮崎 洪|Ko Miyazaki ※写真右

金融業界、人材業界の営業職を経験後に2019年7月にLIFULL seniorへ入社。一貫して入居コーディネーターとしてのキャリアを磨き続け、トップセールスとして全社表彰の受賞歴も。常にご相談者様に寄り添い続ける姿勢と結果を出し続けることの両面を重視し、組織に大きく貢献。

趣味:ウクレレ
週末の楽しみ:朝からちょっと良いコーヒーを飲むこと
座右の銘:眼光紙背に徹す(ガンコウシハイニテッス)|書物や物事の深意までも掴み取ること。注意力や理解力が鋭いこと。

LIFULL senior

 ー よろしくお願いします!早速ですが、お二人は元々どのような業務をされていましたか?

庭山)
私は有料老人ホームの入居相談員をしていました。
担当している有料老人ホームへ見学にお越しいただいた方の入居に関わる相談が主な業務です。

ご相談者様は抱えている困りごとも現在の状況もそれぞれ異なるため、お一人お一人としっかり向き合い、ご入居までサポートすることが重要な役目です。

どのような選択肢がご相談者様にとって安心した生活になるか”を考えることは、非常にやりがいのある仕事でした。

前職に入社して間もない時は、ただの説明係になっていることが多く、表面的な提案しかできていなかったです。

成約(入居)までのストーリーを構築すること

LIFULL senior

このことを意識しだしてからは臆することなく、自信を持って提案することができました。

当時、「この施設であれば安心して生活できそう」というイメージをご相談者様に伝えきれていないことが課題でした。

そのため、まずは担当している有料老人ホームに既にご入居されている方お一人お一人と接点を取りました。

  • 入居することになった背景

  • それまでのご家族やご自身の想いや困難

相談から入居まで。その先の入居後の生活までのストーリーを困りごとや状況、背景や想いを考慮しながら、ご相談者様と一緒に作り上げていく。
大変ではありましたが、そうした行動が目標達成に繋がっていましたね。

宮崎)
私は金融業界と人材業界で営業職を経験して、LIFULL seniorへ入社しました。
特に金融業界で長く勤めていたので、培ったものは大きいです。
カウンターセールスだったのですが、ご夫婦で来店される方も多く、複数人の課題やニーズを同時に解決することを学びました。

商材が長期的に見ると高額で目には見えないリスクに備えるものだったので、意思決定までの根拠や論理を駆使し、プランニングしてくことが非常に重要。

そのため、ご契約までの面談も、事前準備にはかなり時間をかけました。
構成にパートをつけ、それぞれに

  • 自社を信頼してもらう

  • 私個人を知ってもらう

  • 親しみやすさを感じてもらう

などの目的を置き、面談の構成も緻密に考えていました。

お客様が面談を終え、私と会わない間に様々な情報に触れても、
「宮崎さんに相談するのが一番安心」と思ってもらえることを意識していました。


ー お二人共、やりがいのあるお仕事をされていたかと思いますが、転職されようと思ったきっかけや転職先を探しているときの軸があれば教えて下さい

庭山)
私は子どもが3人いまして、長女が小学校にあがることもあり、今後の家族と過ごす時間を見つめ直したことが転職を考えるようになったきっかけです。

転職の軸としては、前職に非常にやりがいを感じていたので、「介護・福祉」の分野で入居相談員と決めていました。

ただ、家族との時間ももちろん大切ですが、自分のスキルを伸ばすチャンスがあることと、「ご相談者様の課題を解決する」という成果にとことんこだわることができる企業で働きたいと思いました。

宮崎)
私の場合、最初の転職は結婚を機に自身のライフワークバランスを整えるためでした。

2社目も顧客ファーストなやりがいのある仕事だと思って転職したんですが、実態はあまりにも違ったんですよね…

モラルや社内ルールから逸脱してでも、売上を上げて成績が高ければ咎められるどころかむしろ称賛されてしまう環境でした。

売上を上げれば待遇は良いので、働き続ける事もできたと思うのですが、1社目と同じように、顧客に寄り添いつつスキルを高めることのできる利他的な企業で働きたいと思い、転職を考えました。

当時の転職活動を振り返る宮崎さん

ー LIFULL seniorに転職した決め手はなんでしたか?

庭山)
決め手は「ビジョン」と「」ですね。

正直な話...転職活動中に面接した企業はLIFULL seniorだけでした。笑
もし不採用となっていれば、転職活動は中止しようと思っていたくらいです。

面接の中で、社長の泉さんが熱く語ってくれたLIFULL seniorのビジョンに強く共感しました。

それ以外にも面接では、「成果を出すためにどのようなプロセスで目標達成に向けて取り組んだか」を細かく掘り下げられました。

このことから「目標達成意欲の高い企業だな」という印象を持ち、LIFULL seniorであれば、ご相談者様に向き合いながら、結果にこだわることができると感じましたね。

最終的に「ビジョン」に対する熱い想いと「人」に魅力を感じ、入社を決めました。

宮崎)
私も決め手は「」が大きいですね。

面接で関わってくれた方たちから優しさと芯の強さ、それを行動で示してくれる実行力を感じましたね。

1次面接で、私が当時の会社の社風になじめず苦しんでいる様子を聞いて、
当時の人事の方が2次面接から最終面接までを1日で終了できるようにスケジュールを組んでくれました!

こちらの状況を汲んでくれる方が多い会社だと感じましたし、

最終面接では泉さんが登場し、一度退室されてから、また戻ってきて内定を頂いたときには、「社長自らの言葉で伝える」というスタンスを大切にしているんだと伝わりました。


 ー 転職して「良かったこと」と感じるところを教えてください

庭山)
転職して良かったと思うことは、より多くの方の、介護に関わる支援ができるということですね。
LIFULL seniorでは全国どこからでも入居相談に対応でき、予算など個々の事情に関わる様々なお困りごとと向き合うことができます。

前職では基本的には担当エリアのみでしたが、各地域特有の介護課題にも気づくこともあります。

こういったことも見逃さず、困っている声として拾っていき、解決までの糸口を探って行けるのは、入居コーディネーターとして魅力です。

もう1つ挙げるとすれば、前職の相談員時代に得た現場知識を大きく活かせることですね。

前職では本当に多くのお客様の入居相談と向き合ってきました。
その実体験をもとにご状態の近い方のエピソードや事例をお伝えし、提案をすることで、お客様への価値提供ができていると感じます。

介護施設入居相談員の経験を語る庭山さん

宮崎)
私も、入社して良かったと思うところはいくつかあります。
まずは、前々職で叶わなかった「ワークライフバランス」ですね。

現在1歳になったばかりの子供がいるのですが、育児や趣味の時間もしっかり取ることができています。

また、前職で叶わなかった「顧客ファースト」な働き方を、正しい形で実現できていると感じます。
ただ単にお客様の言うことを聞くことは、正しい形とは言えないんですよね。

お客様もまだ気づいていない“必要なもの”を提案し、納得していただく。
その上で個々の目標達成を目指すということが徹底されていて、評価の際も目標が達成できているかが重要視されます。

これは完全に主観ですが、声高らかに「顧客ファースト」をうたっていても、実情はそうではないところが多いので、正直入社するギリギリまで疑っていました。笑

ただ実際に入社してみたら、面接時に感じたこととギャップがなかったので、新卒のときに出会いたかったくらいです!

難しいところは、想定通りにいかないことが増えたことです。
前職までの仕事は、一度お客様が思い立ったら、契約まで至るケースがほとんどでした。

老人ホームへの入居は、本人の体調・病状の変化による入院やご逝去などによって、
昨日までの検討状況が一変し、検討そのものが白紙になることがあります。

状況変化が激しいですが、目標達成への道筋を考えながら、真にご相談者様のためになることを実践するのは大変やりがいがある業務だと感じています。


【さいごに】

いかがでしたか?
「入居コーディネーター」は、もともと介護業界の方はもちろんのこと、異業界で営業をされていた経験があれば、これまで培ってきたスキルを使いながらお客様への価値提供ができる、やりがいのある仕事です。

成果や目標を追いながら、

  • 「高齢者やご家族様に提供できる選択肢を増やしたい」

  • 「より高齢者やご家族様と深く関わり、サポートしたい」

  • 「目標達成への意識を強く持ちながら、お客様の役に立つ業務をしたい」

  • 「個人プレーではなく、チームで目標達成に向けて動いていきたい」

そのような想いを持つ人が多く集まった場所だと思います。

今回の記事を通して、少しでも「入居コーディネーター」の業務に興味を持ってくださると嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!  


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