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LIFULL公式SNS、新企画のウラ話-中の人初めての長文に挑戦-


自己紹介

はじめまして。LIFULL公式のSNS担当です。
普段は140文字以内で情報発信する方法しか考えていないので、どうしていいか分からなくなりましてかなり時間がかかってしまいました‥。
当人は大変だったんだなと優しい心で読み進めてください。笑

LIFULL公式Xのご紹介

まずはLIFULL公式SNSの自己紹介を。

LIFULL公式Xプロフィール

LIFULLは、LIFULL HOME'SやLIFULL介護などの事業を通じてさまざまな社会課題の解決に取り組んでいます✨ 社会課題に関する情報、これからの暮らしや自分らしい生き方を考えるキッカケとなる情報をお届けします🎶
(プロフィールまま)

ということで、事業や事業を通じた社会課題解決に関する情報発信はもちろん、LIFULL STORIESという自社メディアの記事紹介や各種企画コンテンツなども発信しています。(詳細が気になった方はぜひアカウントを覗いてみてくださいね。)

手に汗握る企画が実施されました。

8月からスタートした「#しなきゃなんてない AI 10,000変化 キャンペーン」(キャンペーンは終了しました。)は、社会人として初めて体験するレベルで頭の中が飽和したプロジェクトでした。笑

SNS担当としては、会社として発信・伝達したいメッセージと、SNS上で「ん?なんだこれ。気になる」と思ってもらえるようなテキストや画像のバランスを探るのが大変でした。

また、今回は施策の目標として多くの方に企画を届けるためにKPIをリポスト(リツイート)の数値に置いたので、リポストしたくなる企画になっているかどうかというのも、これまた重要かつ考えるのが大変なポイントでした。
(大変でもあり、やりがいでもあります。)

当然ですがこんな企画は初めてなので過去に同様の事例はありませんし、実際投稿するタイミングでのSNS上の雰囲気・流れみたいなものはその時になってみないと分かりません。

大体のことが想定の域を超えないのですが…w
LIFULLの投稿を見た方の気持ちを想像しながら調整を進めました。

まずは企画の大枠を決めないと投稿テキストも決まらないので、どんなキャンペーンにするか決めていきます。

リポスト数を増やすことが目的なので、「フォロー&リポストで景品が当たる!」とするのが定石か‥🤔でも、ただリポストするだけでは伝えたいメッセージが伝わりきらない。ユーザーの皆さんにも楽しく参加してもらうためには参加してくれた方それぞれのリアクションに対して異なるお返しができると良いな‥。
もっというと、そのお返しを気に入って拡散してくれたりなんかして…
あ、告知期間で「これ誰だ?」とかクイズにして楽しんでもらうのはどうだろう👀!

わがままが止まりません。笑

LIFULLも嬉しいし、ユーザーさんも楽しめて、そんでもってこれまでにない新しい取り組みにしたかったんですね!!
ひとまず、パートナーとしてプロジェクトに参加いただいた会社様にわがままをぜーんぶ共有して、できそうなことを絞っていきました。
※わがままを共有したときは「てんこもりですね」と言われたような言われてないような。笑
ご協力頂いた関係各所のみなさまに感謝が止まりません。

そんなこんなで、キャンペーン投稿をリポストすると、1万通りの画像から完全ランダムでさまざまな「しなきゃ、なんてない。」を表現した画像が送られてくるという企画になったわけです。

企画が決まったから安心!というわけにもいかずまだまだありまして。
(聞いて?聞いて?)

実際にキャンペーンを実施してみるとこれがなかなかリポストされなくて‥。数時間置きにリポスト数を確認しては、現状の改善策を考えて社内で議論→できることから実践→再度数値チェックという日々が続きました。

文章がわかり辛い?
画像の要素が原因?
投稿時間が悪かった?
トレンドワードを活用すれば見てもらえる?
と考える日々。好きな人に振り向いてもらえなくて、必死でいろんなアプローチを考える人みたいでした。あぁ…ナイスファイト。笑

次に、投稿テキスト作成の進め方は、

  1. 投稿に入れたい情報をあらいだす

  2. 優先順位を付ける

  3. テキストに起こす

  4. LIFULLぽさを付け加える(言葉尻や絵文字の調整など)

こんな感じです。
今回の企画は伝えたい情報量が多かったので、それを網羅しつつ、ぱっと見で分かるかとか、前述した「なにこれ感」を出せているかも考えました。

140字の投稿内容には以下のような情報を収めるわけですが、正直企画が終了した今もどんな表現が良かったのだろうかと振り返り中です。

  • キャンペーンタイトル

  • 企画の趣旨

  • キャンペーンの参加方法

  • 景品内容

  • 応募期間

  • 当選連絡の手段

投稿内容によってはタレント事務所のチェックをお願いしたり、そのお願いを省略すべくタレントさん名を入れずにテキスト考えてみたり…笑

とにかくやってよかったのは、一旦書いたらメンバーに見てもらって意見を貰うということ。貰った意見から新しいアイデアが閃く瞬間もあるので、壁打ちは大事でした。毎度、丁寧に前向きに付き合ってくれるメンバーに感謝感謝です。そんなこんなで調整作業を繰り返し、最終的なテキストや画像となっています。

結果として炎上することなく目標のリポスト数も達成することができました!(ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪)。
「楽しかった」「自分らしい生き方を考えるきっかけになった」など前向きな反応をいただけたことも嬉しかったです。(もちろん全てが前向きな反応だったわけではありませんが、頂いた反応は今後の企画に生かすべく頑張りたいなと思います!)
ちなみに、AI画像10,000種類の生成がどれだけ大変だったかは、こちらを読んでお察しください。

SNS担当として気を付けていること

こうやって書いていると、結構いろんなことを意識してたのだなと思いますが、特に「誰かを傷つける表現になっていないか」は普段から意識して投稿しています。

そんなのみんなそうでしょ?ということかもしれませんが、個人的にはLIFULLらしさが一番現れる部分だなと思います。例えば、「誰かを傷つける表現」の、「誰か」の幅広さかなと。性別や年齢だけではなく、どんな立場、価値観の方がその投稿を見るのか、みたいな視点も入っていたりします。

最初につくる文章はわたし個人の価値観も混ざるので、見る人によっては違和感を感じる文章もあるかもしれません。なので、先ほどからあるようにメンバーに見てもらうのはもちろん、「それってわたしの当たり前や普通の感覚じゃないか?」と自分に問いかけてみたりします。

極端な例で「目玉焼きのお供」をテーマにしてみると、、(なにそれ)

「目玉焼きといえば醤油だと思いますが」は断定的でマヨネーズ派を傷つけかねない。
「目玉焼きは醤油しかないよね」もこちらの意見の押しつけな感じがして違う‥。
「目玉焼きには塩なんて言っている人がいますが・・・」なんて表現はもってのほか。
「目玉焼きのお供と言えば、わたしは醤油が好きなのですが」みたいな表現をしたいなって意識してます。ってことが言いたいんですが伝わりますかね。笑

終わりに

これまでLIFULLとして大きな企画ものはTVCMやイベントがメインで、SNSはその告知やお知らせという役回りだったのですが、SNSがメインの施策が開催されたので振り返ってみました。
今後もLIFULLを身近に感じてもらえるような、時には心の栄養になるような発信ができたらいいなと思います♪

いや~~140字の制限が無くなると逆にやり辛かったですが、新たな体験ができて楽しかったです(。-`ω-)✨

ちょっとLIFULL公式のSNSを覗いてみようかなと思った方、
いらっしゃいませ👇


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