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【コラム】モンスター・イン・ザ・クローゼット(不快な感情とのつき合い方)

こんにちは、EQコーチのラーナです。

子どもながらにベッド下やクローゼットの中に潜むモンスターを怖がった経験ありませんか?その時、どうしましたか?向き合うのが怖くて扉を閉じたまま、覗かないまま、とりあえず一歩引きましたよね?

大人になっても、「不快な感情」というモンスターの存在を無意識に作り出しているような気がします。胸が重くなるような、眉間にしわがよるような、嫌な感情を抱くと、子どもの頃と同じようにその感情に蓋をしたくなるものです。

なぜか?その感情に向き合うと、自分が押しつぶされるのが怖い、もしくはただただその嫌な感情に触れたくない、またはその感情を抱いている自分が良くない・嫌いなどといろんな偏見があるからでしょう。

でも、大人になった今、モンスターを怖がっている子どもを見たら、どう思いますか?「モンスターはいないから大丈夫だよ。ほらクローゼット開けてた、ベッド下を覗いて自分で確かめてみて。」と声をかけるでしょう。

感情は私たちの注意を引くために表れるものです。「あなたにとって大切なことだからここに焦点を当てて、集中して!」とメッセージを送ってくれます。

人は誰しも、自分の話を聞いてほしいものです。感情も同じ。あなたの注意を引こうとして、無視されればされるほど強くなっていくのですーあなたが気づくまで。

そして、相手に自分の話を聞いてもらえて、共感されると安心しますよね?感情も同じ。あなたが思いやりを持って話を聞けば、自然と落ち着き流れていくものです。

重い感情を感じたら、心の扉を開けて、快く迎え入れる勇気を持ちましょう。感情と向き合うこと、観察してあげることが、自然に流れてくれるための最善の手法です。

具体的にどうするか?

①ボディースキャンをして、その感情がどこに存在しているか、姿かたちを意識してみてください。大小、色、形、動きなど想起されますか?
②意識できたら、挨拶してみてください。「どうも。ちゃんと感じてますよ。あなたの存在を認識してますよ。」と。
③そして後は、受け入れ&思いやりの気持ちを持ってその感情を観察してみてください。どのように変化していますか?自然と小さくなり、弱くなり、流れていくのを観察してあげてください。

蓋開けてみたら、自分が恐れていたモンスターはいなかったことに気づくはずです。

こちらはNLP(神経言語プログラミング)の考え方を反映しています。
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