朝市の猫1

ベトナムは猫にやさしい国だと思う

ベトナムには猫がたくさんいる。

野良猫もいるし、飼い猫もいる。

飼い猫と言っても、日本のようなペットという感じではない。

どちらかというと、ネズミよけ、残飯処理係。

癒しのためではなく明確に「仕事」があるのだ。

もちろん、すべてではないが、避妊・去勢の手術はしない。

そのため、あちらこちらで仔猫が生まれる。

日本では、生まれた仔猫の引き取り先を探すだけでも大変だ。

しかし、ベトナムでは、猫は「即戦力」。

残飯を食べるので食費もかからない。

そのため割と簡単に近所の商店や食堂で引き取られていく。

日本は良い飼い主に出会えると、幸せな猫生を送れる。

一方、そうではないと、ほんとうに苦しい猫生になってしまう。

そういう意味でベトナムの猫は「広く浅く」。

最低限の幸せをみんな享受できているように思える。

猫全体のことを考えると、その方がいいのかな、ふと考えてしまった。

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