※上記の引用元は末尾に列挙しました
7年間ほど声優を目指す人たちに関わったことがある。
それまで声優という職業には全く興味がなかった。
洋画を観たり、たまに面白いと思うアニメやゲームにハマって感動を受けたりするが、こと職業という観点では関心が薄かった。
しかし、住めば都であるように、業界も棲めば興味をひく。
なぜ声優を目指したのか、なぜ声優や役者業が続けられるのか。
出会った人たちのお話の中からさまざまなことを感じて想い描いた。
この独特とも思える業界の中で広報や営業のような仕事に携わり、彼らへの興味と同時に関心を持ったことが、声優になるために受けるレッスンだった。
ボイストレーニング、台本演技、エチュード、感情解放、マイクを通した発声法・・・など。
声優を目指す上に於いて習得すべきスキルも色々ある。
よその畑(業界)から来て初めて見るそのレッスンは「これって一般社会でもやるべきじゃない?」と素朴に思ったもの。
そもそも声優文化というのは日本発祥のひとつだと思う。古代から演劇は存在するし、俳優が声だけを演じることなど昔も今もある。その中を割って、声優という分野に特化したレッスンメソッドを開発したのは日本のはずだ。
で、そのレッスンを「一般社会でもやるべきじゃない?」具体的には教育の中も取り入れたらいいのに、と思う理由はたくさんある。このnoteを読んでくださっている方も冒頭の引用文をご覧いただき、それぞれに思うアイデアはあることでしょう。
ボイストレーニング(ボイトレ)といえば、一般に馴染みはない、必要ないものと関心を寄せない人も普通に多いと思う。あれは歌手や役者がやるものと。
最初にあげたいくつかの引用は、コロナで在宅ワークを余儀なくされた頃に読み漁ったりした本などから印象に残ったフレーズです。
子供たちにも、大人たちにも、今では高齢となった幾多の生き様を歩み刻んでこられた方たちにも。仕事、恋愛、健康、人付き合い、自分らしくかつ相手にも届く表現手法、総じて快活であるライフスタイルの礎のひとつにもなり得るという仮説をもってこれからも私なり綴っていきます。
参考(引用)資料
・書籍から
・動画から