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簡易プロフィール・思想・活動紹介(2023年版)


Profile(自己紹介)

大学卒業後、IT系上場企業にてキャリアをスタート。その後、独立し、約10年に渡り様々な小さな教育系企業(設立3年〜50年)の第2創業、新規事業立ち上げ等、「組織の転機・創造」に関わり続ける。途中、ハワイ島での農業、フィリピンと日本のデュアルライフ等、多様なライフスタイルを経験する。 ㅤ

2018年に書籍「ティール組織」と出会い共鳴したことから関連する経営にまつわる探究実践をスタート。会社組織、参加型コミュニティ、外部からの支援者といった様々なフィールド・立場から経験を積んでいる。

現在はその経験などを基に、理念を体現している小さな会社の変容の伴走、共鳴・共感する叡智の伝道、組織支援者が育ち合う環境づくりなどを行っている。

※なぜティール組織に惹かれたのか?原体験から紐解けたことについて書いている記事はこちら。

How(どんな活動をしている?)

現在、私が行なっている活動について紹介します。有償無償が混ざっています。


(1)理念を体現している小さな会社の進化を推進する

現在、約200名規模の法人グループにおいてインターブランディング・経営者のソーシング(※)支援・ファシリテーション・コーチ役などで伴走中。

※意味合いとしては、経営者がビジョンに対する具体的なアクションの着想を壁打ち役として促進することを指しています。ソーシングという用語自体は、ソースプリンシプルというピーターカーニックが提唱したものの用語です。ティール組織の実践探究を進めていく中で、2021年後半に知ったのですが、自身がやっていたことの解像度を高めてくれました。今も継続的に探究実践をしているのですが、限りなく近いと感じているため、用語を借りています。

<参考記事>
ソースプリンシプルが何かが初めての方向けにまとまっている記事はこちら。
私がソースプリンシプルと出会った経緯はこちら
提唱者が語るソースプリンシプルが生まれた経緯はこちら。


(2)共鳴・共感する叡智(経営者・組織支援者向け)の伝道及び普及支援

従来の組織経営のあり方とは異なるパラダイムに基づく叡智に関する出版にまつわる壁打ち役情報発信の支援を行なっています。



(3)組織支援者が育ち合う環境づくり

組織開発者、ファシリテーター、コーチなど組織を支援する人たちが成長・発達するきっかけと環境提供を行なっています。



(4)探究のためのひとり研究所&メディア

・自分が気になっているテーマの深掘り及び共同探究の場の主催、フィールドワーク、及び情報発信

※2023年9月現在の探究テーマ
人:今西錦司、落合陽一、ドミニクチェンなど
コト:ティール組織、自然経営、ソース原理、デジタルネイチャー・デジタル発酵、デジタルエコシステミック、リジェネラティブリーダーシップ、土中環境など

・ライフトランジション期の智慧の体系化、記事化



(5)本を読まずに参加できる読書会「Booked」プロジェクトコアメンバー

Bookedは、本の内容にもとづき、様々なトピックスを取り上げ、参加者同士が対話をとおして理解を深め「学び」と「ネットワーキング」が同時に可能な『知的エンターテイメント型 読書会イベント』です。前もって本を読んでくる必要はありません。

どういう活動範囲なのか、まとまっている記事はこちら。



Vision&Policy(何を観て、何を大事にしている?)

続けて、0で紹介した活動をどういう世界観に基づいて何を行動指針として取り組んでいるのかについて紹介します。

1.Vision(わたしは世界をどう観ているか?)

「マルチピース社会」

マルチピースとは私の造語であり、複数の平和が多極均衡している状態を指します。言い換えれば、1つの秩序ではなく複数の秩序が棲み分けて同時に存在していることが自然であることを意味しています。簡単な図(暫定)に表すとこんなイメージです。

私のイメージを図にしたもの

また、この秩序の主体は人間だけではなく、自然界も含まれます。

こちらの記事をご覧いただくとこの言葉で表現したいことの理解を深めていただけるかもしれません。

また、この社会の中で人間はどのように過ごしているのかというと適切な数の人々がただ息を吸って吐いて命を続けるのではなく、自身のポテンシャルを発揮し、全身全霊で生きて個性ある人間としての役割を全うしています。言い換えれば、個人というアートを表現しているイメージです。(全員がというよりも適切な人数がというイメージ)


2.Policy(どんな姿勢を大切にして進めているか?)

上記のビジョンの顕現・実現を進める上で大切にしていることについて紹介しています。それぞれの簡単な概要とそのテーマについて哲学した記事の紹介をしていきます。

(1)自然・女性性・陰をちゃんと在ることにする
自然・女性性・陰」を人間社会において、会社組織において、個人において「ちゃんと在るとすること」を大切にしています。なぜこれらのキーワードを不可欠なものと捉えているかの理由はこちらで断片的ではありますが綴っています。



(2)あらゆることが変わり続ける・N:Nの情報共有を、前提として協働する
終わることをちゃんと終わらせる。ICTをフル活用した意思決定システム等を前提とした協働を大切にしています。


(3)1にある"在ること"を"全て在るままに"プロセスを進める
プロジェクト、プロセスを進める上で(1)で書いた在ることと共に進めていくことを大切にしています。

このことを大切にしている背景には、2010年に体験したハワイ島でのオーガニックファームでの体験とその時の考察があります。

その時の考察は以下です。

・人間はいのちをいただかなければ生きていけないのに循環するいのちのエネルギーがどんどん取れなくなるように経済発展を繰り返している

・今大多数の人間、文明が向かっている方向は地球、生態系との調和ではなく破壊を生み出し、人間自身の持つ自然も滅ぼしている。未来に対してたくさんの負債をつくっている。

上記のような状況をつくり出してきた要因は肥大化した・偏った男性性にあると見立てました。言い換えれば、意思決定の判断基準として「自分中心」「お金の最大化」のみを最優先してきたということ。

そして、この現状を招いた要因がいわば男性的な性質のみを判断・意思決定の拠り所としてきたことだと捉えました。

この意思決定の積み重ねが普遍的な文化にまでなっていますが、この「お金の最大化」という圧力に負けることなく、そのゲーム上ではどんなに非効率だと思えても、「男女性のどちらも」を大事にしながら(いのちはここからしか生まれない)進むことのみが過去の延長線上にない未来を築いていく指針だと捉え、それを大事に今日まできました。

あれから12年経ちますが、変わらず重要な指針だと感じています。

ハワイ島での体験・気づきについて詳しく書いたのはこちらです。


また、これら3つのPolicyについてまとめて触れられる内容が書かれているのはこちらの記事です。



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