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「ソースプリンシプル」にまつわる本を読み始めてお金観の探究が始まった〜その3〜マネーライフストーリーを振り返ってみた編


はじめに

2022年から始まった私のお金にまつわるInner Journey(内面の探究)season3について書き始めています。前回の記事はこちら。

今回から数回に分けて、取り組んでみたワークについて書いていきたいと思います。まず第一弾がこちら。

マネーライフ・ストーリーを書き出してみた

そもそもこのJourneyが始まるきっかけとなった本『WORK WITH SOURCE(日本語訳:すべては1人から始まる――ビッグアイデアに向かって人と組織が動き出す「ソース原理」の力』のPart3では以下のようなワークが紹介されています。

マネーライフ・ストーリー

お金の存在を初めて覚えた時から、お金が強力な力を発揮した人生の重要な出来事を振り返ってみる。

例えば、稼ぐこと・使うこと・貯めること・葛藤と満足の時・栄光と恥などといった言葉を見た時に浮かぶ思い出は何かも書き出してみる。

そして、何が起きたかだけではなくそれぞれの時にお金が何を象徴していたかを書き出す。

「すべては1人から始まる――ビッグアイデアに向かって人と組織が動き出す「ソース原理」の力」p341~342参照

私はこのワークを知った時に早速やってみることにしました。このワークは自分の人生をお金という観点で振り返った時に繰り返し現れているパターンを洞察することに活かします。

なぜなら、以下のような前提があるからです。

『自己成長(Self-development)はソースの人生にとって決定的に重要だ。なぜなら、たとえばお金に投影している物語のように、ソースの創造的なポテンシャルを阻むものは、基本的に内側から生まれるからだ。

創造への原動力も、意識的であれ無意識的であれ自分の中から生まれてくる。だからこそ、自分の内側を知っておく必要がある。』

p356から引用

「お金に投影」という表現が出てきましたが、これは言い換えれば、自分自身が本来は持っている力を「お金を持つことでしか得られないもの」という風に、自分にはないもの、外側にあるものと捉えてしまっている状態のことをさします。

そもそも私たちは色んなものに投影しているのですが、提唱者のピーターは、私たちが一番奥にしまっておきたい、遠ざけておきたいものが投影されやすいのがお金だと言っています。

上記でも紹介しているように、ソースの創造的なポテンシャルを阻むものは内側にあるのですが、これは対象に投影しているものを自分の一部として取り戻していくプロセスによって発揮していくことが可能になる、という考え方をしています。そしてそのためのワークのことをピーターは「リクレイミングワーク」と呼んでいます。

このワークは、自分にとって「お金とは●●である」という無意識に持っている定義を言語化することから始まります。

この定義を浮かび上がらせる上で参考になるのが、上記の「マネーライフ・ストーリー」に取り組み、繰り返し起こっているパターンを認識すること、なのです。

ワークで得た気づき・学び

実際には、生まれてからの年代と、それぞれの年で印象的だったストーリーをノートに書き出していきました。また、自分の記憶を辿って書き出しただけではなく、例えば「稼ぐこと・使うこと・貯めること・葛藤と満足の時・栄光と恥」などといった呼び水用に用意されていたキーワードをみて思い出したことも書いていきました。

そうやって出揃った内容を眺めて、気づいたことや共通項だと思えることを書いていきました。

その内容の一部がこちらです。

・お金にまつわる一番の幼少期の記憶。それは、おそらく小学校低学年くらいの時にお金の話で両親が揉めている様子を見たことでした。ここから私のお金についての意味づけは「お金とは、両親の仲を不仲にするものである」と言えそう。

あまり手元に残らないようにしているかも?上記のネガティブな意味づけに関連しているかも。

・本当に必要な時にはもらえるもの
・パトロン的な人が家もお金も引き寄せてくれる
・自分が稼ぐもの、というよりいただくもの

・無力でた守られる存在であればお金をもらうことができる

・社会人になってからしばらくするまでお金に無感覚だった。

・2019年末頃まで自分には価値を生み出すことができない感覚があった。

その上で思ったこと

・書籍「すべては1人から始まる――ビッグアイデアに向かって人と組織が動き出す「ソース原理」の力』の中では、お金との関わり方について3タイプ紹介されています。追いかける人・遠ざける人・洗濯機。この中でいうと私は遠ざける人かもしれない。

・意味づけにはネガティブだけではなくポジティブもあるはずだが、ポジティブな側面はこの時は浮かんでいなかったなぁ。

さいごに

この時もこの時なりの気づきはありましたが、今回のワークが入り口であるならば、本丸と言えるのが書籍の「20章 Reclaiming wholeness(ホールネスを取り戻す)」で紹介されているマネーワーク(私の解釈:お金に投影・預けてしまっている、本当は自身に備わっている力を取り戻すワーク)というパートがあります。こちらについて書籍を頼りに、やってみたのですが、いまいちうまくできなかったことを覚えています。

この取り戻すことについて書いている記事はこちらです。まだの方はぜひご覧ください。

ちなみに、その後、マネーワークについては学ばれている方のガイドつきでやってみたことでスムーズに取り組むことができ、気づきも得ることができました。そのことも別途書きたいと思います。


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