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シードVCがゆるふわにお届けするまとめブログ【シードVCが分析するスタートアップCOOまとめ】

こんにちは、Lifetime Venturesです。

今回は、名のあるベンチャー企業に在籍をしているCOO(最高執行責任者)についてまとめていきます。

スタートアップに飛び込む際に 本noteが参考に慣れば幸いです。

1. 今回まとめてみた会社とCOOの方々

・エウレカ 金田 悠希 様
・アイカサ 黒須 健様
・ベルフェイス 西山 直樹 様
・メドレー 石崎 洋輔 様
・freee 尾形 将行 様
・UZABASE 松井 しのぶ 様
・Sansan 富岡 圭 様
・ラクスル 福島 広造 様
・kanmu 知久 翼 様
・マネーフォワード 竹田 正信 様
・JapanTaxi 海本 桂多 様
・LINE pay 長福 久弘 様
・ヤプリ 金子 洋平 様
・コネヒト 宮崎 拓海 様
・dely 金子 泰章 様
・SQEEZE 山口 陽平 様
・メルカリ 小泉文明 様
・メルペイ 金 高恩 様
・Retty 本田 浩之 様
・ゲームウィズ 伊藤 進次郎 様
・Repro 齋藤 修 様 
・アンドパッド 堀井 浩平 様
・Sansan 塩見 賢治 様
・ビットキー 福澤 匡規 様
・Graffer 井原 真吾 様
・Schoo 古瀬 康介 様
・シナモン 家田 佳明 様
・ユアマイスター 高山 武佐士 様
・Clipline 金海 憲男 様
・LAPRAS 二井 雄大 様
・コインチェック 大塚雄介 様
・SmartHR 倉橋隆文 様
・Holmes 吉田 倫子 様
・Anyflow 藤本遼平 様
・NOIN 千葉 久義 様
・Shippo 土屋 隆司 様

今回は、インキュベートファンドさんとコーラルキャピタルさんのポートフォリオの中から選出をさせていただき、スプレッドシートにまとめていきました。

スクリーンショット 2020-08-17 18.41.00

このように各企業におけるCOOの略歴をプロットしていきます。


2. 分析手法

今回1でまとめた方々を下記2軸で分類をしてみました。

・IT - 非IT

・スタートアップ経験者 - スタートアップ非経験者

まとめるとこのようなプロット図になりました。

スクリーンショット 2020-08-17 18.40.17

意外にもCOOの経歴は、スタートアップ未経験者が多いことがわかります。

また、共同操業をされている会社さんも少なくアイカサ/kanmu/パネイル/LAPRAS/Any flowと6社のみとなりました。


もう一つプロットを作成してみました。

・共同創業者か?途中入社か?

マネジメントを経験されているか否か?

になります。

スクリーンショット 2020-09-07 0.57.31

今回のプロットでわかったこととしては、共同経営者×マネジメントをされた経験のあるCOOが非常に多いことがわかりました。

マネジメント経験がないCOOの方については、より専門的な知識が必要とされる領域に向けたサービスが多いようです。

3. 総論

では、なぜスタートアップのCOOはスタートアップ経験者が少ないのでしょうか?それは資金調達のフェーズでCOOの役割が変更になっているからではないかと推測されます。

資金調達のフェーズでいうと、シードからIPOまでがあるのですがまとめると下記の図になります。

スクリーンショット 2020-08-17 18.49.23

シード:

サービスや商品が リリースされる前の段階にいるフェーズの事を 「シード(期)」と呼びます。 ビジネスモデルやプロダクトが数百万円のフェーズです。

アーリー:

起業してすぐの段階を「アーリー」と 言います。 赤字の状態であることが多くなります。 企業側としては、そのビジネスの 実現性を見せていく必要があるでしょう。 (数百万円〜1000万円)

シリーズA:

事業が本格的に動き始めて、サービスや商品などの認知度が上がり、顧客が増え始める成長ステージを「シリーズA」と呼びます。(1000万円〜3000万円)

シリーズB:

経営が軌道に乗って安定化し、「シリーズB」と呼びます「シリーズB」と呼びます。(数億円〜数十億円)

シリーズC:

スタートアップ企業の成長最終段階を迎え、黒字経営で、会社が安定し、IPO(上場)やM&Aを意識する時期を「シリーズC」と呼びます。(数億円〜数十億円以上)

フェーズ別であれば、シリーズB以降の組織が大きくなるフェーズでの参画が一般的のようです。ですので、スタートアップを経験していないが、組織として整えなければならないタイミングでCEOから声がかかり、上場までを伴走するCOOが多いのではないかと感じます。

そのため、オペレーション力が高くチームのマネジメントができる方を起用されるケースが多そうです。


いかがでしたでしょうか…?

起業やスタートアップへの参画をお考えの方は、Lifetime VenturesGMの木村にお気軽にご連絡いただければと思います。

▼Lifetime Ventures木村の連絡先はこちら

次回は、新規上場企業のスタートアップCOOについてのまとめです。

それでは!

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