人生に対する独り言
私の父は経営者だ。
私は数年以内に跡を継ぐ。
そんな私は今、自分がどう生きるか非常に悩んでいる。
跡を継ぐと決めたものの、どこか身が入らない。
理由は、貨幣経済に嫌気が差しているからだ。
お金を稼ぐことに、興味を持てない。
だけど、株式会社はお金を稼がねばならない。
よく、稼ぐことと社会貢献は表裏一体と言うけれど、ここで言う社会って、結局は人の創った枠組みのなかでの話だと思う。
富の分配が行われるという意味で、あるいは誰かのニーズを満たすという意味では社会貢献に違いないのだろうけど、社会には貢献しても、個人の幸福には貢献しているのか?
資本主義経済システムを回すこと=社会貢献になってないか?と思う。
書いてて思ったけど、お金を稼ぐことに嫌悪感があるというよりは、会社というシステムに嫌悪感があるのかもしれない。
決まった時間、決まった場所で働き、利益にならないものは事業として手を出せない。
でも今本当に必要とされる仕事って、事業にならないものなんじゃないかと思う日々。
私は暮らしをつくりたい。
心が豊かになるような暮らし。
暮らしは誰かに提供されるものではない。あくまで自分がつくるもの。見出すもの。
だから難しい。お金にはならない。お金払ってやってもらえたとしても、それは本当にその人の暮らしとは言えない。
この矛盾を解決する手立てがなくて悶える。
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