自分の命は自分で決める、家族に選択させない
70歳になったら考え方に変化が起きた。
男性の平均寿命が81歳と言われていますが、70歳になった私は元を取ったって思っている。
あと10年以上も生きたくないというのが実感です。
父親は68歳で病死。当時私は37歳。
自分の寿命に目標を二つ作った。
目標
1、父の享年を超える。
2、70歳まで生きる。だった。
いま目標を超えて今は毎日最長不倒距離を更新している。満足しています。
15年飲み続けた薬をやめた理由
70歳を越えた今年の4月から、医師から処方され15年間飲み続けてきた2種類の薬をやめた。
薬をやめたことには原因がある。
2年前に知ったことだが、その薬には認知症を発症するリスクがあると言うことだ。ネット情報だが、多くの医師が警鐘を鳴らしている。
1年ほど前、そのことを薬を処方してもらっている医師に相談したところ「ネットのデマ情報を鵜呑みにしない方がいい」と言われ詳しい説明もなく、デマという言葉で一蹴された。
病死自然死か認知症を発症して長生きか
私には下記の2つの選択ができる。
①既往症や新たな病気を発症して死ぬ(早死リスク)
②認知症になって長生きする(家族に迷惑をかける)
①を選ぶことを決めた。
15年間飲み続けたから、今さら服薬をやめても間に合わないかもしれないが、自分で納得したかった。
なぜ、70歳になって自分の死を自分で選ぶことにした理由は・・・
2回の手術後、宣告通りだった父
両親の死に立ち会った。家族の死は私にとって辛いものだった。
でも死の悲しみはたまに思い出すことがあるが何年も引きずる訳ではない。その日から前を向いて歩いてきた。
父は癌になって余命半年と医師から宣告された。私は一日でも多く生きて欲しいと願った。
医師の勧めで2回の手術をした。
戦争で外地へ行って、死にもの狂いで生き延びて帰ってきた父はとても辛抱い人でした。しかし癌という病魔に侵され痛みと苦しみと戦い、結局宣告どおり半年後に亡くなった。
癌になって医師と相談して手術を勧めたのは私だった。それを決めたことを私は今でも後悔している。
痛みや苦しみがあっても、父には一日でも長く生きして欲しいという勝手な想いだった。
父は手術に同意してくれたし、私に感謝の言葉を言ってくれたけど、父の本心はどうだったのか分からない。
その時思った。家族や身内でも人の命の選択をしてはいけないと。
自分の命は自分で決める、家族に選択させない
今私は思う。
私が認知症を発症して自分で判断できなくなる前に自分の命は自分で決めておこうと決めた。
・自分の命は医師や家族が決めるのではない。
・家族に我が身の命の選択はさせない。
・自分の命は自分自身で決める。
今身体のあちこちは痛いし、物忘れも多くなってきた。70歳を越え、元をとったと思っている。だからこれからはワクチンも打たない。
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