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インスタ映えは安全策

わたしは、毎日何も考えずに写真撮影をしています。その理由は、この行動が潜在意識を呼び起こす&インスピレーションを受取れる可能性を感じているからです。

しかし、どこにもアップしない写真を撮ろう!というのは推進力が弱い気がしております。Instagramにどうせ子どもの写真をアップしない(顔NG)というきっかけから、子どもの写真すら撮らない人も多くなっているんです。

今日は、Instagramにアップする前提でしか写真を撮らない現象について、今のところの思考をメモする回です。

まず、昨日わたしが撮った写真の一部をご覧ください。

これらの写真はInstagramにはアップしません。その理由は、わたしが歩いた道の記録だからです。写真さえ見れば明らかにルートがわかる写真です。

これをInstagramでアップすると、「あそこでしょ?」「私も近くにいたよ!」のコメントがきて、反応に困るわけです。

人間は明確な目的がないと行動をしません。そういう意味でInstagramは、写真を撮る推進力を上げているな、と改めて感じました。

さらに、Instagramのテンプレート写真が「映え」になっている理由を考えてみました。

以下は同日わたしが撮影した写真たちです。Instagramアップ用に撮りました。

つまり、場所を特定されない写真が、セキュリティ上安全だと行きついたのではないでしょうか。

小さな画面の世界で人を楽しませようと思うと、美味しそう!動物好き!ウケる!など直感的にいいね!となる写真が正解におさまったような気がします。

そしてそれが、「Instagramをやってないから」という人々の写真撮影の手を止めているとも思います。子どもの友人親子と出かけると、まったく撮影しない親が多いと感じます。わたしが撮ってLINEで送るようにしています。子ども同士が自撮りするようになると、さらに親は子どもの写真を撮らず、記念撮影だけになるようです。

Instagram以外の写真を撮る意味を、どう伝えようかと引き続き思考のタネにします。


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