情報は民主化されている?情報操作されている?
Netflixでのおすすめ
"The Billion Dollar Code" (邦題: ビリオンダラー・コード)
※これから先はストーリーのあらすじを書いており、初見でみたい方は
まずNetflixでみた後にこちらの記事を読んでください。(ドラマ全4話)
こちらの記事は、私が"The Billion Dollar Code"をみた後に、ChatGPTとClaude 3に質問して、その回答が興味深かったので書きました。
そして表題のように情報について改めて考えるきっかけになりました。
=あらすじ=
1990年代のベルリンを舞台に、90年代に開発された初期の地理情報システム「Terravision」と、後にGoogle Earthとして知られるようになる技術に関する実話を元にした物語を描いています。
ドイツのスタートアップ企業ART+COMが、1990年代に革新的な地理情報システム「Terravision」を開発した実話がベース。物語は、技術の開発過程、技術者たちの情熱と挑戦、そしてその後のGoogle Earthとの特許紛争を中心に展開。
彼らが開発した技術が、後にGoogleによって特許侵害されたと主張し、訴訟を起こすまでの経緯を描いている。
このドラマは、技術革新、知的財産権、大企業との戦いなど、現代のテクノロジー産業に関連する重要なテーマを扱っており、視聴者に興味深い洞察を提供しています。
「The Billion Dollar Code」は、技術革新の裏にある創造性、挑戦、そして法的な闘争をリアルに描いた作品です。Google Earthの誕生秘話と、それに関わる技術者たちの物語を通じて、観客に技術と法の交差点について考えさせられる内容となっています。
↑上記のサマリは、このシリーズをみた後に生成AIで文章を作成しました。
ドラマのサマリーでClaude 3とChat GPTを活用しましたが、回答がまるで違うものでした。
以下、どちらも無料版のClaude 3とChat GPTを使用しています。
★質問「ネットフリックスのthe billion dollar codeのサマリーをください。」
Claude 3からは回答をもらえませんでした(上図)。
Claude 3へは、Googleが出資しているため、Googleが不利になるような情報はなるべく出さないのかなと思わせるものでした。
ChatGPTから回答をもらいました(下図)。
試しにClaude 3に別のNetflixシリーズについて聞くと回答がもらえました。
★質問「ネットフリックス、Emily in Parisのサマリーをください。」
このように特定の情報が提供される一方で、他の情報が意図的に省かれたり、どこを強調するかによって受け取る人の印象が変わります。
※決してGoogleを批判するものではありません。私はいつもGoogleのサービスを使用しておりますし。
情報は民主化されましたが、決まった情報元からのみを信じるのではなく、複数から得ることで、情報操作されないよう気をつけます。
おまけ
★質問「Google earthは、Terravisionから特許を奪いましたか?」
少し意地悪ですが、上記の質問を投げてみました。
個人的にはClaude 3の回答が好みです。
「ただし、ドラマはフィクション要素を含んでいる可能性があり、実際の出来事とは異なる描写がされている可能性があります。」という部分以外は。。。
Chat GPTは、質問に対しての回答を忠実にしており、それ以上の考察はありませんでした。
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