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代替肉は世界を救うか

代替肉のバーガーパティを取り寄せて食べてみました。
ネットでヒットしたNEXT MEATS社のサイトにはバーガー、「牛丼」、「カルビ」、「ハラミ」と銘打った食材が並びますが、今回はバーガーを選びました。

NEXT MEATS バーガー(完成品)

特に美味しいとは感じませんが、そういう料理なのだと思えば、問題なく食べられます。マルシンハンバーグみたいと言えば、ある年齢以上の方はお分かりになるでしょうか。
マルシンのホームページを見ると、主原料には鶏肉、豚肉、牛肉をミックスし、粒状大豆たん白の表記も見えます。蛇足ですが、発売当初のマルシンハンバーグは、牛肉が高かったために、鯨肉・豚肉・マグロを遣っていたそうで、元々「ハンバーグ」ではなかったわけですね。
牛肉が高いための代用としての鯨肉時代から、絶滅危惧としての捕鯨に対する世界の目が厳しくなる時代を経て、60年の時間を経て現在の代替肉へ。
時代は移り変わっていることを感じます。
 
2050年には世界人口が100億人近くになると予想され、人口の増加による食料不足や畜産に伴う環境負荷の問題が大きくなる中、一つのソリューションとして期待されている代替肉。動物愛護という側面もあります。
欧米諸国を中心としたヴィーガンやベジタリアンなど菜食主義者増加の背景になってもいると聞きます。

ネクストバーガー


まもなく、代替肉企業としてNASDAQ市場に世界初の上場を果たした米国発のビヨンド・ミート(Beyond Meat)が日本市場に進出という噂も聞こえてきます。
私はSDGsを自分ごとにすることが大切だと考えていますが、食のダイバーシティとしての代替肉の選択もそのひとつということで、今後は食卓のラインナップに加えていきたいと考えます。
 
#SDGs #フードダイバーシティ #食のサステナビリティ #代替肉


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