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ライフリンク・メディア報道

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#秋田魁新報

ライフリンク・メディア報道・2023-2024 年末年始③

ライフリンク・メディア報道・2023-2024 年末年始③

下野新聞、秋田魁新報、埼玉新聞、千葉日報、伊勢新聞などは、2023年12月に連載記事「うつをこえて 自殺を防ぐために」を掲載しました。筆者は、日本自殺予防学会理事長、張賢徳さんです。自殺対策の歴史を振り返り、ライフリンクの取り組みを評価しました。

ライフリンクと連携して自殺対策を進める東京都足立区の取り組みが、季刊誌「毎日フォーラム」秋号で紹介されました。足立区で自殺対策をけん引してきた馬場優子

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ライフリンク・メディア報道・秋田の取り組み③東京フォーラム・2017年11月

ライフリンク・メディア報道・秋田の取り組み③東京フォーラム・2017年11月

自殺対策の「秋田モデル」は全国から注目され、2017年11月14日、東京・内幸町の日本ブレスセンタービルで全国フォーラム「秋田モデルから考えるこれからの自殺対策」が開かれました。2017年11月15日・秋田魁新報ほか各紙、2017年12月5日・しんぶん赤旗、2017年12月15日・東京新聞特集面から紹介します。

主催者の秋田魁新報社、小笠原直樹社長のあいさつです。
「2007年から紙面で『支え合

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ライフリンク・メディア報道・秋田の取り組み②・2016年11月

ライフリンク・メディア報道・秋田の取り組み②・2016年11月

2016年11月1日の秋田魁新報は、秋田県の自殺対策について、こう総括しています。
「秋田県の自殺対策は、県内39団体の連合体である『秋田・こころのネットワーク』をはじめとする民間団体が主導し、公衆衛生学や心理学など専門的な立場で自殺予防を研究する秋田大学や、県医師会、県・市町村が一体となって推進してきた。民・学・官の連携で大きな成果を上げていることから、全国から『秋田モデル』として注目されている

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ライフリンク・メディア報道・秋田の取り組み①・2014年10月

ライフリンク・メディア報道・秋田の取り組み①・2014年10月

2014年11月、秋田県では8年目となる民・学・官の連携事業「いのちを守り、いのちを支える」が行われました。秋田魁新報社が主催し、秋田県、秋田県医師会、自殺予防「秋田・こころのネットワーク」が共催する、まさに「民・学・官」の連携による取り組みです。これに先立ち、清水康之代表へのインタビュー記事が掲載されました(秋田魁新報、2023年10月31日)。
清水康之代表の発言を紹介します。

「(秋田県に

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ライフリンク・メディア報道・北東北フォーラム・2011年10月

ライフリンク・メディア報道・北東北フォーラム・2011年10月

秋田魁新報社、東奥日報社、岩手日報社の北東北3県の新聞社が毎年開いている「自殺対策を官・学・民で考える いのちを守り、いのちを支える全国フォーラム」の内容を引き続き新聞記事から紹介します。今回は2011年10月に開催されたフォーラムを取り上げます。東日本大震災から7カ月余り。震災の爪痕も生々しい時期の開催でした。「いのちを守る」ことの意義が、改めて浮かび上がりました。

ライフリンクの清水康之代表

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ライフリンク・メディア報道・北東北フォーラム・2010年9月開催②

ライフリンク・メディア報道・北東北フォーラム・2010年9月開催②

秋田魁新報社、東奥日報社、岩手日報社の北東北3県の新聞社が開いた「2010自殺対策を官・学・民で考える いのちを守り、いのちを支える全国フォーラム」の内容を、前回に続き新聞記事から紹介します。(2010年9月18日、19日に秋田市で。新聞記事は、10月17日東奥日報、10月19日秋田魁新報・岩手日報)。4つの分科会に分かれて議論が行われ、分科会総括シンポジウムでその報告とこれからの活動の展望が話し

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ライフリンク・メディア報道・北東北フォーラム・2010年9月開催①

ライフリンク・メディア報道・北東北フォーラム・2010年9月開催①

秋田県、青森県、岩手県の3県に発行本社を置く秋田魁新報社、東奥日報社、岩手日報社の3新聞社は、2009年から毎年大規模な自殺対策フォーラムを開き、ライフリンクも全面的に協力しています。フォーラムでは、様々な論点が提起され、民間団体の活動も詳しく報告されています。3つの新聞社の記事をもとに、フォーラムで交わされ、深められた議論について、たどっていきます。今回は2度目の開催となった「2010自殺対策を

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ライフリンク・メディア報道・2011年1月

ライフリンク・メディア報道・2011年1月

2011年元日、新年を祝う新聞紙面に「派遣村有志ら困窮者を支援 3日まで電話相談」の記事が掲載されました(2011年1月1日、埼玉新聞)。「年越し派遣村」で村長を務めた湯浅誠さんやライフリンクの清水康之代表ら有志30人が、12月31日から1月3日まで電話による相談を受け付け、必要な人には宿泊代や食費を援助する取り組みです。費用は有志が自己負担します。

2011年1月7日、警察庁が2010年の自殺

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ライフリンク・メディア報道・2009年11月

ライフリンク・メディア報道・2009年11月

2009年は政権交代が起きた年です。新政権の内閣府は、福島瑞穂・消費者・少子化担当大臣ら政務三役と有識者2人による「自殺対策緊急戦略チーム」を発足させました。有識者として、ライフリンクの清水康之代表と秋田大学の本橋豊・医学部長が加わりました(2009年11月6日、秋田魁新報)。当時、国内で自殺で亡くなった人は、2008年まで11年連続で3万人を上回り、2009年も3万人超が確実な状況でした。

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