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NPO法人ライフリンク
2023年10月24日 10:33
政府が「孤独・孤立」対策に乗り出したこともあり、「孤独・孤立」問題が社説で取り上げられる機会は増えてきました。ただ、これ以前から「孤独・孤立」対策は、社説の重要な論点でした。2010年1月6日の毎日新聞社説は「誰も見捨てない社会」を訴えています。2012年9月2日の朝日新聞社説は「自助と共助 まずは迷惑をかえあう」を見出しに掲げました。2011年2月16日の西日本新聞社説は「孤立化対策
2023年10月17日 09:49
ライフリンクが2013年3月と7月、就活生を対象に行った調査が社会の関心を集めました。東京都内で就活中または就活を終えた大学生や大学院生ら計243人から回答を得ました。7月に聞いた122人の21%に当たる26人が就活開始後に死にたいと考えたと回答しました。新聞各紙は「就活中に『死にたい』2割」などの見出しで大きく伝えました。この調査と前後して、若者の自殺を取り上げた社説が頻繁に掲載されます。
2023年10月13日 09:35
地方紙は、地域に暮らす人たちの顔が見える距離から、地域に密着した報道を続けています。それぞれの地域から「いのち」をめぐる多くの提言をしています。2010年2月12日東奥日報の社説「自殺対策緊急プラン 『生きる力』支える社会に」は、清水康之代表の指摘に言及しています。2010年2月25日京都新聞の社説「自殺なくそう 命を守ろう」は、ライフリンクの調査と分析を引用しています。2010年9月
2023年10月3日 10:01
2011年9月6日のニュースサイト「あらたにす」(朝日・日経・読売よみくらべサイト、現在は閉鎖)に、清水康之代表の寄稿「自殺対策報道 新聞社説に期待する」が掲載されました。その中で清水康之代表は、次のように提起しました。自殺対策をめぐる社説は、自殺対策基本法が成立した2006年前後、自殺対策大綱が定められた2007年前後にはよく掲載されていました。しかし、清水康之代表が指摘する通り、この寄稿前