2011年9月6日のニュースサイト「あらたにす」(朝日・日経・読売よみくらべサイト、現在は閉鎖)に、清水康之代表の寄稿「自殺対策報道 新聞社説に期待する」が掲載されました。その中で清水康之代表は、次のように提起しました。
自殺対策をめぐる社説は、自殺対策基本法が成立した2006年前後、自殺対策大綱が定められた2007年前後にはよく掲載されていました。しかし、清水康之代表が指摘する通り、この寄稿前の数年間は掲載頻度が少なくなっていました。この後、また増え始めることになります。ややもすれば堅苦しい印象を持たれがちな社説ですが、テーマごとに問題点が簡潔に整理され、解決策の道筋を示そうとしています。各紙の社説を見ていきます。
「自殺対策大綱 追い込まない社会を目指そう」(2007年6月10日 毎日新聞)
「自殺3万人 遺族にもっと支えの手を」(2009年12月30日 朝日新聞)
「自殺者3万人 安全網の強化急げ」(2009年4月8日 京都新聞)
「自殺率最悪 命救うネット拡充しよう」(2009年4月18日 山梨日日新聞)
ライフリンクが行った自殺対策をめぐる自治体ランキングや自殺実態調査が、多くの社説に引用されています。
写真は、金沢市の金沢21世紀美術館にて。