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♯1.序章|ウエディングプランナーの始まり


「きっといまが一番充実してて楽しいかも」

かつての私を知る人たちと会うたびに、ここ最近言っていた言葉。先月末で、約2年間お世話になったウエディングプロデュース会社での仕事をひとまず終えた。少し恥ずかしい言葉で伝えていいならば、私にとってこの2年間はまさしく「大人の青春」だった。

最後の日に撮った写真(私以外はスタンプ押してます)

そんな大人の青春であったこの2年間をnoteで振り返りたいと思います。ご興味のある方は、この後もお読みください!

きっかけは「お問合せフォーム」

初めてrwを知ったのは、恐らく6年以上前から。
当時勤めていた会社に、センスが抜群にいい先輩がいて、その方が挙げた結婚式がアウトドアウエディングだった。そして、どうやらそこがrwだったかもしれない、、といううっすらとした記憶を辿るところから始まる。

当時のわたしは、まだ全く畑の違う業界にいて、バリバリの会社員で、ただ結婚式の仕事はしたいと思っていたけど、なかなか簡単に退職できない会社に在籍していた。その時決めていたのは翌年から行くオーストラリアのワーホリのみ。
ワーホリに行こうと思った理由も
①30歳の時に独身だったら海外へ行こうと昔から思っていたから(あわよくば、外人さんの彼氏が出来たらいいな〜という不純な動機もある)
②海外のウエディングに元々興味があって、どうせやるなら現地でちゃんとみたい、吸収したいから

こんな想いがあってワーホリに申し込んだ。当時はこの行動が最大限で、右も左もわからない、業界の知り合いすらいなかったから大きな一歩だったと思う。

出来れば行く前に、少しでもウエディング業界を経験したいと思っていた欲張りな私は、ネットサーフィンをしまくり、目に留まったホームページがrwだった。

注釈)今更ながらrw: ウエディングプロデュース会社をさします

「このホームページって、○○姉が挙げてた結婚式の場所?」そんな想いを抱きながら、恐らく数日気になっては見て、気になっては見ての繰り返しでした。(笑)

そして色々な会社の方と会ったりコンタクトとったりしたけど、ピンとこず、、、
「いや、もうここしかない!!(ポチッ)」
ここがrwとの出会いです。

もう一度、連絡してみる

当たり前だけど、「未経験」「半年後に出国予定」のわたしに連絡はきません。笑
逆の立場で考えれば、この2つの条件だけみたら雇いたいと思わないのは当然。それでも私はここしかないと思って、もう1度ダメ元でコンタクトをとることに。。。

そしたら奇跡が起こり、zoomで担当者の方(現在の社長)と話をさせて頂くことになりました。
一般的な結婚式場では働く選択肢はなかったから、恐らく必死で伝えたんだと思う。そして、10月中旬にキャンプ場でウエディングがあるから、見学どお?とお誘いいただき、即Yes。
当日勤めていた会社に、なんとかしてお休みを頂いて経験した、あの1日はなんとなく、この先の人生を変える気がした瞬間だった。

はじめて携わった結婚式。人生が変わる瞬間だった

デビューは、土砂降りのアウトドアウエディング

今思い返しても、この日がなかったら今のrwとの出会いはないし、本当に何がなんでも行ってよかったなと思える特別な日です。肉体面でみるとハードな日。想像以上に体力勝負で、想像以上にいろいろ頼まれた日で(笑)新しいおNEWな革靴も当日で捨てることになり、土砂降りの雨の中、日帰り温泉なしには帰れない程、身体が凍えていたきっとハードな1日。

その後に「あの日が初めてだったから、もう嫌になってしまったと思ったよ〜」と先輩プランナーさんから言われた程、きっとハードだった日。笑
でもすべてが新鮮で、楽しかったからここで働かせてもらいたいと感じたんだと思う。その時に書いたnoteがこちら。

ワーホリはほぼ諦めることに。そして、アシスタントデビュー

本格的にrwにお世話になったのは2021年1月からです。この時の日本は、まさにコロナ禍で婚礼もほとんど延期、延期な状況でした。拠点が軽井沢だから、屋外で気持ちよく結婚式ができるのもG.W明けから。それまでの期間は、その年の結婚式を準備されている新郎新婦様の当日までを私もサポートすることが仕事。先輩プランナーさんの打合せに同席をさせて頂きながら、手とり足とり本当に丁寧に教えていただき、今でも感謝しきれません。

初めてペーパーアイテムを作らせて貰った施工日
快晴日和が気持ちよかったG.W明けの施工

地元の世界遺産を使った結婚式

rwで働きたかった理由に、PR timesで地元の世界遺産とコラボレーションをしていた記事を見たことも大きなポイントでした。ウエディング業界に進んだきっかけも「結婚式をきっかけとして、地方の魅力発信に繋げていきたい」という思いがあったから。
内装もかっこよくて、本当に本当にその結婚式をつくる一員となれたのがとても嬉しかった。ただ同時に、せっかくの結婚式で、もっと地元でやれたことがあったんじゃないかと思ったのもこの時でした。

ウエディングプランナーから広がる観光の可能性

最初の頃、新郎新婦様のご案内に同席させてもらったとき。会場をいくつかご紹介していた車内での出来事。このことで、さらに確信をついた瞬間になったことを今でも覚えてます。
それが、おふたりだけのことではなく、「その地域のこと」をご紹介していたこと。

これって凄いことだな、と改めて思ったんです。
軽井沢は近場であり行きやすい町で、かつ、別荘地のイメージ。働く前は小さい頃から何度も訪れていて知っていると思ってた。でも、全く知らなかったことを感じた瞬間だった。歴史もその町の成り立ちも。そこでどんな人が暮らして、どんな人たちが商売をして、どんなところが魅力なのかも。

なかなか説明できそうで出来ないことなんじゃないかなと思う。それを先輩たちは、初めて軽井沢へ来る新郎新婦様に、何度も来る新郎新婦様にもご案内のときにご紹介をしていたのが本当に素晴らしいと思った。

これをきっかけに、その土地で結婚式をしたい、もう一度足を運びたいと思えるきっかけがつくれるウエディングがrwならつくれるかもしれない。その想いが確信へと変わって、はじめにウエディング業界を学ぶ会社がrwでよかったと今も思ってます。

今日のnoteはこの辺で。次回も続きます!

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