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1型糖尿病とHideo-since 1979

2020年の年末、
クリスマスも間近か1型糖尿病ですと診断を受けた私。
具合が悪かった原因が分かった安心感と同時に、
持病持ちになったという
今までの自分のイメージとはかけ離れた
”わたし”の存在に戸惑いを隠せなかった。
腕に付いた500円玉ぐらいのセンサーが、
血糖値をモニターし続けてくれる。
近代テクノロジーって凄いと思う反面、
やはり見る度に”持病である”と
念を押される感じがして、嫌だったな。

まだ診断を受けて1週間程の週末、
友人のお誕生日会にお招きを頂き、
オシャレなレストランへ主人と一緒に
お祝いに行きました。
12月は常夏のオーストラリア。
私は腕を出したファッションで
会場へ向かったのだけれど、
やはりプラスチックのセンサーが目立つ!
そりゃそうだよね、焼けた肌に
白い500円玉サイズのセンサーが付いていれば、
目立つよね。
なにを付けてるの?と聞かれる度に、
1型で血糖値管理が必要なの。
と説明する。
その度に私は”今までの私”ではない。
そんな風に感じていました。

訳も分からず始まった
”持病持ちの私”の人生。
沢山の葛藤が自分の中にあって、
色んな事を考え、
色んな人を想い、
とにかく落ち込んだ時期。
周りに居てくれる人達が
今は自分優先で、自分に優しくね。と
時間とスペースをくれたお陰で、
少しずつ現実を受け入れ、
出てきた自分なりの答え。

一番の発見は、
辛い中にも見えてくる日々の小さな幸せ。
お気に入りのカップで飲む早朝の珈琲、
常夏の太陽で干した、
いい香りのパジャマでベットに入る幸せ、
そして子供達のムッチムチの手。
1型になって今まで以上に
日常の小さな出来事に人生の豊かさを感じる。
失ったはずの”私らしさ”が、
些細な事で少しずつ取り戻せる感覚になった。

小さくMOODを変えて、MODEを変える

人は些細な事で気持ち(MOOD)が
ガラッと変わるもの。
そういう時に思いつく発想や言葉達には
ものすごいエネルギーがのっているし、
MOODが変わると、
その先に見えてくるものも変わり始めて、
方向性(MODE)が変わる。

些細な事からの気持ちの変化の繰り返しによって、
今までの自分では気づかなかった
大切な想いに気づいたり、
辛い事の中からも小さな光をみつけ、
私達は一歩づつ
歩き続ける事が出来るのではないでしょうか。

糖尿であるという現実と
傷みは変えられないけれど、
その現実をどう生きるかは
私の選択次第である。
ならば、私は何があっても
わたしらしく生きるという選択をしたい!!
糖尿の私。というよりは、
糖尿は私の一部。
私が糖尿の舵をとる!
人生のキャプテンはわたし!!
診断を受けて半年、そんな考えにたどり着いた。

My life My way!!

Hideo-since 1979

HIDEOのアームカバーと
インシュリンポーチは
そんな”些細な選択”の一つ。
センサーを隠すものでも、
インシュリンを恥じるものでも無く、
自分らしく着こなす為のツール。
どうせセンサー付けるなら、
オシャレに楽しんじゃおう!
糖尿病ですら自分らしく染める

Wear it in style!!

このポーチは保冷になってるんだよ:)


糖尿病と毎日暮らす事の中には
大変な事も多いけれど、
このHIDEOのアームカバーとインシュリンポーチで
皆様の心にほんの少しの光が差し込みます様に。

Hideo_since1979では
現在女性用グルコスモニターアームカバーと
インシュリンポーチを制作中。
皆様にお届けできる日も間近かです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

1型糖尿病まだまだピッカピカの2年生 
NAOKO xx



















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