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知らないことがあるのはステキなこと。

毎日更新はおろか、気がつけば何日も更新せずにおります。

上記の言葉は、自分の無知さを嘆いていたときにかけていただいた優しい言葉です。「そんなことも知らんのか?アホ!」と言われ育った私には涙が出るほど心癒された言葉でした。

それはさておき、秋の気配がしてきて「小さい秋でも探してみるかー。」と意気込んでみます。いつもと何も変わっていない見慣れたコース。桜が咲く頃ならあちこちで写真を撮る人も見かけるのだけど、新緑も濃緑もすでに終わり、紅葉にはまだ程遠いこの時期は人の数もまばら。

何の変哲もない木の枝や幹。綺麗な花が咲いたり、葉っぱが色づかないと人を惹きつける魅力ってないんだろうか?人の目をパッと引く目立つ何か。分かりやすい何か。観光推進課でもなんでもないのに、考えてしまいました。

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 葉の色は緑のままでも十分綺麗なのに。

でも、視線を目の高さに合わせると、昔から日本人好みのものがしっかりあるんです。木の幹にびっしり張り付いたものが。

なんだ?この黄緑色のキクラゲは?って思ってしまいました。Googleレンズで調べたら、ヤママツゴケと出ていました。キクラゲじゃないんだ。食べれないんだ。と思いましたが、インドではスパイスとして使うと説明してて、さらに驚きでした。きっと、今までだって何度も目にしていたと思いますが、全く気にも留めず無知のまま今日までいたのか…と反省の気持ちさえ湧きます。よく観察して調べると、もっと興味も湧くし。何でもスルーしてしまう癖は改善した方がいいかもしれない。ちなみに、英語ではlichen と言う様です。

苔がびっしりついた木の幹も、実はお気に入りです。苔の種類にもよると思いますが、ベルベットのような質感が素敵でうっとりしてしまいます。外国でも苔の生えた木はありますが、同じように愛でたりするのか?知りたくなってきます。

いつも見過ごしているモノのなかに、知らないことって隠れているんだ。

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