見出し画像

海外移住先の国を決めるときに大事なこと。

去年バルセロナに家族で移住しました。
今回の記事は、自身の経験をもとに主に長期移住を目的とした方へ向けた内容となってますが、短期でも参考になるかと思うのでみなさんのヒントになってくれれば犬、喜びます。

移住したいと思い立った場合、まずはどこの国がいいかと考えるようになると思います。
しかしながら現実的に移住が可能な国はビザの要件によっても限定されてきちゃうんですよね。

ビザに関して別の記事で書くので、まずは移住先の国を選ぶときに必要なことについて記載したいと思います。

移住を考えた際、まずは目的を明確にする必要があります。(あたりまえだけど(笑))
そこに住みたいだけでは、結構ビザやその後の生活をするとなった場合「あれ?こんなはずじゃなかった」とか「そもそもビザ難しいやん」という事態に陥りやすいです。

移住の目的として
・移住先の国でビジネスをおこしたい
・日本の仕事を海外でリモートで作業しながら生活したい。
・子供の教育を海外の環境でおこないたい。
・リタイアしたので、リラックスした生活がおくれる場所で生活したい。
など、人それぞれ理由が異なると思うんです。

他にも、「短期でいいから色々な国にいってみたい」とか「語学をマスターしたい」とか様々な目的があると思います。

おそらく海外移住と考えた際、以下の国が候補にあがってくるかと思います。
アジアであれば
台湾、マレーシア、シンガポール、タイ、オーストラリア、ニュージーランド(アジアのくくりにオセアニアはいれさせていただきます)

ヨーロッパでは、オランダ、ドイツ、ポルトガル、スペイン、イタリア、イギリス、フランス、マルタ、クロアチア、ポーランドなどあがってくるかなと思います。
あとはアメリカとかですかね。

おそらく上記の移住先が結構候補にはいってくるのではないかと。

タイやマレーシア、シンガポールなどは情報発信されている方がいるので、検索すれば色々でてくると思いますが、ヨーロッパの移住に関しての情報がまだ少ないと思うので経験をもとにこちらに書いていきます。
(私はスペインに移住したので、今まで調べたこと含め情報共有をできる限りしたいと思います。)


海外移住の目的をしっかり持っていないと、あとから必ず苦労することになります。
なぜかというと、海外移住は思ったより費用がかかるからです。(特にヨーロッパ)

日本経済が低迷し賃金があがらず円安も続き世界的に物価も上昇している中、コストは思った以上にかかります。
要点を抑えれば事前に節約もできますが、海外生活ではイレギュラーなことが多く、思ってもいない出費なども発生するので、目的などは明確にして、慎重に何度も国は選んだほうがいいです。

ビザなども国が変われば条件もまるっきり変わるし、後から違う国に移動したいと思っても、労力とコストが大きくなるので事前調査はしっかりしたほうがいいです。

ヨーロッパの場合最近ではノマドビザを発給する国が多くなってきており、比較的取得は以前よりは簡単にはなってきていると思います。

ただ、国によってノマドビザは1年間だけとか、逆に更新ができて永住権につながるなど、さまざまです。

永住権取得を目指した場合、ヨーロッパではほとんど、5年間の滞在が条件になってます。
ヨーロッパで永住権を取得すると、どこの国でも住むことができます。
これが永住権を目指す人が多い理由です。

5年間居続けるには初年度の更新、あとは2年ごとの更新をクリアしていかなければなりません(だいたい初年度1年、2年更新)

長期滞在するためには、必然的に永住権を目指すという構図になるので、どうやって5年間その国に滞在するかということが大事になります。

この5年間滞在するために必要な目的と忍耐、情熱がなければ、なかなか長期移住を実現することが難しくなってきます。

なので、目的を明確にしたほうがいいです。
「なぜ、自分は海外移住したいのか」
今一度振り返って自問自答してから動くと、だんだん住む国も明確になってきますし、絞れてきます。

日本のブログや大使館の情報などのほかに英語で移住情報など検索し日本語の翻訳ソフトなど使って色々調べましょう。
世界の移住者の情報がネットにはあるので、結構参考になると思います。

「移住をしたいな」と考えたら、まずは目的と国をセットで考えることをおすすめします。

ビザ取得についての記事はいつか書きたいと思います。

#海外移住
#スペイン

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?