住む家も決まってないのに、バルセロナに飛び込んで移住した話
出発から波乱
成田空港からアブダビ経由でバルセロナへ。
空港は閑散としてて、ほとんど人がいない状態。
移住の荷物はスーツケース3つと大きめの段ボールを4箱用意し、飛行機で積んで持っていく事に。
理由は、
・船便だといつ届くかわからない。
・引越し業者だとめちゃめちゃ高い
・スペインの郵送事情が悪い。
上記の観点から持っていく事にしたのはいいが、追加料金をかなり取られてしまった。
1人35Kgまでは問題ないので、3人で105Kg
しかしながら、結局150Kgに荷物の重量が膨れ上がり、追加料金が当日のレートで40万近くに。
一週間前くらいだと、30万くらいで収まったのですが、荷物の量をそんな前から決められるわけでもなく、仕方なく追加料金を払って渡航することになった。
Hotel
バルセロナに到着後、ゲートをでるのに2時間近くかかった。
早朝到着のため、イミグレにスタッフが全然いない。
まだ出勤してないのかってくらいスタッフがいなくて、相当待たされることに。
その後、スタッフがチラホラ出勤し始めて、急に速度があがり、無事3人入国するも、今度は荷物が見当たらない。
3個のスーツケースは普通にベルトコンベアで流れてきたけど、肝心の段ボール4箱がいつまでたっても出てこない。
さすがに遅いと思って、空港のスタッフに尋ねると「ああ、大きい段ボールとかは別のレーンだよ」って指さされ、ふと見ると、わたしたちの段ボールだけ遠くのレーンにごっそり置かれていた。
普通にわかってないと焦るので、同じような荷物を運ぶ方がいましたら、気をつけてください。
到着出口をでると、予約していた大型バンの運転手が待っていてくれて、
車に積んでホテルまで運んでもらった。
到着から出るまで2時間かかったので、「まだか?まだか?」と言われて焦りましたが、結局運転手はカフェでサッカー見ながら待っていたみたいで、あまり気にしていない様子。
空港から車で30分程はしってホテルへ到着。
なぜ、ホテルなのかというと、
家が決まってないから。
はい、家が決まってなかったんで、いったんホテルを10泊予約。
大きな荷物と家族三人でのホテル暮らしがはじまる。
日本にいながら部屋を見つけたり交渉していたのだけど、先客がいたり、他の外国人は嫌がられたり、いろんなことがあって出発までに部屋を決めることができなかった。
もちろん日本からビデオでしか内覧はできないので、リアルに見ることはできなかったのだけど。
物件も30個以上も探してコンタクトとるも、すべて撃沈しました。
それだけ家探しはバルセロナで難しかった。
なんせ家賃が高すぎて、条件に見合うものが全然ないし、物件も供給不足状態。
おまけに外国人となると提出書類も残高証明やら収入証明やら、現地の身分証がないとだめだとか、いろいろハードルかけられたり、断られる理由だったりもした。
そんなこんなで、ビザの入国期限が迫ってたので仕方なく現地にいってから探すことにしたってわけ。
スペインでの家族移住の始まりは、家も決まってないホテル暮らしからはじまることに。
紆余曲折ありまくりの移住だが経過はまた続きで話したいと思う。