介護や福祉的支援のある暮らし 『身体だけじゃない こころと暮らしの健康』
その方(Bさん)は、当時70代の女性。旦那さんとの老老世帯です。癌のステージⅣで、総合病院に入院中です。既に、ご本人とご家族には担当医より余命半年の宣告がされました。同居する夫も同世代です。夫にも持病がありますが日常生活は一人で行えますし、家事も手伝ってくれます。
離れて暮らす未婚の一人息子さんは、IT会社にお勤めの働き盛りの40代。会社の許可を取り自宅で仕事ができるようにして、ご自分の家とご両親が住むご実家とを往復する二重生活でご両親を支えることを決断されました。
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