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鬱の時の辛さと周りの人は

鬱の時は大変だ。
床にめり込むかと思うほどの体のだるさ。
トイレに行くのも億劫。
おむつをしたいと思ったこともあった。
それくらいトイレに行くという行為だけでも大変なのだ。

このくらいの時はとにかく寝るしかない。
寝て、食べて、少しまどろんで、また眠る。
ひたすらそれを繰り返すしかない。

その時期が過ぎて、少し動けるようになった時。
実はこの時が一番辛いかもしれない。
思うように動かない体、少し動けたらまた休息を必要とする体。
ここでは少し動いて、
休んで休んで、
また少し動いて、
と動くジャブを打ちながら休むことを続けることだ。
何故こんなに休んでるのに動かないんだ、、
と思うのはもっともだけど、
ここでまた無理をして動き続けると、再び深い沼に逆戻りになる。
ここで焦らないことが大事だ。

鬱の治療はこの少し動いて、休む、
もう少し動いて、休む、の繰り返しなのだ。
たくさん休んで、戻る時はほんの少しずつ体力をつけていくしかない。
本当に忍耐がいる病気だと思う。
だけど、今まで鬱になってから、私は治らなかったことはなかった。
これは私の場合だからみんなに当てはまるとは言えないが、ちゃんと休んで、休み切ったら自然に動ける時がくると思う。
その時を辛抱強く待つ。これしかない。

あなたの周りに鬱の人がいたら、ひたすら待ってあげてほしい。
必ず戻ってくるから。
優しくそばにいてほしい。
それだけでいい。
特別な声がけはいらない。
一緒に回復するのを待ってほしい。
あなたという存在がいるだけで救われているから。

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