ただ「知る」だけで世界は一気にカラフルになる
はじめに
こんにちは!りょーすけです。
今日の本棚では、Kindle作家の山本和華子さんが書かれた『ほっこりしたい人のための週末、日本文化』をレビューしていきたいと思います。
(※本書はKindle電子書籍/Kindle Unlimitedで購読可能です)
<ぼくのブックレビューの骨子はコチラの記事をご覧ください👇>
あなたは外国人に「あなたの国のことを教えて」と言われたときに、すぐに話しの構成を組み立てることができそうですか?
日本文化を表すいろんな言葉について、さっと言葉が出てきそうですか?
表紙にあるような「茶道・華道・書道」といった武芸について、「日本画など美術品」の味わい方について、「歴史や宗教」といった国の成り立ちについてetc
本書で取り上げられるテーマは、日本で義務教育を受けたのであればほとんどの方が聞いたことがある言葉ばかりのはずです。
が、自分の言葉で説明はできないのではないでしょうか🇯🇵
今日はそんな一見敷居が高くて小難しそうな日本文化の話を、著者と一緒にほっこりふんわり思い出しながら、週末気分でFiStActしていきましょう📖
Finish:知らない=面白くないという先入観
かく言うぼくも、今でこそ禅についての発信をさせてもらうほどに日本文化に(部分的ではあれど)興味を持って知識を深めてきたものの、そのスタートは30歳頃です。
義務教育を受けていた時は言うまでもなく、大学生や社会人となっても日本文化には興味さえありませんでしたし、週末に神社仏閣めぐりをすることなど一切ありませんでした。
この分野に対しては多くの人と同様、どこか「古くさい・堅苦しい・つまらない」というイメージが先行して、無意識的に避けていたと思います。
その当時の意識で旅行先にある有名な文化拠点(お城や神社、美術館など)に行ったとしても、ぼくにとってはその景色はなにも意味を持たない、ただただモノクロに世界にしか映っていなかったんだと思います。
今思えば、本当に本当にもったいない😂クヤシー
その時は「つまんない場所だなー」としか思っていませんでしたが、それは真逆だったんですよね。
そこにおもしろさを見いだせないぼくの方が、「つまんない人間(眼)だった」に過ぎないのです。
今これを読んでちょっとでもギクッとしたのなら・・・そのスタンスと意識はポイしちゃいましょっ٩(๑´3`๑)۶
『知らない=面白くないという先入観』
Start:知らないあなたは世界一の幸福者
Finishからそのままの流れでいきますが、知らないからつまらないという意識を「ちゃんと」終わらせたら、発送を転換してみましょう。
あなたが今、日本文化について知らないということは、あなたの日常にはこれから「知れば知るほどおもしろくなる余白」が大量に残されているということなのです!
そのスタートとして、いきなり専門書を読むのはきっとハードルが高く、実際に文化そのものに触れてみないと分からないことも多いため、文字情報だと「やっぱつまんなーい」となりかねません。
もちろん相性はありますが、本書はぼくが読んだ日本文化の紹介本の中では異色なほどに淡々としています。
この上なく簡潔で、雑味が一切なく、ある種事典のように読み進めることができます。
そのため、とてつもなく幅広い分野を取り扱っているにも関わらず、ぼくは小1時間で読了することができました。
どこか特定の分野にだけ興味があって深く詳しく知りたいという方は、別の本を手にとることをオススメしますが、まずはサーっと知識を得て自分の興味のアンテナがどこに立つか試してみたいという方は、ぜひこの週末に本書を開いてみてはいかがでしょうか?🙌
『知らないあなたは世界一の幸福者』
Action:どこでもいいから行ってみよう!
もしここまでの話を読んでみて、
「確かに自分は日本文化についてなにも知らないなぁ・・・」
って思ってもらえたならっ!
最後にひとつ、オススメのアクションはやはりコレ🙋♂
なにはともあれまずは「行って」みましょう。
ココで一点注意としては、どこに行くかを考えることに時間は費やさないでください。
極論、どこでもいいですから。
目的はこれまで自分が見ていたはずの景色の中から、おもしろさを見出す「眼」が養われつつあるかを確かめることですから、あまり事前調査には時間をかけすぎず、いったんありのままの自分を文化に「さらして・ぶっつけて」みてください。
それでも決めかねるという方は、まずはGoogle Mapで「現在地周辺の神社」と検索してみてください!!(←ぼくが旅先で絶対やる戦法です。笑)
さぁ!鉄は熱いうちに打つのが一番っ(´ε` )
「どこでもいいから行ってみよう!」
おわりに
と、いうことで。
今日はKindle作家の山本和華子さんが書かれた『ほっこりしたい人のための週末、日本文化』でFiStActしてきましたが、いかがだったでしょうか?
それでは最後に、ぼくの印象に強く残った一節を紹介しておわりにしたいと思います。
なにもこれは学者や文化人だけが背負った宿命ではありませんからね!🤩
ぼくたち平凡な国民が自国文化を愛すること、理由はなしにしてとっても美しいことだと感じませんか?
もしこの記事がちょっとでも参考になった、おもしろかったと思ったら、ぜひスキやコメントでリアクションをいただけるとうれしいです!
また、今後「この本について書いてほしい」なんてお声も大募集中ですので、ご遠慮なくコメントでご要望くださいね。
それでは、今日はこの辺で失礼します(^^)/~~~
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