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私の仕事 高齢者のもつ痛み スピリチュアルな痛み(1)

皆さんこんにちわ。
ライフコーチ ラングめぐみです。
はじめてこの記事に来てくださった方、どうもありがとうございます。
私の紹介はこちらです。宜しければ是非お読みください。



またいつも見て読んでくださる方、今日も本当にありがとうございます。
さて今日は私の昔の仕事である、高齢者へのケアについて話したいと思います。

今日から何回かこの本に書かれているスピリチュアル痛みについて

まとめてみたいと思います。


まずこの本の目的です。

本書の目的
1人間の苦痛の違い及び人間の中心的な、人間の核の苦痛の理解や配慮を高めることによって、人間の的確なケアを考案し、提供できること。
2 スピリチュアルな痛みに対する薬物や手術はない。だが自他の内面的な生きる近くの源や泉を発見し、痛みを超越して生きていける可能性があること


この本は高齢者を含め、死に近い病気を持った患者さんが必ず体験する

体の痛み

そして

精神的な痛みについて

知識を得ること

そしてその痛みのケアに

少しでも役立つそれぞれの方法を探していく

という本です。


作者のキッペス/ウァルデマール氏は(「BOOK著者紹介情報」より)


NPO法人臨床パストラル教育研究センター理事長。文学博士。1930年ドイツ生まれ。1956年来日、鹿児島県にて司牧活動に従事。ラ・サール学園、鹿児島大学、上智大学、南山大学、アントニオ神学院講師を経て1995年久留米聖マリア学院短期大学教授。1976年より東京「いのちの電話」スーパーヴァイザー、1991年姫路聖マリア病院で臨床パストラルケア教育の指導、1998年臨床パストラルケア教育研修センター所長、2007年よりNPO法人臨床パストラル教育研究センター理事長

90歳を迎える現在も、全国各地でスピリチュアルケア専門職の養成講座を主催し、日本社会へのスピリチュアルケア普及に身を投じておられます。


またスピリチュアルケアとは

というテーマもこの後出てくると思います。


さて今日は序章に出てくる


E キューブラー ロス の「死の受容の過程」
否認ー怒りー取引ー憂鬱ー受容


について少しコメントします。


E キューブラー ロスさんはスイス人の精神科医であり人はどのように死を受け入れるのかについて世界的なベストセラーとなった「死ぬ瞬間」本を書かれた方です。


キューブラ―・ロスさんのこの死の受容の考え方は死に向かう人と関わる

きの基本的な知識の一つです。

キューブラ―・ロスさんによると 例えば 末期がんですとある人が宣告されたとき


まず人は

否認します。


いや、そんなことはない。間違いじゃないか。


そこから大体の人が 2段階の怒る時期に移動します。

自分の生活がいっぺんに変わるという恐怖

今までしてきたことが急にできなくなる

これからしたいことができなくなる。。。

家族にあたったりすることが多いです。


その後第3段階としては取引

これは具体的には、

いろいろ治療したら変わるんじゃないか

とか

奇跡が起こるんじゃないか。

という希望を持つときです。

しかしその後憂鬱期に入ります。

これは多くがかなりの落ち込みを経験します。


そして最後の5段階に人は死を受容します。


このそれぞれの段階がどのくらい時間がかかるか、などは

その人によって様々です。


そしてケアをする側は、今目の前にいる人がどの状況にあるのかを

見極めることが大変重要です。


今日はここまでです。



この記事を読んでくださった皆様。
何か他の人のサポートをする際ストレスを感じていて、
それを何とかしたいと思っておられませんか?
わたしにお手伝いできることがきっとあります!
是非ボイスマルシェでお話しませんか。
女性限定です。
お待ちしています。




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